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■真夜中の進化論


鉛の靴が脱げなくて
僕は 頭抱えてる
髪の毛すら 落ち着かない
夜は 門番 風は 付き人
言葉なんて 今夜
なんの意味も持っていない

女は 内蔵から進化した
そして昔 僕は 一匹の羊 
指で触ると  
ぶよぶよと醜くて
なんて出来損ないの
人間なんだろう

内蔵が地下室で折れ重なり
びーびー悲鳴をあげている
僕はといえば 鉛の靴が脱げなくて
頭を抱え込んだまま

僕の体内では
羽根を生やした 魂が
血管を 滑走路にして
髭面 道徳めがけ 体当たり

撃ち落とされても
構いはしない
夜露に 濡れれば すぐ息を
吹き返すに 決まってる

地下室に閉じ込められ 内蔵達よ
君達を 救い出してやることは 不可能なのだ

僕は 神々の怒りに触れ 
鉛の靴を 穿かされたのだから




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