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■感傷退屈に 欠伸する髪の毛 サングラスの中には 捨てられた目玉 唇は 昨日から 下を向いたまま 行き場を失った手足達 空中で交差した 歩行感覚 今 ここに居るのは この僕なのだ 肉体から 解放されたのは 夜中の三時のこと 躍動的なのは 欲望だけ 地球を飲み込んでも 満腹にはほど遠い 緊張を忘れた筋肉は 伝えられる感性なんて 持ち合わせていない 支離滅裂な足取りで 僕は 一体 何に向かっているんだろう 信じられるものは 万有引力 捨てることの出来ない 古ぼけた想い出で ポケットは満杯 だらしのない風体を 地上にさらけ出している それでも これは 紛れもない 僕なのだ 
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