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最新の釣行報告 2001.02.03
悔しかった上甑里での結末


上甑島 里 近島

DATE2001.02.03 若潮 満潮 3:00/14:37 波高2.0→1.5m 北東の風
渡  船藤丸(SEAEXPRESS-FUJIMARU) 阿久根午前3時出航 午後1時納竿
渡  礁上甑島 里 近島
同行者夢釣人釣り大会(15名参加)
タックルプレシード1.5号5.3/トーナメントX2500LB
仕掛けミチイトフロート2.5号/ハリス2.5号 /雲水ウキ2B/針カットグレ5号、伊勢尼金6号

ネズミの襲撃
 1月6日以来、「行ける時は行く。」という決意で釣行に臨んできたが、 天候不良で計画は全て流れ。ついにクラブの釣り大会の日を迎えた。
 午前4時。穏やかな波に無事新船SEAEXPRESSは里に着く。次々とクラブ員が 渡礁。私は順番で近島にT永氏、T耕氏とあがる。
 ここは、広い磯で、三人が離れて釣る事に私は船着きに荷物を降ろす。 一人になって、さぁ仮眠でもしようかと、ふと辺りを見渡すとチョロリとネズミが 横切った。「わおっ」なんとネズミはドンゴロスに入れたパン粉まで狙って、大きな 穴を開けていた。これでは寝るどころではない。私は夜明けまでネズミの襲撃に備え、 一睡も出来なかった。
 


アタリもなく睡魔が襲う
 夜明けと共にネズミもいなくなり、いよいよ撒き餌開始。釣り座にはピトンの跡無数。 いきなりドンブカにも見える。
 上甑ブレンドのパン粉多めの撒き餌は静かに沈んでゆく。潮は上々、しかし風が強く かなり釣りに影響しそうな気配だ。
 第一投。餌取りも出ない。水温も低くそうだ。熱帯魚のような餌取りが一匹掛かるが 全く後が続かない。
 なぜか潮に揉まれるのかウキの浮力が合わない。付け替えるがやはりうまくいかない。 恐らく、二枚潮だ。アタリがないのでタナが自然と深くなる。竿一本付近をうろうろと試す。
 しかし、眠い。午前9時に干潮を迎え、10分休憩。


超大物との格闘
 午前9時30分。竿二本先位を流していると、初めてのモアーっとしたアタリ。 始め潮揉まれかと思った程度。軽く合わせると久し振りのゴツンという感覚が手に響く。
 ん?これは大物?
 アワセても魚は動かない。もう一度アワセを入れると、うるさいとでも云わんばかり に走り出した。すごいスピードだ。リールの逆転で音が鳴る。
 久し振りの感覚。これはでかい。間違いなく2キロ、50センチオーバーだ。 そして、この突っ込みは、紛れもなくでかいオナガと実感した。
 リールが巻けない。一定のテンションをかけ、先手を取られないようにリールを巻くが 少し巻くと、その三倍突っ込まれる。相当、糸が出た。
 頭の中で「これは、取れるかもしれない。」「タモに入るか。」「取ったら優勝だ。」 など色々な事が渦巻く。
 20〜30メートル入られているだろう。2分位格闘したが、全く弱らず、浮かない。 しかし、これだけ潜られても瀬切れしないのは、相当の深場なのだ。これは時間さえ掛ければ 取れるかもしれないとの思いが頭をよぎった。
 …思った瞬間、ふっと軽くなる。「バレたあ!」 
 ああ…。ハリスは綺麗なのだが、無惨にもチモトからプッツリ切れている。

ただただ反省
 気を取り直してと思うが、取り直せない程、ショックは強かった。とりあえず、針のサイズ をひとつあげ、撒き餌をしばらく打ち、仕切直す。
 30分後、アタリ。地グロの30センチちょい、560g。大会対象魚は30センチ オーバーなのでクーラーに仕舞うが、やたらと小さく見える。
 その後、全くアタリなし。餌取りすら食わない。結局この日のアタリは僅か二回だったのだ。
 10時から12時までなぜ全くアタリがなかったのか。ハリスも1.7号まで落とした。 答えは出せなかったが考えさせられる苦い悔しい釣りだった。ひたすら反省して、考えよう。
 なお、釣り大会の模様は、夢釣人 釣り大会報告に書いています。


近島は広いので三人ゆっくり
釣果;
クロ 550g1尾


胃袋の中身;
 ……ちょびっと刺身



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