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最新の釣行報告 2001.03.24
上甑に微かな光を見る
〜渋いながらも濃い魚影〜

DATE2001.03.24 大潮 満潮 07:50/19:47 波高1.0m 北東のち南東の風
渡  船藤丸(SEAEXPRESS-FUJIMARU) 阿久根午前3時出航 午後1時納竿
渡  礁上甑島 里 黒神三番
同行者T瀬、T永、T耕、Y田、O本さん(夢釣人)
タックルプレシード1.5号5.3m/競技用1.5号5.3m/リール  トーナメントX2500LB
仕掛けミチイトサスペンド2.5号/ハリス2.5〜2号 /ウキ 雲水ウキB/2B/針 伊勢尼金6号


クロカミ二番半
情報に一喜一憂
 釣れない日々が続き、不安になっていた。上甑への釣行を決め 何とかしなくてはと、焦る。午後10時半に集合、藤丸は、阿久根から午前3時に出港する。
 途中、釣具屋で餌を買う際、ちょうと状況を聞いてみる。
 「全然、釣れてないねー。」「えっ!そんなひどいんですか?」 「ああ、昨日なんか誰も釣ってないよ。」ふう。溜息が出てくる。悪い予感が頭を過ぎる。
 波も低く船はスイスイと甑に向かう。わずか、40分。いきなり「Tさん。準備してっ!」
 「おおおお、名礁、黒神だあ。」 黒神は里から一番沖の瀬群で人気が高い。ここにあがればボーズはない?と云われる位の名礁。 一番、二番、二番半、三番、三番半と続くが その中でも名礁、二番半と三番に渡礁。
 我がクラブの会長は、もう二番半に目が眩み、とっととY氏と降りる。 で、残された四人は、三番に降りることに。
夜空の向こう
 波も穏やか。渡礁した時、まず身の安全を喜ぶ。危険な所で釣れても 命を落としてはなんの意味もない。
 海にビールを捧げ腕を頭に、暫く夜空を眺める。満天の星。風も心地よい。 やっぱり甑はよい。多分この自然、都会人では味わえない贅沢。
三番で釣るT永氏

 6時前に空が白む。撒き餌を作り、仕掛けを作る。ウキはB、ここは、朝マズメに オナガが出るところ、ハリスは2.5号をセットした。
 ん?撒き餌もそこそこ、T永氏が電気ウキを投入。「ちよっと、ちゃんと撒き餌しましょうよ。」 と声を掛けた途端、2.5号の竿がぐんにゃりと飴のように曲がっている。
 おおお、と思っているうち、ハリスは虚しく中を舞う。
 「あはは、ハリスが細くないですか?」なんて問うと「い、いや5号使ってたあ。」 「ええっ、それってでかいじゃん。」ああ、残念でした。だからここは怖いのよー。
 焦ってはいけないと、撒き餌をうち、ウキを投入する。 流れが水平右流れで、四人並ぶと10秒も流せない。風もフラフラで釣りづらい。
 一時間で見切りをつけ、とっとと釣り場を変わる。
 と、どうだろう。並んでた3人が立て続けにクロをあげる。 「ありゃりゃ…よ、よかったねー。」また悪い予感が湧いてくる。おまけにT氏達が乗った 二番半もすぐ目前に見えており、竿が立て続けに曲がっている。
 ボウズ。釣れない。引きもしない。…ああ、悪い予感が俺の釣りをさらに ぎこちなくする。
 ええい、もういいよ。なんて、胸のつっかえを外した時、ウキがスーっと引き込まれる。 「ガツン」とアワセがかかる。「おお、なつかしい引きである。」
 真っ青なクロが水面に浮く。大事にタモで掬い、クーラーに入れる。

よし、これでボウズなし
 さすが、上甑、波の振幅が大きい。遠い沖には、本流が川のように流れている。
 磯際には、サラシが立つ。でちょっとサラシを避け、竿二本位を結果 フタヒロ半で食ってきた一尾。見事に上顎に掛かっている。
 「よし、これでボーズはないっ」と懸命に竿を振る。 9時過ぎ、まさに時あいと云わんばかりに沖に向かって潮が流れている。
 みんなも竿が曲がっている。そして、また私にもアタリが…。
実に見事な三番半

 11時になって空も晴れ、潮も止まる。何とか5尾を釣ることが出来た。 しかも、それ以外の餌取りも全くかからず。なんか、さっぱりとした気分である。 それから12時まで竿を出すも、全く反応が無くなり、そこで納竿とした。
 
  まわりの状況
 まだ、みんな一生懸命釣っている。しかし、もう誰もあたらなかった。
 最初、自分だけがボーズで、相当なプレッシャーであせったが、 終わってみると、三番での他の三人は、それぞれ3尾づつ。ん?ごめんね。みんな。
 あの目の色を変えて、二番半に飛び乗ったT氏(夢釣人会長)さえも6尾だったのだ。
 帰りの船で聞くと、船で一番釣れた人が10尾との事。
 なんだ、いい方ジャン。素直に喜ぶ事にしよう。最近、熊本、大分、鹿児島 あまりイイ話は聞いていない。これで充分です。

クロカミ一番

 魚は締めて、クーラーで氷を砕き、海水をなじませつけた。久し振りのクロ大事に いただきましょう。
私の釣果

本日全員ボーズなしっ!

 
釣果; クロ600g〜800g5尾

胃袋の中身;
 クロの刺身とクロの唐揚げ…当然、超、美味かったです。

今回の反省;
 ・やはり潮は大事。流れに逆らってはいけない。
 ・大物があたらなかったのはなぜか。


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