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2002
REPORT

.8

最新の釣行報告 02.01.19
熊本牛深 大島と沖ノ瀬

〜東京BFBさんとのネット・オフ!〜

DATE2002.01.19 小潮 満潮 11:25/23:13 波高1.5m 
天候: 九州付近は上層の気圧の谷が通過するため、北東の風、曇りで昼前所により一時雨、 夜晴れ間が出る。日中の気温は平年前。
行  程午前4時半長陽村出発 午前10時 後浜出港 石鯛丸
行  先熊本牛深 大島ウ瀬、沖ノ瀬ワンド
釣時間午前11時から午後5時半まで
同行者Big Fish Broonzy 氏(東京のNet Friend)
タックルがま磯プレシード 1.5号5.0m/リール トーナメントX2500
仕掛けPEフロート2号/ハリス2.5〜2.0号 /雲水ウキB 針 グレ一番5号,伊勢尼5号,4号



BFBさんは忙しい中、東京から熊本に来てくれました!
写真は阿蘇の宿泊先で雲水ウキを吟味中。


東京より友来たる

 ついにBig Fish Broonzyさんという釣りと音楽の好きなネットの友人が来熊。 忙しいなか、わざわざ熊本まで遊びにきてくれたのだ。有り難いことだ。 BFBさんは、とても趣味が似ている。雲水ウキを通じて知り合いになり、急速に意気投合した。
 来熊は実はかなり前から決まっており、そのスケジュールをどのように組もうかと、 ずっと考えていた。 というのは、せっかく東京からの初めてのお越しにいくら釣り好きとはいえ、 あまり無理な釣行計画を組んでも、という思いと、来る以上、釣れないのも辛い、との 思いからフィールド選びに悩んでいたのだ。
 実は、所属する釣りクラブ「夢釣人」の甑での釣り大会が同日有り、この大会に 同行願おうかとも思った。確かに釣果だけなら甑や大分や長崎の方が堅いだろう。
 しかし、私は、今回是非とも「熊本」を見て欲しかった。 自分の住んでいる熊本の自然を一緒に見て欲しかった。そういう思いで、まず阿蘇の麓に前泊し、 朝早くに牛深へと向かうこととした。
 空港を降り立ったBig Fish Broonzyさんは、予想より大男で、予想どおりの楽しい 気さくな人で、楽しい2日間の小旅行が始まった。

いざ牛深へ

 前日、焼酎を飲み、ギターを弾き歌う。BFBさんは、なかなかギターの 名手でもあった。 翌朝、早く牛深に出発。さんざん飲んだが楽しい酒のお陰で全く二日酔いなどなし。
 愛車は予想以上にスイスイと走り、随分早めに馴染みの釣具屋「岡山釣具」に到着。
 早速、波高や今日の船出しの時間、客数などを聞いた。 少しずく釣れてきた割には、釣り人は以外と少ないようだ。しかし、早い便は 午前1時、3時と出港しており、こんな時間で果たして、磯が空いており、釣れるのか ちょっと不安になる。
 今年初めての石鯛丸D船長に挨拶を入れ、船に乗り込む。見慣れた筈の磯群も 季節や天気、時間によって変化し、いつも表情が違う。
 そして、今日はベタ凪。好天。まず安全。ホッと安心する。 昨日の情報では、「大島廻り」釣れていると聞いていたが、その大島で瀬渡しが始まった。
 だが名前を呼ばれて、見下ろした瀬は、これまであまりいい話を聞かない大島のウ瀬だったのだ。 一瞬、考えたが船長も考えての事だろうと降りることにした。

大島ウ瀬での決断

 BFBさんには沖向きに入って貰い、私は大島本島側を釣ることにした。  しかし、撒き餌をしても餌取りもでない。当然魚も見えない。
 暫く無言で釣る。この朝の緊張感は大好きだ。 頭の中は、これもだめなら、これはどうだ?というような試しが続く。
 BFBさんは、全層沈め釣りで丹念に探っている。 餌取りのベラやハマフエフキと遊んでいると、BFBさんの竿が曲がっている。 貴重な初の1尾。緊張感がほぐれ笑顔が出る。よかった。よかった。 やや小ぶりだが貴重な1尾。自分が釣れたより嬉しい気分だ。


釣れない筈のウ瀬で、小ぶりだがまず1尾をとったBFBさん。

30cmを僅かに切るサイズ。 BFBさんの「リリースしますか?」の一言に、考えたが、 折角の熊本の初めてのクロ、次、型のいいのが出るようにとゲンを担ぐ気持もあって 発言の通り、リリースを願い出た。
 ところが、海に貸しを作った?にもかかわらず、その後、ぴったりアタリは 無くなってしまった。タナをどれだけ深くしても餌もかじられない始末。 無言で集中したが餌取りすら出ない状態となる。
 BFBさんと休憩を取りながら、考えた。牛深は何といっても夕マズメ勝負。 今からのゴールデンタイム、このウ瀬では無理ではないかと思えた。
 思い切って、船に電話。 他の磯の状況を尋ねると「ベタ凪の青空でどこもパッとしない。」との返事。 「なら気分転換に替わるかい?」とD船長。「わはははは。気分転換かぁ。よーし、じゃ替わろう!」 と笑いながら磯替わりを決意した。

沖ノ瀬 ワンド


沖ノ瀬は適度に波がありいい感じだ。

 船は沖ノ瀬へと走る。「マタマタかワンドどっちがよかな?」 うーん。これは、賭けだが、何といっても名礁沖ノ瀬ワンド。今はあまり釣れないらしく 瀬が空いてるが、ここでは何度もいい目にあった。 「よし、ワンドにします!」と決断した。
 釣り場を眺めると大島に比べかなり波立っている。おっ?これは ひょっとすると期待が持てそうだ。残る2時間、緊張が途切れないように 「さあ、今からが勝負ですよ!頑張りましょう!」とBFBさんに声を掛けてスタートした。


回収前のワンド。そして左正面は裏三角だ。

おっ見えたっ!大クロも居る。

 今からが勝負といっても釣り時間も余りない。 チョボチョボと撒き餌を磯際へと打つと早速釣りを開始した。 私は三角向かいに立ち、BFBさんは、右から沈みの際を攻めることに。
 潮は、ゆっくりだが左から右沖へと流れている。このワンドでは 絶好とも云える波が流れているのだ。
 やがて、磯際に何やらクロらしき影が現れるようになる。
 暫くして、私にアタリ。どうにか700gサイズのクロをゲット。 よし、予想通り居たんだとの思いで嬉しくなった。
 私は、魚を釘付けするため、「BFBさーん、撒き餌は手前だけでお願いします。」 と声を掛けた。
 私が続いて小ぶりだが2尾目をゲットすると、間髪をいれずBFBさん、 絶妙の誘いで竿を曲げる。おお、800g位の「牛深標準サイズ」を上げる。
 「うわ〜、よかったですね。熊本のクロ、釣って貰いましたあ! もっと、釣れそうですよ。まだ魚、大物も見えてますよー!」
 またも、BFBさんが竿を曲げた。すっかりリズムを掴んだようだ。 上がってきたのは、本日の最大900g、37cm位のマルマルとしたクロ。これぞ牛深のクロを ゲット。
 素晴らしい事です。いゃー、よかった、よかった。

あまり釣れていない牛深でこちらの標準サイズをゲット。
お見事です。BFBさん。


 これはまだまだ釣れるぞと興奮した。 さらに、ちらちらと型の良いクロも見える。
 立て続けに、BFBさんまたも竿を曲げる。やっと浮いてきたのはヘダイ。 ヘダイは牛深名物と云えるほど、多い。
 しかし、潮の流れが無情にも変わり、残念ながら本日の釣果はThe End。 短い時間ではあったが、今回土壇場でドラマを見せてくれた牛深に深く感謝して 5時半、納竿とした。
 まだ今年、30cmオーバーの見れていなかったBFBさんも、きっと満足頂けたでだろう。 (エッ?まだまだ満足出来ないって?勘弁してくださいよ〜。)
 釣れないと云われていたワンドに賭けてよかった。 やっぱり最初のBFBさんのリリースを見た東シナ海の神様がきっとお恵みを 与えてくれたのであろう。深謝します。 なんて大袈裟のようだが、私は心で、本島に頭を下げたのであった(笑)。

またの合流を約束して別れる

 結果を振り返ると、Big Fish Broonzyさんが550、800、900gとクロさん3尾に良型ヘダイ。 私が600、700g程度を2尾。
 殆ど3時から2時間程度の釣り。現在の牛深では上出来です。だって、午前1時から 瀬上がりして釣れない人達も居たのだ。釣った魚は、岡山釣具で釣れなかった人にプレゼント。 なんだか東京の客人が地元の釣師に魚を回すのもなんだか心地良い。
 この日は、牛深の民宿に一泊するため、魚の持ち帰りが更に翌日となるため持ち帰りを断念。
 民宿で更に釣りの話に花が咲いた事は云うまでもない。
 BFBさん、有り難う。楽しかったです。 フミゾさん、トムさん、ゴンさんほかRED ROCK’Sの皆さんによろしく。
 「またお会いしましょう。」固い握手をしてBig Fish Broonzyさんは空港ゲートをくぐっていった。 楽しかったです。


BFBさんと私の釣果!小さいのが私です(笑)。

本日の結果


今回の課題;
・撒き餌を竿出し前にもう少ししていれば食いがもっと続いたのではないか?
・果たしてどんな餌の付け方が正解だったのだろう。
 
釣果;
 クロ2尾(600〜700g)


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