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2002
REPORT

.11

最新の釣行報告 02.02.16
熊本牛深中ノ瀬東のモト瀬

〜どてっ広い磯を独り占め。これってゴージャス?〜

DATE2002.02.16 中潮 満潮 10:16/22:15 波高1m 
天候: 移動性高気圧が東進するため、北東のち南東の風、晴れで夜遅く曇り。日中の気温は 3月上旬並。
行  程午前6時30分出発 午前10時 後浜港 石鯛丸
行  先熊本牛深 中ノ瀬東のモト瀬
釣時間午前12時から午後5時30分まで
同行者N原、K原氏
タックルがま磯プレシード 1.5号5.3m/リール BBXテクニウム3000
仕掛けフロート2.5号/ハリス2.0号(トルネードVS) /プロ山本B 針 グレ一番5号



穏やかな海。釣場から右を見ると沖の瀬が見える。

ゆっくりのんぴりぽかぽか土曜日


 先週の命がけ?の男女群島釣行が終わって、ぽっかり心に穴が開いたような(笑)。
 今週はうってかわってのぽかぽか陽気で波も1m。うずうず、もぞもぞ、これは リハビリに行かない訳にはいかない。 早速、釣友のN原、K原氏と一緒にのんびり朝から起きて、牛深に向かう。
 9時過ぎに取り次ぎの「岡山釣具」に着くと、客が多く既に9時に一便出たという。 10時もいっぱい、12時もいっぱいの客とのこと。
 情報ではあんまり釣れないと聞いていたが、相変わらずお客は多いようだ。 「まあ、釣れなくてもなにか楽しめたらいいですね〜。」 なんて出航地でのんびり顔見知りと話しながら船を待った。


この広い東のモト瀬をまさか独り占めしようとは…

さあ、どの磯にあがろうか


 船はゆっくりと客を降ろしていく。 しかし、どこも小さい「カブリの瀬」。丁度満潮。まだ波が足元を洗う磯に ひとり、ひとりと降りていく。
 「さあ、どこに降りるかな?3人で降りる?」降りる磯がなくなって、D船長は、 船を沖で止め、ぼんやりつぶやく。 「3人で降りるとこなんか、ないでしょ?」僕らは半信半疑に聞いた。 「一人、片足づつなら、乗れるかなあ?」と真顔でD船長。 「わははははは。そらあ、きつかばいっ!」みんなのんびりと笑う。
 まず、N原氏が沖の瀬山口瀬で降りた。 船は中ノ瀬に回る。 「東のモト瀬のとなりはあいとるかなぁ?」「東のモト瀬はあいとるよ。」 「えっ、東のモト瀬が空いてるの??じゃ降りようかな〜?」 「クロはおらんばい。」
「え〜?」いとも簡単に云われた。「でも、いいわ。腕があるから。」 私は笑って答えた。この磯では、いい思いでもある。しかも通常3人で降りる磯だ。
 結果、K原氏も別の磯に降りると云いだし、3人バラバラに降りることに。 ま、いいかあ。今日はベタ凪。一人でのんびり釣ることに。


東のモト瀬のポイント。正面には通称ステージと呼んでいる小さい瀬がある。

まさかのヘダイの入れ食い


牛深は夕マヅメが勝負の筈だが…。

 おにぎりを頬張りながら、ちょぼちょぼ撒き餌をする。 水温が少し下がったのか、餌取りすら見えない。 とても温かい、というより暑くなって、一枚上着を脱いだ。 さあ、いよいよいってみるか!
 第一投。 少しずつだが、ウキは沖へと出ていく。 なにせ釣り場が広いので、右から左へと大きく流せる。
 フタヒロ半から始めるが、すぐにこの棚ではだめだと悟る。
 数投しても全く餌を取られるけはいもない。 しかし、今日はのんびりと棚を下げていく。 餌の付け方を変えてみたりしたが、最終的にタナは竿一本半まで 深くした。 もうこれ以上はしたくない深さだ。 撒き餌をウキを囲むように三点に打つ。道糸のフケをなくし、すーっと張る。
 Bのウキは自然と沖の波には揉まれる。自然とゆっくりと沈むように 調整した。 じんわり沈むウキを眺めていたら、フッと消えた。
 半信半疑でアワセをくれてみる。キーンと竿に乗る。 竿をガンガン叩いてくる。なかなか強烈なアタリ。しかし、浮いてくる魚体は 残念ながら、キラキラしている。牛深名物のヘダイの登場だ。 ここまではヘダイも余裕だった。 しかし、なんとこの後、キロ級からキロオーバーのヘダイ6尾が連続ヒットなのだ。


ヘダイは、まさに牛深名物云っていいほど釣れる。

神様からのお土産?


 さすがに6枚も同じポイントでヘダイが釣れると 魚あしらいの練習には随分なったが、少々いやになった。 後半のへダイは、海にお帰り頂き、ポイントを変えた。
 左に溜まる潮で釣っていたポイントを止め、中央から 右沖に出る潮を釣ることにした。
 実は右側には、直ぐ先に小さい瀬があって、そこには 二人釣師がいた。従って、ちょいと遠慮していたのだが… 二人も、沖目を釣っていたので、少々責めてみることにした。
 すると、いきなり道糸がシューっと出た。 慌てて、大袈裟に竿を立てる。ドーンと当たる。 最初の突っ込みに耐えると、後は軽く浮いてくる。 神の恵みか。綺麗な良型の真鯛ゲット!!


800g位の真鯛はまずとても綺麗だ。しばし見とれる。


 しかし、午後4時を向かえ、まったくアタリがなくなる。 ついに、最後は手前潮になる。午後5時余裕を持って納竿とした。
 今日は、クロは釣れなかったけど、結構練習にはなりました。 しかも、全くバラシ無しも気分がいい。
 船に上がるとD船長が何やらにやつきながら聞いてきた。
「どがんだったぁ?」
「はは。やっぱ船長の云ったとおり。クロはおらんかったよ。」
「そがんだろ?だけんゆうたったい(笑)」
 
 結果、山口瀬に降りたN原氏は、こぶりだが2尾。K原氏は 残念ながら平瀬のカブリでクロは釣っていなかった。
 同じ磯でもかなり違うが中ノ瀬のウ瀬が本日の大物賞。 1.7Kgを頭にキロオーバー多数釣れていた。しかし、全体的には アタリは少ないように思う。

 

本日の結果


牛深は夕マヅメが勝負の筈だが…しばし沖の瀬に沈む空を眺める。
 
今回の課題;
・クロが食わない時の手段、引き出しを増やしたい。

 
釣果;
 ヘダイ6尾(800g〜1400g),真鯛1尾(800g)


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