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DATE |
2002.05.03 中潮 満潮 00:28/11:10頃 波高1.5→2.0m
前線を伴った低気圧が近づいてくるため、南東のち南の風、曇りのち雨。日中の気温は5月下旬並。
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行 程 | 午前4時 串木野港 すばるエキスプレス |
渡礁瀬 | 鹿児島中甑 立神 |
釣時間 | 午前7時から午後1時まで |
同行者 | K内、T瀬氏 |
タックル | がま磯プレシード 1.5号5.3m/リール BBXテクニウム3000
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仕掛け | PEフロート2.5号/ハリス2.0〜1.5号
/ 釣り研冠付ウキB 雲水2B グレ一番5号,伊勢尼5号 |
帰港したすばるエキスプレス。近くエンジン載せ替え予定。
およそ1月半振りの釣行
浮き世の仕事を蹴っ飛ばし、なんとか釣りに行ける状況を作る事ができた。
「仕掛けってどーすんだったっけ?」みたいなバカも心なしか声も上擦ってしまう。
今週から中甑三連戦を計画した。この計画では、次週、北九州からネットリンククラブ
「釣山櫻」が鹿児島制覇?に、そしてさらに翌週は、私のクラブ「夢釣人」の釣り大会が開かれるとあって
それでは、下見にと、K内さんとT瀬さんと串木野を目指した。
すばるエキスプレスは、全くのローリングもなく、順調に中甑に到着、何と西側エリアの奥ダンガイ周辺から瀬渡しを始めた。
由良島、超A、Aスリー…と降りていき、私とK内さんは、立神に。T瀬さんは、一人西崎へと向かう。
立神は、昨年そーいえばakitoooさんと降りた名礁。し、しかしあの時は釣れなかったなぁ〜。
悪いイメージが一瞬浮かぶが、「ええいっ!大丈夫でしょ!」気合いを入れ直した。
本日は何としてもクロの顔を見て、次週、次々週の期待を高めなければならない。
切れたった磯が中甑、瀬瀬の浦辺りの特徴だ。
全誘導で冠付き仕掛け
釣りに行かない間、悶々と考える。用もないのに釣具屋に入り浸る。
何とか全誘導を自分のモノにしようと、今回、愛用の雲水ウキに加え
00から2Bまでの冠付きウキを手に入れていた。
冠付きウキのスムーズな糸の入りと、交換の速さは抜群。今日はじっくり
この仕掛けで試すことに。
さて、既に夜の明けた海。静かな海。見るからに苦戦しそうな海。
とりあえず船着きをポイントに撒き餌を入れる。30分ほど撒く。
しかし、潮は「釣れない」流れ、左から右手前に流れている。
ゆっくりと投入。0のウキを入れてみるが、少し沈みが速いのでBとすぐ交換。
再度、投入。
ウキがスーっと潜る。バシッと合わせるが、残念ながら魚は乗らず。
ふむふむ。何とかなりそうだと高をくくっていた。
一瞬だが、キロオーバーのクロも瀬際に確認した。
しかし、エサをかじられたり、かじられなかったりと時間だけは過ぎていく。
ウキにはその後、アタリもでない。
潮は左から右へ。一時期流れも変わったが…
またも釣れない病
30分もするとクロも全く見えなくなった。
いやなのは、餌取りまでも低層で撒き餌にあまり反応していないことだ。
9時になって、ちょっと休憩を入れた。スーと眠っているとK内さんから
起こされる。
「ほらほら、こんなん釣れましたよ〜。」
おろろ。いい型のフエフキ。
それではと、眠い目をこすり釣り再開。
今回の釣りで全誘導について、ちょっと気づいた事を
書いてみることに。
全誘導に思うこと
○潮が流れている時、足元で深いタナにエサを入れるのは難しい。
○逆に遠いポイントで ソコソコのタナをキープするのは難しい。
○当たり前だが、半誘導と道糸の張り方が反対となり、糸の出過ぎる
ことになる。
うーん。結果、流れがあって足元でソコソコ食うときは、向いてない
仕掛けだと思われる。
まあ、何れにしても本日は探る釣り。しかし、50メートル以上流して
エサが全く取られていないのには、堪らず飯にした。
飯を食ったり寝たりにはいい立髪(笑)。
気分を変えても
ちょっとポイントを変え、ドロンとした溜まりに投入してみる。
手前潮と、沖にほんのり出る潮との合流点に投入撒き餌をかぶせる。
タナが深い。どんどん入れても何も食ってこない。
終いには、こんな熱帯魚が釣れ、ただただ首を捻るばかり。
船から水温は、上がってると聞いた。しかし、帰ってきたエサを触るとひんやり
冷たい。それで、熱帯魚が釣れる?恐らく中層の海水が低温なのだろう。
潮は二枚潮となって、芳しくない。
K内さんは、それでも楽しんで、アジを上げた。自分と来たら、オジサン、熱帯魚
そして最後のガラカブ(カサゴ)で力尽きて、納竿とした。
「ひょっとして、三連続ボーズ?」などという、挑戦的な質問には、お答えできません。
悪い話の最後にいい話
船に上がると、残念ながらT瀬さんも釣れていなかった。
しかし、そんななかにも場所によっては釣れている人達もいた。
そして、なんと云っても20尾位釣っていた連中もいたのだが、その連中は
瀬泊まりの連中だったのだ。話では「下げ潮で食った」とのこと。
本日は、上げ潮片潮のみの釣りであったが、もともと中甑は下げ潮に部がある。
全然悲観的ではない。きっと来週は、釣れると思う。
しかも、釣れなかった以外は、ついている?!船から下りて、道具を車に乗せたら
大雨、熊本に帰ってきて、道具を降ろすときは、何と晴れ。
釣り中も、道具も全く雨に打たれる事は無かったのだ。
そして今月は、串木野釣りきちの釣り大会。是非、来週こそ、大物をゲットしてエントリーしてやるっ!
釣りきちは大会の時期検量で賑わう。
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