メニューが表示されていない場合は、動作環境が対象になっているブラウザでJavaScriptをオンにする必要があります。 メニューが表示されない場合は、下の○ボタンでフレームメニューでご覧下さい。



menu OnOff?
2002
REPORT

.18

最新の釣行報告 02.06.02
熊本牛深沖の瀬マタマタ

〜ホームでのんびりと〜

DATE 2002.06.02 小潮 満潮 01:01/12:08 波高1m 
移動性高気圧に覆われる。晴れで山沿いで昼過ぎから一時曇り。 日中の気温は7月並で暑い。
行  程午前10時 後浜 石鯛丸
渡礁瀬熊本牛深 沖の瀬マタマタ
釣時間午前11時から午後6時まで
同行者K原さん
タックルがま磯競技用1.75号5.3m/リール BBXテクニウム3000
仕掛けPEフロート2.5号/ハリス2.5〜2.0号 /冠付き全層 山本ウキB・ 半誘導・全遊導仕掛・くわせグレ6号



 牛深もついに、4月から「瀬割り」が実施された。参加したのは、牛深の沖磯 を中心に渡す石鯛丸、初丸、はいや丸の三隻。
 ざっと@大島、片島A中ノ瀬B沖の瀬に分けられ、@ABを三隻が日交代となる。 カブリなど、終日当番瀬も有り、どうしても乗れない瀬も有るが、満潮直後危険を 侵して瀬取りをする程でもなくなった。
 また、1番船も土日で午前4時出航となり、瀬の上で寒い夜を過ごさなくてもよくなったのだ。


瀬割り後の牛深。初見参!

 そんな訳で、午前10時の出発に客が4名、30分遅れて来るも余裕。船長曰く。 「いやー、慌てて行かなくても、瀬は、空いとるばい。」 そうか。それが瀬割りのよいところ。しかし、はやく磯に立ちたいものだ。
 殆ど波のない海面を船は駆け抜けるように進み、あっという間に沖の瀬に。 「Fさん、マタマタ降りる?」 私は、同行のK原さんと顔を見合わせる。お互い頷く。
 個人的にはマタマタは、あまりいい思いはないが、結構人気の瀬。 比較的釣果の出ているところだ。しかし、名前の通り、磯の足場は三角形になっており あまり釣りやすいポイントではない。
 それでも、渡礁して撒き餌を開始した、12時近く。 正面の「表三角」に渡礁している客の竿がグンニャリ曲がっている。 自ずと、意気込みも高まるというものだ。
 ウキを入れる。潮は絶妙に、沖に向かって出ている。 適度に餌取りもおり、その下の方には、クロではないが、何やら ソコソコのサイズの魚がチラチラと見え隠れする。


近年人気の高い沖の瀬山口瀬。

絶好の潮から最悪の潮に?!

 潮は、釣れる潮と見た。何度流しても、エサは取られ、ウキに反応ないものの この潮なら、夕マズメなら釣れると感じていた。
 磯際には、根が張りだしており、出来ることなら、瀬際ではなく 竿一本以上先のポイントでかけたいものだと、考えながら流すが、全くアタリはでない。 時折、小魚の磯際でのベイトがあったかと思うと、青物がスーッと回遊してくる。 我慢を切らして、トップウォーター系のルアーをちょいと振ってみるが、 こちらには、全く寄ってこない。すぐに浮気も止め、半誘導に替え、全遊導も試すことに。
 突然、イサキが掛かる。そこそこのサイズで、さっさとクーラーに 収めていると、早速K原氏もイサキを釣り上げていた。
 「こりゃあ、イサキの入れ食いになりますよ!」K原氏は、期待に胸を 膨らませている。
 しかし、期待もそこまでだったのだ。 なぜか、突然、波が騒ぎ出したかと思うと、いきなり潮の流れは、逆に向いたのだ。 しかも、若干手前に寄ってくる。 たった、一分で一気にダメ潮に変化したのだ。
本日の沖の瀬に荒々しさは感じられない。



パン粉の驚異

 時間は、三時を回っていた。 オキアミのエサでは、反応もなくエサを取られる。 それで、こぶし大のパン粉を握り、パン粉をツケエにしてみた。
 いきなりK原氏の竿が曲がる。必死に耐えるも 瀬際での痛恨のバラシ。
 おおお。パン粉でもいけるんだ。 早速私も試してみるが パン粉の重みでなじみとともにウキは、スーッと沈んでいく。 じっと、見つめていく。 すると、フッとウキが消えた。と、同時に道糸がスルスルと出る。
 慌てて、合わせると、竿はガンッと弓なり。 やっとの思いで捕れるところに誘導したが、しかし、たった数秒で、 テンションは軽くなった。6号のハリは、曲がって、しかも折れていた。
 なんと、気を抜いた訳ではないのだが、結果、K原氏が3回瀬ズレのバラシ。 私が、2度の針ハズレ、針折れのバラシ。全てパン粉によるものだった。 なんとも歯がゆい釣りだった。 パン粉釣法は、結構難しい。
 @まず、飛ばない Aウキ調整が解らない Bアタリのタイミングが つかみにくい Cツケエの大きさ、練り具合か難しい などが、上げられる。
 結構、練習の必要な釣りだと感じる。    

潮の変化と共にK原氏もポイントを替えてみた。手前は脚立に乗った私のクーラー。



これからの牛深に期待

 夕マズメまで粘ったが、残念ながら二人ともクロの顔を見ることは出来ず。 期待は梅雨グロ。そしてミロクガニへと思いは駆けめぐる。
 特にミロクガニには例年、大物が出る。 よし、次回は、カニで勝負だあ!


マタマタのマタと西のハナレ。右は表三角。

今回の反省点

・餌取りを避けての釣り。
・パン粉釣法をもう少しモノにしたい。
 
釣果;
 イサキ,カワハギ,なんとオマケでイシガキ鯛を船長から貰う。


前の釣行記を見る



フレームページになります。