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| 2003 REPORT .01 |
鹿児島中甑東側 ミタレの平瀬 〜2003年の新春釣初め。ボーズだけは逃れたいよ〜 |
新年釣り初め。いざ出陣
年末は散々の連続ボーズ。２００３年の初釣りがボーズの訳にはいかない。 などと心に秘めて、迎えに来てくれたＫ内さんの車に乗り込むが、予報では雨とのこと。 案の定串木野に着く頃には、ぽつぽつと雨が降ってきた。 また、辛いスタートの予感。 午前６時、Ｋ内さんのお陰で、宣言通りのミタレの平瀬にＫ原さんと渡礁。 Ｋ内さんとＴ永さんは、その後マンジュウに降りたらしい。 雨がシンシンと降っている。一息つくわけにもいかず、早速撒き餌作り。 そして、仕掛け。とりあえずＧ３のウキをセット。撒き餌を打ち、ウキの視認が出来るようになって 釣り開始。 私は、船着き（左端）を、Ｋ原氏は、右端に釣り座を構えた。 船着きは、ドロリとした潮で、上潮は、右の突きだした瀬にぶつかった波がよろよろと左に流れている。 後で感じたが、下潮は、ゆったりと沖に向いていたようだ。 今年初めての青井瞳ちゃんは…？！ 瀬際から投入を繰り返すが、例によって餌も取られない。Ｋ原氏も右側で反応がないようだ。 そのうち、イズスミがヒット。アタリがあるだけでもやる気が持続する。 午前９時頃、やっと動きが出る。
Ｋ原氏が竿を曲げた。立派なクロである。 すかさず、私の竿も曲がった。かなり距離は離れているし、磯の条件も異なるのに、魚の食い気が出るのは 同じようだ。そこそこのクロである。やっと辛いボーズロードから解放された嬉しさに思わず笑顔が出た。 早速、締めてクーラーに入れて、撒き餌を打ち返し投入。 速いテンポで、Ｋ原氏か２尾目をとった。続けて３尾。私も標準型を一尾を追加した。 しかし、私の方は、ここまで。さらにＫ原氏は、キロオーバーを追加している。 しかし、ちょっとテンポは落ちたようだ。 私の方は、何処をどう流しても、アタリが出ない。餌も取られなくなった。やはり満潮になって潮が動かなくなった せいだろうか。 それでもＫ原氏は、１尾追加。全くアタリの出ない左側を諦め、私も右端に入れて貰う。 しかし、釣れず。なんとなく迷路の中に入り込んだ気分となる。こうなってくると、自分の釣りそのものが 怪しく思えてくる。自信が持てなくなる。 雨の中で釣りの拙技を実感
しかも降り続く雨に糸の操作もままならない。再度、右のポイントに戻って、撒き餌からやりなおす。 しかし、何処に投げてもウスバハギが群をなして、追いかけてくる。唯一、瀬際には寄らないので ウキをＢに変更し、ハリスにガン玉を打ち、丹念に磯際を攻めてみる。 数度、アタリは出たものの、針掛かりはしなかった。 一瞬ではあったが、沖に潮目か、カモメが随分降りてきた。遠投に切り替えて狙ってみたが、これまた アタリは出ない。今回、ツケエにオキアミだけでなく、エビのムキミも使ってみたが、餌はとられるものの やはりアタリは出なかった。 ついに納竿。何となく魚は居そうなのに２尾で終わった。ボーズ地獄から逃れたのは有り難かったが、 なんとなく消化不良。釣りは、条件によってうまくいく時といかない時があるが、今回の釣行で、 自分の釣りの不十分さを実感した。釣れないあまり大胆さを無くしていたようだ。 もう一度原点に戻り、自分の釣りそのものを見直したい。そんな気持にさせてくれた貴重な釣り初めと なった。 こ、今年こそ〜！ 帰りの船に乗ると、全般的には不調のなか、我らメンバーは全員釣っていた。 Ｋ内さんは、納竿寸前１２時半、土壇場で２キロオーバーの本人記録魚をゲット。幸先のよいスタートとなった。 やはり釣りは最後まで諦めてはいけない。 今年は、挑戦・大胆・ねばりを信条の釣道を目指したいものだと帰りの船で誓った。
今回のお勉強 ・全く自分の下手さ加減を実感。考え過ぎか。 ・これまで釣ってきた仕掛けに自信を持て。 釣果； 750〜800gのクロ２尾 
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