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2003
REPORT

.03


最新の釣行報告 2003年1月25日
鹿児島上甑里 沖の瀬水道(クラブ釣り大会)
 いよいよクラブの釣り大会。今年こそはと思いつつ、なかなか釣れません。今回は上甑 でチャレンジャー!

DATE 2003.01.25 小潮 満潮 0:20/12:40前後 波高2m
天候: 移動性高気圧に覆われ、北東の風。日中の気温は平年よりやや高い
行  程 PM09:30 熊本出発 PM3:00 阿久根旧港 藤丸シー・エクスプレス
PM4:00 上甑里到着。 黒神から渡礁が始まり、沖の瀬、双子島と続く。私は沖の島の水道側に渡礁。
同行者夢釣人釣り大会9名参加。私はE崎氏と渡礁
タックルDAIWAメガドライ1.7号,BBXテクニウム3000
仕掛け昼:フロート2.5号/ハリス4〜3号ウキ3B〜B 針 あわせちゃだメジナ7号,グレ一番6号



瀬渡しは、黒神、沖の瀬、双子と続く。左は双子島。右は沖の瀬コゴ島。コゴ島と云えば かの四国の名人、山本プロが最近60オーバーをひきずり出したところ。

夢釣人釣大会何とか実施

 会長が都合が悪くなり、幹事が出場不可となり、もう大会延期しかないかと思ったが、 K原氏が快く幹事を引き受けてくれて、何とか実施にこぎ着けた釣り大会。 2003年の初の大会は、そのフィールドに上甑が選ばれた。昨年末もそうだったが、このところ 上甑では、あまり芳しくない。 しかし、今年は、「名人位」がかかっている。なんとかしたいものだと思いながら 今年、同じく名人をかけているM崎氏とスタート、そして大会二回目のM島さんと合流して 一路、阿久根へ。
 出港の3時までは随分ある。しばし仮眠。そのうち他の客も集まり、約20名位で出港。 40分位でエンジンがスローとなり、船長からクラブの名前が呼ばれた。よし、黒神スタートだ。
 まず三番に3人とのことでN兄弟とS藤氏が降りる。次は、いよいよ二番半かと思っていると いきなり他客が順番を無視して、無理矢理甲板に。仕方なく譲ることに。しかし、船の中での最低限の ルールは守りたいものだ。因みに帰りに見てみるとこの割り込み客は、あの二番半で殆ど釣れてなかった。
 私とE崎さんは、沖の島、船長はしばらくスベリで考えていたが、迷った末水道に我々を降ろす。 さあ、いよいよ釣り大会の開始だ。


大物狙いのE崎さん。アウトドア歴は素晴らしく、目下山での猟に毎週通う。

夜明け前

 まず釣り座の確保。ここは、大物狙いのE崎さん、船着きから攻めることに。 私は、特に夜の用意はしていなかったので、水道に道具を運ぶ。 しかし、藤丸のアドバイスも面白い。この日は父親が船長、息子がポーターを務めたが 息子は、「船着きを」といい、船長は「水道を」言い残して、磯を離れていった(笑)。
 さて、まだ午前4時。夜釣りの準備なんてしていなかった私は、仕方なく ガサゴソ、釣具を探すと、何とかBの電気ウキが有ったので、これをセット。 水道は流れがきつく、とても瀬際狙いなど出来そうになく、思い切って流してみることに。 しかし、反応もなく夜明けが近くなる。残念ながらヒラマサ竿まてぜ準備したE崎さんにも 反応は無かったようだ。


最初に降りたかも知れないスベリ。実はこっちの方がいい思いをしているが。

ひょっとして、いいのかあ?!

 さあ、夜が明けた。 私は、何とか今回優勝を狙って、最低バラシだけはないようにと、4号ハリスをセット。 夜釣りの延長で暫く釣ることに。
 潮は、ゆっくり左沖に向くが、殆ど流れない。 仕掛けは、Bのウキ、ウキ下、2ヒロから始めた。暫く、撒き餌の状態を確認したが 残念ながらクロの姿は見えない。 振込開始。反応がないまま30分が過ぎた頃、流れがほんのり右向きに変わる。 ウキはぼんやり流れに乗り、じんわりと潮に飲まれる。 ウキが視認できなくなって、暫くしたかと思ったら、突然、ミチイトがシュ〜っと出た。 反射的にアワセて、元気のいい800g位のクロをゲット。何とか大会検量の参加権を得た。
 その後も飽きない程度に同じパターンで2尾追加。9時位までに同型3尾をゲット。 「これはいいかなあ〜」と思っていた。船着きを狙っていたE崎さんには、残念ながらそれらしきアタリが 無いようだ。
 「是非こちらに。」と誘ったが、一挙に海の様子が変化した。 一挙に、右流れの激流に変化。しかも水温の低下が確認された。足元には、急にサバゴの大群が 湧いた。 すっかり餌も取られなくなった。激流の中を150m近く流す。時折、ほんの少しだけかじられた 感じもあるが、僅かな反応すらない。
 激流のため、ウキを3Bに変更、タナ2ヒロから竿2本まで、納竿まで果敢にも激流となった 水道を攻めるが、残念ながら一度のアタリもなく幕を閉じる結果となった。

大会の結果

 船に上がると船長が「Fさん、どうだったね。」と聞かれる。「ん、三尾です。」 「たったね?あそこは、この前は釣れたつよ〜」「あっ。そう!」 先日が釣れたから、今日が釣れるとは限らないが、船長もスベリと水道を真剣に悩んでくれた。 有り難うございました
 さて、この日の大物はさすがの黒神。黒神に乗った3名が優勝、準優勝、三位をかっさらう。 優勝のN島氏、大会では初となる49cm2.2kgの立派なジグロ。本人曰く、「いや〜、もっとでかいのが 掛かったのですが、2回バラしました〜」誠に羨ましい。


立派な2kgオーバーの優勝魚。そして記念撮影。

氏名 長寸 渡礁瀬 備考
N島兄 49.0cm 黒神三番 2.2kg5尾 優勝
N島弟  ?cm 黒神三番 三位5尾  
S藤 4?cm 黒神三番 5尾 準優勝
F澤 34cm 沖の瀬水道 3尾  
E崎 - 沖の瀬水道    
N原 - 沖の瀬    
M島 33cm 沖の瀬    
K原 3?cm 双子島 4尾  
M崎 3?cm  双子島 3尾  
 

本日の結果


今回の課題;
初めてインターラインを試す。相変わらずパッとしない。上甑は手強い。
優勝がまた遠のく。名人はまだ見えない。
 
釣果;
結果、クロ700〜800g3尾
 

刺身に飽きた時でも、クロ丼は食欲をそそります。

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