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2003
REPORT

.9

最新の釣行報告 2003.5.17
鹿児島中甑島 中島

〜夢釣人釣り大会〜

DATE 2003.5.17 大潮 満潮 08:00/21:10頃 波高1.5m 
上層の気圧の谷が九州南を通過。東のち北東の風。曇り。
行  程午前3時 牛深後浜 クィーンパートナー号→せいかい2乗換
渡礁瀬鹿児島中甑西側
釣時間午前6時から午後2時半まで
同行者M崎さん(雲水ウキ製作者)夢釣人釣大会参加者10名
タックルがま磯競技用1.75号5.3m/リールBBXテクニウム3000
仕掛け ミチイト2.5号 /ハリス3.0〜2.5号/ウキ 山本ウキB半誘導・タナプロG3・釣り研レーダーソナー/ 針 一発グレ5号、オキアミ専用5号


夢釣人釣り大会(第2回)


クイーンパートナー号/お陰で甑が近くなった。

 今年2回目となるクラブの釣り大会。今年は3回大会が組まれていたが、3月予 定の 宇治大会が中止となり、これが最後の大会となる。 今年は、私にとっては、クラブの一応の最高位である名人位がかかった年で、 何とかしなくてはいけない大会、是非ともそれなりの実績を残したい大会であっ た。 午後11時に集合した参加者は10名。渋滞もなく午前3時には予定通り、牛深 深川釣具の クイーンパートナー号に乗り込み、中甑港で地元せいかい2号に乗り継ぎ、早速 上甑西側を 目指す。私とパートナーのM崎さんは、一番くじを引いたので、名礁境瀬あたり かと船首で 待ち構えたが、上甑の近くまで行くと既に瀬付け中の先客有り。 すぐさま、中甑側に引き返す羽目に。何となく、ガッカリ感が船中に広がる。

中甑 中之島


中甑に掛かる橋。とても象徴的。何とバスも通っているので驚き。

 船は、上甑を丁度目前に中甑の中央に位置する島中の島の先端に瀬付け開始。 ここは、前回、イサキをクーラー一杯釣っていた瀬という記憶が有る。クロは、パッと しないかもしれないが、イサキならという希望はあった。
 とりあえず、パン粉主体の撒き餌を打ちながらの朝飯。 ポイントは、とりあえず船着きがいいと思われ、A点にて二人で釣りを開始するが 餌取られはあるもののさっぱりアタリはない。
 徐々に潮が満ちてきて、このポイントは二人で釣りづらいので、私はここを諦めて B点を釣ってみることに。 しかし、B点では撒き餌を打っても餌取りすら浮かない状況だった。 9時を過ぎた頃、A点でM崎さん、小ぶりながらキープサイズのクロを上げる。 さらにカスミアジ?も釣れた。それを尻目にB点で暫く粘るが、 私には、ブダイ、オジサン…。 やがて、潮止まり、下げが入ると同時に早い手前潮となり、再び、A点に戻り観音釣りを させて貰う。

見えるクロは…


 しかし、これと云ったアタリはないまま、時間だけが過ぎていく。 私は、半誘導仕掛けを諦め、タナプロG2に000のウキをセット。手前に撒き餌を素早く打ち 沖目をゆったりと流し込んでみる戦法に切り替えてみた。 久し振りにスッとタナプロの消えるアタリ。
 思いあまって?ガンとあわせるが、殆ど瞬時にミチイトから飛んでしまう。 一瞬ではあるが手応えが有っただけに、ミチイト高切れは、痛い。ミチイトは新品であったが 特にハリス直結の場合、あまり強烈なアワセは御法度である。 オマケに沖狙い。タナプロは沖を流れ、当然000のウキなんて浮いてもこない。
 気を取り直して、釣研のレーダーソナーで流すが、アタリは出ない。 潮が少し緩んだので、移り気な私は、再びB点を流してみる。またもブダイ。 釣れないままやがて昼を迎えた。心の中はやや諦めムードとなるが、 納竿は、2時半。まだまだチャンスは有るはずだ。
 潮が引き、沈みとなっていたC点にM崎さんがポイントを変えた。 何かしら、ぶっといアタリに二連続でバラシ。興奮している。
 私は、再びA点に戻ると、かなり潮が引き、磯から見下ろしになっている。 撒き餌をチョボチョボ撒くと、なんと足元にクロ数尾が見えるのだ。 しかし、何故か撒き餌とは、必ず離れた場所におり、横の動きしか見せていない。 悠然とセビレを動かしているクロは海中でもとても綺麗だ。
 私は、なんとかこれを釣りたいと狙うが、全く反応しない。今にして思うと、かなりの透明度。 もっと大胆に例えばハリスウキのみでとか、試して見ればよかったと思うが 残念ながら、クロのアタリには巡り会えず。バリを釣り上げてほぼ納竿時間となる。 一時間ほどタナを深くして、イサキも狙ってみたが残念ながらイサキにも会えず仕舞い。 お持ち帰りなしの寂しい結果となった。
右の写真は、A点から沖向きの眺め。潮が引けば見下ろしとなり釣りやすい。


中之島にて

左からC点、B点。中之島の地層は、とても綺麗でコダイのロマンを感じさせる。

 

釣り大会の行方は…

 この日は釣り大会の会員は8名のみと、少なかったが、釣果の方も あまりぱっとせず。
  結果は、5尾を釣ったT永さんの優勝。記録は36センチ前後であった。 準優勝は、1センチ違いでT瀬会長。私を含めてボーズが半数であった。
  帰りに深川釣具で釣研の高園満氏を発見!厚かましく声をかけると 気のいい方で、こちらの記念撮影に気軽に応じてくれた。 そして帰りしなには「磯で会いましょう。」と声をかけてくれた。 高園満氏。大変いい方でした。
  それにしてもなかなかいい釣りをさせてもらえない。ストレスの残る釣りだった。 また来週と心に誓う。
雲水ウキ製作者M崎さん。見事に1尾キープ。なぜか納竿までヘッドランプ(笑)


今回のお勉強


・もっと大胆な発想を。ウキを外す位の釣りを試すべし。
・研究を怠るな。
釣果;
 完全ボーズ


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