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| 2003 REPORT .14 |
熊本牛深 小ガン瀬
今シーズンの試運転気分 連日の残業続きで、私の釣りの虫が騒いでいた。身近に私の虫に食いついてくる コッパグロのような男はおらず、どうしたものかと思案していたが、「絶対に断 らない男」と明言？したネット釣友のｋｅさんをちょっとあおってみたら、早速 針がかり(笑)。全く、こちらの都合にあわせてもらう形で、牛深釣行と相成った。 まだ時期的に試運転。お昼の瀬渡しを希望したが、石鯛丸のＤ船長、孫の運動会 ということで、午前８時の出航に。 道中、ｋｅさん曰く。「私、パトカー見ると釣れるんですよね。今日は見たから 絶対釣れます。」私「そうですね。バリなら釣れます。」などと四方山話をしな がら、早めに取次ぎの岡山釣具に到着。 状況を尋ねるが、ガン瀬でボチボチとのこと。沖磯は、時期的にエサトリが多く て、まだ釣れていないらしい。「今日はガン瀬の入れ替えで乗れるよ。」とのこ と。個人的にはガン瀬は、好きではないが、ｋｅさんは、とても期待している。 波は、穏やか。天気もほぼ快晴。船は快調に飛ばし、小ガン瀬に渡礁。私は、船 付きを、ｋｅさんは、狙いの水道ポイントを攻める事に。
大ガン瀬で高所恐怖に遭い、いつもお断りしていた。しかし小ガン瀬は、安全。 オオボケ野郎 しかし、私はオオボケ野郎だ。なんと、ツケエを持ってきていなかった。（店で 買ったが、忘れていた。）ｋｅさんから少し貰い、マキエのなかのオキアミを拾 いほそぼそと釣り開始。何となくアタリは、出る。暫くして、ｋｅさんが竿を曲げる。２０センチ程度の ミニイサキをゲット。 その後、暫くミニイサキの入れ食いとなる。１０尾以上釣ったところで、ｋｅさ ん、さすがに飽きてポイント変更。ガン瀬のカブリ向きを攻める事に。ここは本 日船長のおすすめポイントだが…。 あまりアタリは出ないようだ。そのうち、私が足の裏サイズのクロをゲット。小 さいながらも久し振りに見たクロは、何だか旧友に逢った気分でいとおしい。 暫くして、そこそこの型かと思うアタリが…しかし、バリ。また、その後、同型 の足の裏クロやカワハギ数尾を追加。単発のアタリで、時期のはしりのオナガの ようだ。 ｋｅさんを呼び、同じポイントを攻める事に。ｋｅさんもバラシも有ったり、バ リゲットはあったものの、暫くアタリが遠のいていたようだ。 午後となり、何となく反応が無くなった。暫くヘソテンすることに。実は、私は 船を降りるとき、ギックリ腰となり、苦痛が続いていた。ｋｅさんは、全く眠っ ていないとの事で。仮眠。私は痛みを押さえるべく、しばし休憩。強い紫外線を 避け岩陰で静かな時が流れる。 さあ、午後２時、再び釣り開始。私の忘れたツケエを船長が届けてくれる。釣具 店にも船にも大変、迷惑かけました。しかし、あまり状況は、パッとしないが…。
ミニイサキ入れ食いとなったポイント。正面のカブリとの水道を攻める…。 ゴールデンタイム到来 「さあ、３時からが牛深のゴールデンタイムですよ」私は、ｋｅさんに声を掛け 、集中力を高める。 ｋｅさんは、最初の水道ポイントに移動。実は、この判断がよかったのだ。他で は、殆ど反応は出なかったが、水道ポイントでは、一投ごとに、アタリ。ただし 、午前のミニイサキだが。ポイントは島で日陰にもなり、魚は活性しているよう だ。それならばと、私も同じポイントに立たせて貰う。暫く、交互に竿を曲げる。ああ、これで終わりか…まあ、美味しいお土産は出来 たかななどとぼんやり思っていたら、ｋｅさんに明らかに違うアタリが…！ １．７号のグレスペが大きく曲がっている。「こ、こりゃーイサキじゃないっす ！」「慎重にね」と声をかける。暫くしてきたのは、この時期には立派なキロオ ーバーのオナガ！「いや〜牛深には愛が有りますね！今日は、満足して帰れます 。」とｋｅさん慢心の笑み。 残念ながら、私には女神が微笑まなかったが、一緒に誘ってよかったと思った。 楽しい釣りで帰りもスイスイ。ｋｅさん、またご一緒しましょう！今度は私が愛 を貰いますよ〜。
この時期４３ｃｍは立派。「牛深には愛が有りますね」と喜ぶkeさん。 本日の結果 今回の課題； ポイントの研究不足。 仕掛けの工夫を怠っていないか。 釣果；クロ足裏２尾，ミニイサキ２０尾， カワハギ３尾，バリ４尾 
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