最新の釣行報告 2003年12月13日
鹿児島上甑 近島
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DATE |
2003.12.13 中潮 満潮 10:38/21:53前後 波高2.5m
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行 程 |
PM10:30 熊本出発 AM3:00 阿久根 藤丸にて PM1:00納竿
PM6:00帰宅
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同行者 | muchojinさん,N原さん |
渡 礁 | 近島 エボシの隣の瀬 |
タックル | がまかつグレスペ競技1.75号,BBXテクニウム3000 |
仕掛け | ミチイト磯技2.5号/ハリストルネード2.5〜2.0号 ウキG3 針 グレ一番5号 |
半年振りのクロ釣り
本当に久し振りのクロ釣りを迎えた。最近はすっかり「嵐を呼ぶ男」として、定評があり、今回もご多分に漏れず、久し振りの夢釣人3人で港に着いた時には、とても出航出来ない程の風が吹いていて、てっきり欠航かと思うほどだった。それでも何とか客が集まり、船は無事出港。しかし、かなりの時化に、何とmucojinさんが、船酔いで音をあげるほど。
それでも無事、3人で近島に渡礁。あまりの風のため、じっと夜明けを待ち、7時過ぎての釣り開始とした。空はどんよりと曇り、風さえなければ、適度なうねりで絶好の釣り日和と思えるのだが…。
近島本島に見える瀬はエボシ。鳥が空を回っている。
迷いあぐねた末、仕掛けは、まずハリスを5ヒロ取り、ハリスにウキ止め、タナプロ、マイナスウキを
セットした。後で確認すると、なんとmuchojin氏と仕掛けは同一なので笑えた。N原氏も二段仕掛けの全遊動で攻めているようだ。
アミパン粉撒き餌敢行!
さらに、今回は、以前からakitoooさんに紹介されていた、マキエを実践してみた。オキアミや集魚材を足さず、アミ4角と後はパン粉のみのマキエだ。マキエに小さなエサトリが浮いているようだが…クロの集魚効果は如何なものだろうか。
ポイントは、私が、波をカブリそうなので限られた時間、船着きを攻め、N原氏は、そのすぐ上、muchojin氏は、一人離れて、別ポイントを攻めることに。何れにしても風が強く、釣り易いポイントはない。
muchojin会長のポイントは船長のお薦めだ。そして45オーバーを仕留める。
そのうち、遠くでmuchojin氏が竿を曲げている。なかなかの型のようだ。竿を持つ手に思わず力が入るが、アタリと言える状態はない。やっと、足元でそれらしいアタリがあり、アワセを入れるが、足裏サイズのクロ。それでもしばし見つめ、「お父ちゃん連れて来て」とリリース。
またもmuchojinさんの竿が曲がっているようだ。ぼっと見つめているとN原氏にも待望の1尾が!キロ近くのクロ。N原氏は事情により実に二年振りのクロとの再会。よかった。…などと悠長に構えているが、少々あせりも。
しばし感動のひととき
波も立ってきたので、N原氏のポイントのそばに立たせて貰う。暫くして、私にも待望のアタリ。しかし明確ではないが、ドロリとウキが沈んでいく。ちょいとアワセをいれたなら、クン!と竿に乗る。大物の引きではないが、クロの引きを実感する。
恐らく半年以上振りに釣れたクロ。1キロ近い、37〜8センチといったところか。目にじんわりと涙が浮かぶ…んな訳はないが、感動の気分である。
しかし、今が潮時かと次を放り込む。よし!きたっ!ん?この引きは…?残念ながら浮いてきたのは、バリ。がっくりである。私がバリとおさらばしている間に、何時の間にか、N原氏が1尾追加している。
しかし、実はここまで、午前11時頃潮が下げに入ると、ぱったりとエサも取られなくなる。
と、同時に海中には、ハゴイタが浮いているのが確認された。直後、ハゴイタが針がかりするが、
すんでのところでバラシ。嬉しくはないが、釣れればいつも美味いので持ち帰っているが…。
私の可愛い青井瞳ちゃん。
残念ながら
三人のなかで、最も貧果のため納竿まで、飯も食わずに粘るが、ハゴイタに三度も針を取られた
だけで、クロらしきあたりとは出会うことすら出来なかった。
後で船長も言っていたが、ポイントそのものが「あげ」のポイントであるらしい。
残念ながらここまで。今シーズンは、キロクラスから二キロまで位と釣れれば、そこそこの方が揃っているらしい。とりあえず、久し振りのクロの顔は拝んだので、悔しくもよしとして、次週の釣り大会に夢を馳せる。
アミマキエの効果は、今回確認出来なかった。強風下では、少々使いづらいところがあった。
また何れの機会かに、再度確認したいと思う。次週は、再び、パン粉多目の里ならではのマキエワーク
を敢行して、原点的な釣りに挑みたい。
私とN原氏が釣ったポイント。写っているのはN原氏。
本日の結果
今回の課題;
仕掛けをいかに的確に沈めるか。
撒き餌ポイントを大切に。
釣果;クロ850g1尾,バリ1,足裏クロ1
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