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釣りに関するノート「釣り徒然」 2003年2月02日 仕掛けについて(寄稿) 早速、仕掛けについて寄稿いただきました。東京都の川の沢平政さん。 日頃あんまり語らない釣りをする上でのちょっとした流れ。どうぞ、ご意見お聞かせ下さい。 私の場合… 川の沢平政 投稿日:2003/02/02(日) 11:57 私の場合、「準備」の順番がちょっと違います。@タモ準備‐‐までは同じですが、ここでコマセ準備のために海水を汲み、水温を計ります。 そしてコマセを作り、コマセを撒きます。 シャクで10杯ほど磯際中心に撒きながら海の様子を観察します。 エサ取りの状況、潮の流れをコマセの流れで推測しながら、 竿を取り出して仕掛けを作りながら、途中でまたコマセを撒きます。 磯に着いたら風、磯の形状などで竿の号数とミチイトの号数を判断、 タモ準備、水温計り、コマセ準備、撒き、ウキ止めつけるかどうかの判断、 ウキの選択、ハリスの選択、針の選択の順ですね。そして釣り開始、ウキを流してまた判断…。 その後は潮の流れる方向、風向きを気にします。 付けエサを先行させるためミチイトを潮上方向へ無理なく張れて仕掛けを潮下へ流せるかどうかを判断し、 だめなら釣り座の位置などを変えます。 事前にある程度の予測は立てますが、実際に仕掛けを流してみなければ最適な釣り座はわかりません。 そのうち潮も変わるし、風向き、強弱も変わります。 こうして机上で考え直してみると、ウキフカセ釣りって本当に難しいですね。 私は経験が浅いので、引出しが多くありません。 しかし、あくまで考え方の基本は付けエサ先行で、これが維持できない状況ではやはり釣果はよくありません。 ウキへコマセをかぶせなければならない状況では同じく釣果がよくありません。 適度にサラシがある、あるいは潮が動く状況であれば、 潮上、潮下を意識してコマセを打つ場所を決め、仕掛けを入れる場所を選定すれば良い釣果に結びつきます。 現在の課題は3次元の釣り、立体的に探ることがどれだけできるかを研究しています。 今、私が描いている理想は付けエサが魚の居る場所へ自然に届くような仕掛けの選択、流し方です。 天狗ウキやディセッターというウキ、あるいはゼロスルスルによるような立体的な釣りを研究していますが、 なかなか思うようにいきませんね。潮は横の動き(2次元)だけではなく、 潜り込む潮(3次元)もあるはずで、これに付けエサが同調していけば、 コマセとも自然に同調し、良型のお魚はその先のコマセが溜まる層に待っているであろうから、 そこへ付けエサを持っていってやれば、釣れる確率が増すのではないかなあ、 とおぼろげながら発想しております。 日曜日、釣りをしない日、こんな机上の釣りもまた、楽しいものです。 なるほど… TOMMY KING :2003/02/02(日) まず、撒き餌をしながら仕掛けの出来る人は素晴らしいですね。 きっと、川の沢さんは、竿を抱えて釣り座に立って仕掛けを難なく出来る方ではないですか? これも習慣と思いますが、私はどうも最初の仕掛け作りは、じっくり座り込んでやってしまいます。もし、仕掛けをやりながら撒き餌をきらさず出来たら、それが一番、釣り開始が早いですね。 私の場合は、仕掛け後の撒き餌で、はやる心を押さえるように自分に言い聞かせながら、 ビールでも飲みながら撒き餌を撒いています。 結構、最初って力が入りすぎで見えるものまで見えなくなっているんで(笑)。 撒き餌は、まあ15〜25分位打っています。初めは全体的にバラバラと、次第にウキを入れる ポイントを意識して、一定のところに打ちます。そして、釣り開始です。(笑) 三次元の釣り。最近よく耳にしますね。ウキ釣りそのものは、もともと三次元だと思うのですが。 先日、テレビを見ていたら釣研から、ツインフロートなる新型の沈めウキもいよいよ売り出しが始まったようです。 スルスル釣りは、私にとっても課題です。しかし、ウキを沈めるか否かは、もう少し 拘って考えてみたいと思っています。 それにしても、ウキ釣りを始めてから、17年になりますが、始めた頃、棒ウキ主流時代に 突如出現した円錐ウキ。そして、円錐ウキが当たり前になって。そして、昨今、ウキが浮かない? 釣りが主流になりつつ有ります。 この波を乗り切らないといけないのかどうなのかはまだ解りませんが、釣りの楽しさは 究極には推理の実践であると思っています。出来ることなら、棚不明の釣りより、自分で考えた 棚で釣れるなら、それにこしたことはないですね。 |