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| 2004 REPORT .9 |
鹿児島上甑里 黒神三番
感嘆の渡礁 さあ、ＧＷ中は天気も悪くて釣行出来なかったので週末、何とか無理矢理行くことに。Ｋ原氏が話しにのってくれた。Ｋ原氏は、１５年来の私の釣りのライバルだ。午後から雨で時化るとの天気のため、昼までの釣行となる上甑を選択。船長に電話を入れると、残念ながら遅番という。上甑は、近年蝶栄丸と出航時間を交代に早番遅番を決めている。遅番となると、いい瀬に乗れる期待はなくなる。それでも、釣行を 決意。二人で阿久根まで飛ばす。 客は思ったより増え、１５名位か。ちょっと眠っていると、すぐさまエンジンがスローに。ごそごそと起きあがり外を覗くと、黒神が見えた。 二番半に一組降ろした。何で黒神が空いているのかと、半信半疑であったが、次に 船長が私の名前を呼んだ。えっ？前にあるのは、黒神三番であった。「ええ〜？なんで、空いているの？」思わず声をあげたが、藤丸で黒神に降りれるなんて、船長、有り難う。しばしの感動。興奮。 黒神は一発オナガの出るところだ。迷わずハリスは３号に。竿は１．７５号とした。最近は夜明けが早い。朝マズメのオナガに対面したいと、午前５時半には、ポイントを選び、ビールの御神酒を海にささげ、マキエを開始した。
黒神二番、一番。一帯の海は海溝が走り、魚影も濃いがバラシも多発。 残念ながら潮が悪い 潮は、手前潮。前回同様よい流れは走ってない。手前に戻ると瀬際を横に走っている。早速、第一投を入れてみた。 予想通り、ウキは手前に戻り、じんわり瀬際を右に流れる。足元を通り過ぎた頃、 ウキがスッと消える。アタリだ。うん。型は小型だが、いい引きのクロだ。丁寧にあしらい第一投の１尾。Ｋ原氏がすくってくれる。久し振りの第一投からの釣果に、ひょっとするとこれはいいのか？と期待するが そんなに甘くない。後が続かない。Ｋ原氏も苦労しているようだ。とにかく 流し所のない流れというか…、ポイントが定められない。 私は何とか沖にウキを入れ、手前から瀬際を流れる間で２尾目を追加。 しかし、この瀬際が曲者で、一発竿引きのアタリの瞬間、ハリスを飛ばされて ジエンドとなる。スキがあったつもりはないが、ひょっとしてオナガだったかも知れないと思うと身体が熱くなる。今度こそと、同様に狙うが、あたらない。
二番半。４月は62cmがあがっている。しかしこの日は…。 里沖磯特有のガンガン潮 潮が悪くポイントでは釣りにならない。その頃二番半向きを狙っているＫ原氏の竿に待望のあたりが！オナガのようだ。竿がいい曲がりをしている。型は、１Ｋｇちょいというところか…。立派な尾ヒレだ。たまらず、釣り座に入らせて貰う。 暫く流すと、海溝にウキが吸い込まれる。アワセを入れると強いテンションを感じる。同じく１ｋｇ位のオナガ。型はそこそこだか綺麗な形だ。Ｋ原氏にポイントをお返しし、またもとの釣り場に戻る。 激流のようにガンガンと流れている。久し振りの甑の早い流れと遭遇。こうなったら、その流れに入れるしかない。早速仕掛けを変更。潮乗りのよさそうな雲水ウキ３Ｂを選び、ハリスにはガン玉の段打ちをして、投入開始。何とか遠投すると沖に向かって流れるようだ。 遠投を重ねていく。糸はスプールに指を当てていても、バラバラと出ていく。ふと、シュルルル…と出た！大きくアワセると、魚の引き。激流で竿が重いが、慎重に寄せ、小型ながら何とかクロを釣り上げる。同様にもう１尾を追加。
三番半。本日は底物師が上がっているが…。一度もアタリもなかった。 残念ながら しかし、１０時頃潮が下げだし、すっかり水温が下がった感じだ。全く当たらなくなった。また仕掛けをタナプロに替え、色々とポイントを探し、どこそこ流すが全く 当たらなくなった。 私は、早々に納竿し、雨が降り出す前に後支度をすることに。船に戻ると そこそこには釣れていたようだ。しかし、大物は出ていない。次回はクラブの釣り大会。最近手応えを感じている「０釣法」で挑みたい。
本日の釣果。30cm〜38cm位のサイズ 本日の結果 今回の課題； ちょっとした、油断がバラシのもと。 基本的な糸結びの確認不足。 釣果；クロ５尾(30cm〜38cm) 
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