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| 2004 REPORT .11 |
鹿児島鷹島で真夏の夜釣り
〜グレトピミニオフ会〜
クイーンパートナー船長。とても気さくな船長だ。 初の鷹島で夏のオフ会 夏の磯は、暑さに弱いのでこれまで出来るだけ避けていたが、 もう二ヶ月も磯に立っておらず、しかもyahooグレトピのメンバーと 久し振りにミニオフ会となれば、もう２、３日前から釣りソワソワモードに 突入していた。鷹島は、いまだかって未踏の磯で、自分にとっては、まさに離島だ。 クイーンパートナーは予定通り午後１時に出航すると、悠々と夏の海を走る。 甑手打まで約二時間。手打からさらに２０分。東シナ海にポッカリと磯群が見えてくる。甑と宇治の丁度中間点位か、鷹島だ。 鷹島は、１〜５番、ほぼ５つの瀬から成っている。私とＴ永さんは、４番の裏側？に無事渡礁。暫くは汗が噴き出す。 ゆったりと、フカセの準備をする。夕方５時近くから、のんびり竿を出すが マキエを打っても、餌取りが僅かに見えるだけであまり反応もないし、沖目を 狙ってもエサが残る。釣り場は、根が張りだし、瀬際には、何やらチラリと 魚が見えるが、例え食ってもとれそうにもない。 それでも試しに瀬際を静かに流していると、いきなり竿引きのアタリ。しかし、 一瞬にして、３号ハリスが飛んでしまう。まさに一瞬、夏の魚は食えば、力強い。 その後７時近くまで流してみるが、これといったアタリもないので、早々にしまい込み、夜の仕掛けを早めに作る。 昨年買ったがまだ一度も使っていないシマノの竿とダイワのリールをセットし、 マダイカゴに１０ウキ、８号ハリスをセットする。
鷹島は、確かに鳥が多い。降りた磯は鳥の糞で白く、とても横になる気にはならない。 アタリもなく過ごす暑い夜 いよいよ夜釣りの開始だ。潮は、水道から、ほんのり沖向きに払い出している。 潮は良さそうな気がする。浅そうなので竿１本半からスタートするが、 全くアタリはでない。殆ど風もなく波も恐らく１〜１．５メートル。暑い。木もなく、蚊が出ないのは助かるが、替わりにおびただしいフナムシの数。そして鳥の声。適度に水分を取りながら、もくもくと投入を繰り返すが、全くアタリはない。 午後９時位だろうか。Ｔ永さんに待望のアタリが出る。 向こう引きの強いアタリ。「うん。でかい！」声が出る。竿が良い感じに曲がっているが暫くすると、一直線。残念ながら痛恨の針はずれだ。 俄然、その気になるが、残念ながらその後もアタリは遠のく。あっという間に12時を回ろうとしている。餌取り一匹食ってこないのだ。エサを取られる回数も少ない。 しかし、やっとドラマが…。同じように投入しぼんやり流していると、ケミホタルが、ツンツンと見え隠れし、やがてスッと消える。強くあわせてみるとガツンと竿にのる。最初は比較的楽に寄ってくるが、近くに来て思わぬ抵抗をみせる。イトを出すか、迷う引きに、私は腰をかがめ耐えた。やがて魚は浮いてきた。タバメ（フエフキダイ）だ。Ｔ永さんにすくって貰うと、腹ぱんぱんの70cm近いサイズ。後で測ると、3.6kg。私としてはタバメの記録ものだ。
僅かのチャンスでとったフエフキ。3.6kg。 朝までずっと さあ、とりあえずお土産はゲット。何とかシブダイかイサキでも と思うが、また沈黙が続く。その後、夜中はイズスミの猛攻を受ける。５尾程釣ると嫌になり夜空を眺めながらクーラーに座り、休憩する。 星空から一変、曇りになる夜が明けかかると雨が落ちてきた。 これですっかり目も覚めて、再びやる気が出る。納竿まで３時間。夜の明けた夏の雨に打たれながら、投入を開始する。 おっと、軽いアタリで、寄せると、何と嬉しいクロだ。800g程度の久し振りのクロにちょっと照れる。 Ｔ永さんにもアタリ。丁寧に寄せるとカツオだ。その後、私もカツオを３本追加して 納竿とした。残念ながら、オフ会のみんなもあまり釣れていなかった。シブもマダイもイサキもでず。残念な夏の鷹島だが。是非また秋磯で狙いたい磯群だ。 本日の結果 釣果；フエフキダイ3.6kg1尾,クロ1尾(36cm),カツオ3尾(37〜8cm) 
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