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2009
REPORT

.4


最新の釣行報告 2009年3月28日
鹿児島県鷹島三番高場


■行 程 2009.3.27
19:30 出発 22:00 牛深着 22:30 渡船クイーンパートナー出航 1:30 鷹島着 13:00 納竿
天候 曇り・雨 大潮 満潮08:30前後(277Cm)波高1.5m
■同行者 磯遊人さん、八重さん、T瀬さん
■タックル LOD:G-tune遠征4-50
  がま磯インテッサGV2-53
REEL:ダイワ トーナメント-Z LB 4000
  ダイワ トーナメント-Z LBD 3000
■渡 磯 鹿児島県 鷹島 三番高場
■仕掛け 道糸:VARIVAS Vermax8号
   ブラックストリーム3号 ハリス:トルネード Vハード100 8号
     ブラックストリーム3号 
■使用餌 撒餌;ボイル1角(3kg),オキアミ生2角(6kg),赤アミ半角(2kg),パン粉(2kg)
付餌;オキアミ,ボイル,甘エビ

久し振りに夢釣人会長と


今回釣行の鷹島:写真提供 磯遊人八重さん


 私の所属する釣りクラブ「夢釣人」は、設立以来もう15年、正式クラブと して発足する前から組織的にやっていたので、かれこれ20年の長い歴史となる。しかし、いかんせん、クラブ員の高齢化が進み、このところはクラブで釣行するのは、めっきり回数が減っていた。
 先日、久し振りにクラブのT会長と会う機会があり、釣行の約束をしたものだったが、T会長が磯遊人さんをブログで知っており、是非とも磯遊人さんと釣行したいと言い出して、今回の鷹島釣行となったものだ。
 向かうは、牛深深川釣具。出航は、午後11時。熊本は、7時30分出発としたので、あわてて集合、T会長、磯遊人さんご夫妻と挨拶を交わし、磯遊人さんの車で、牛深を目指す。

鷹島三番高場

 順調に深川釣具に到着。深川釣具では、またサービス券が始まっていたが、私は嫌われているのか、そんな情報は貰えなかった。
 さて、本日の客は、11名、我々4人以外は、名○会らしい。熊本にはかなり古い釣りクラブだが、結構、皆さん鼻息荒い。
 私としては、段取り係だったのだが、あまり無理を言う気にもならず、船長お任せとし、そうそうと船に乗り込み、爆睡した。
 船室の明かりで目を覚ますと、既に鷹島に着いていた。我々は、早速、甲板に出て、戦闘準備したが、案の定、一番、二番と次々に名○会の血走った連中が我先にと降りていき、残りは、我々だけとなった。
 船長が、どうしますかと聞いてきたので、4人で上がれるところと思い、三番のハナをお願いしたつもりが、その隣の高場に降ろされてしまう。 とりあえず、ハナにも歩いていけるが、潮が満ちると戻れそうにないので、ここで、4人で夜釣りすることとした。
 ここは、実は2005年8月に一度、T会長と乗っており、奇遇にもまた同じ瀬となった訳だ。

夜釣りに託して

 まだ時間は、午前2時。時間は十分ある。それぞれの釣場で、ゆったりと夜釣り開始だ。
 島の周りは風が強く吹いていたが、ここは、さほど吹かない。風裏になって釣り易いようだ。皆、大物オナガを狙って早速釣り開始だ。 しかし、今日は3月末には寒い。風が切れているので凌げるが、これで雨でも降り出したら、辛そうだ。
 釣り出して、暫くすると磯遊人さんにバラシ!恐らくゴーマルサイズのオナガだったらしい。皆、力が入るが、アタリは、全くない。
 なにもドラマがないまま、うっすらと夜が明けていく。期待が少しづつ薄らいでいく。なんだか絶望的な気分で朝を迎えた。鷹島はもともとクチブトは、あまり居ない。下手すると、日中もアタリは少ないかも知れない。 貴重なアタリを大切にするため、2号竿にハリス3号を結んだ。


磯遊人ご夫妻。雨の中でも元気です^^。




久し振りの私の所属するクラブ、夢釣人T会長。自ら、最も釣りにくい位置に入る素晴らしい釣師です。




手前が私。奥がT会長。流れが速いと仕掛けが交錯しそうだが、長年の付き合い。仕掛けの絡みは、一度だけであった^^。

心が折れかかる

 朝になると、磯遊人八重ちゃんが、チャンポンを温めてくれた。いい気分で温まり、二回戦の開始だ。
 朝から、少しエサトリも出てきて、少しは活性があがってきたようだ。エサは、時々取られるようになった。しかし、雨もシトシト降りだした。
 磯遊人さんの竿が曲がる。ツンブリ?を釣った直後、初のクチブトをゲット。さすがだ。


さすが磯遊人さん、どんな条件でも釣り上げます。

 八重ちゃんも負けていない。アタリを捕らえ、大きく竿を曲げるが痛恨のバラシ!しかも何発かバラシがあったらしい。


掛けた回数は、一番でしたが…痛恨のバラシ^^八重ちゃんさん。

 やがて、私にも小さなアタリ。何とかクチブトをゲット。小ぶりでも口元が緩む。


やっと小さいクチブトをゲット。それでも嬉しい貴重な1尾だ。

 T会長にも馬鹿でかいアタリが有ったらしいが、痛恨の針ハズレ。なんだか皆、チャンスは有るのだが散発で、集中力も鈍るというもの。
 しかも、そこからは、また反応のない海に変る。しかも大潮の水道は、流れが速い。当然仕掛けの回収も早くなる。エサも残りだした。T会長も休憩が増えている。
 私も絶望的になり、竿を置こうかと思ったが、誘った磯遊人ご夫婦が、一心に竿を振っている。自分だけが諦める訳にはいかなかった。


決して諦めることのない磯遊人さんの釣り姿。これを見たら止められません。

最後の最後に

   潮は水道から南沖に流れており、水道の中央には潮目が見えた。しかしカー流れが速く、攻めきらない。いよいよ回収まで、1時間を切った。ここは、潔く納棺したいところだが、最後の最後、根がかりするまで、仕掛けを沈めて流してみようと、ゼロウキにガン玉、3G4つをハリスに打ち流す。
 スプールを止めた指の先から糸が、シュルルル…シュルルル…と小気味よく出て行く。50m以上流したところで、糸の出が止まらなくなった。
 大きくアワせると、竿に乗る。最後の最後のアタリだ。このまま巻き取ると確実に沈みに持っていかれそうで、足場を出来るだけ磯の先端に移した。
 何とかあしらいながら寄せた。やがて、魚が見えたが一瞬イチノジに見えたが、八重ちゃんが「オナガよ!」とタモを出してくれた。


 タモに収まったのは、紛れもない尾長。磯遊人さんがメジャーを当ててくれたが、52cmで鷹島では、不満なサイズかも知れないが、私には価値ある1尾だった。皆、喜んでくれた。


いつかまた鷹島で

     帰りの船では、イシダイは、釣れていたものの一番、二番もオナガは釣れていなかった。このところ、いい噂を聞いていたが、気温の低下で、食い渋ったのかも知れない。
 磯遊人さんもまたそのうちリベンジを狙っている。釣れそうで釣れない鷹島。次もまた夢を見せて欲しい。

本日の結果

釣果; グレ2尾(オナガ52cm・クチブト33Cm)



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