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2009
REPORT

.5


最新の釣行報告 2009年4月11日
鹿児島県鷹島ニ番南ハナ


■行 程 2009.4.10
18:30 出発 21:30 牛深着 22:00 渡船クイーンパートナー出航 4.11 1:30 鷹島着 12:00 納竿
天候 晴れ 大潮 満潮08:00前後(279Cm)波高1.0m
■同行者 T永さん
■タックル LOD:G-tune遠征4-50
  がま磯インテッサGV2-53
REEL:ダイワ トーナメント-Z LB 4000
  ダイワ トーナメント-Z LBD 3000
■渡 磯 鹿児島県 鷹島 ニ番南ハナ
■仕掛け 道糸:VARIVAS Vermax8号
   ブラックストリーム3号 ハリス:トルネード Vハード100 8号
     ブラックストリーム2.5号 
■使用餌 撒餌;ボイル1角(3kg),オキアミ生2角(6kg),赤アミ半角(2kg),パン粉(3kg)
付餌;オキアミ,ボイル,甘エビ

手打は超人気

 3月末にもう10年近く使っていない串木野から手打へ出る渡船に電話した。 4月の予約状況を聞くと、既に土日は、予約で一杯で申し込めなかった。 また、日頃利用している阿久根の片野浦渡船も満船で1泊2日とのこと。
 さすがに解禁の手打磯は、経済の低迷にも負けない人気の高さだ。 手打を諦めた私は、どうしたものかと考えたが鷹島をターゲットに選んだ。


神秘的な雰囲気の鷹島。

月夜の大潮の不運

 鷹島も午後7時に出るという。仕事の私には、無理だと言って、一度 断ったが、午後10時に出航を伸ばすという。 有りがたいが、それでも時間的な余裕はない。私は定時に職場を出ると 久し振りのT永さんと牛深へ急ぐ。
 6時半に出発して何とか9時30分に到着。お客は7〜8名というところだ。
 さて、本日は月夜の大潮。月夜の大潮には、諸説も色々あり、色々と 他の釣師から講釈も聞いたことがある。何となく期待も持てる潮の条件だが そんなことを別にしても、月夜で明るい磯の夜釣りは、安全性も高いうえ ライト点滅も減り、確かに釣れるかもって気にさせてくれる。
 私もその気になっていたが、何と荷物を船に積み込む際に、軽いぎっくり腰!! 痛みが酷くならないことを祈りながら、恐る恐る船に乗り込んだ。

私といえば二番?

 お陰で波もなく、渡船クイーンパートナーは快適に進む。腰の痛みを感じながらも 軽い眠りに就く。エンジンスローで目覚めれば、そこはもう、鷹島だ。 心配された他船も来ておらず、ゆったりと磯にも乗れそうだ。
 船上は、すでに慌しい。既にフォースヘッドには、またまた○礁会の数名の背中が 見えており、端で見ていると、いきなり船長から声がかかる。

 船長「tomoさん、2番に降りますか?」
 私「えっ?は、はい!」
 別に何処でも良かったのだが、私はすっかり「ニ番ハナ男」に指定されているらしい。 ところが、その後、フォースヘッドで準備していた○礁会の男に船長の声が掛かる。 船長「○○さん!ニ番ハナに一人は、あんまり贅沢だから、三人で降りて貰いますよ!」 ○礁会は、しぶしぶ頷く。
 私は、別に2番でなくてもよかったのに、いきなり「相席」のダシ?にされてしまうのか。


三番。前回はこの高場に乗った。

月の明りに照らされて

 とにかく考える余裕もなく、3人で二番に降りる。 いきなり、○礁会は、「ワシは、ここで釣るので!」と船付きを主張する。 私は、そんならどうぞと、荷物を高場に上げるとこから始めた。
 普通、知らない人と一緒になる時は、名乗りあい、何処を釣りますか?とお互い 声を掛けるものだが、恐らくこの客は、折角瀬を優先したのに、後から乗りやがって… という気持ちなんだろう。しかもこの客は、初めての二番で、ホントはどこがいいかも 知らないのに、連れから「ココを釣れ!」と言われて、先端を主張したのだ。
 T永さんも気を遣い、足場の悪いところで釣ってくれることに。
 私はとにかく腰が痛かったので、フラットな高場を選び、まずは休憩(笑)。 月の明りで飲むビールは、なかなかの味だった。
 しかし、よく見ると一番も空いている。そんなことなら私は一番に乗りたかったのに。

夜釣りの結果

 さて、電気ウキを入れると風もなく、流れもどんより、なかなか良い感じだ。 いつ、アタリがあってもいい感じなのだが、何のアタリもない。
 隣の○礁会男にもアタリがないが、この時点で、なかなかのオールドフアンだなと 感じる。というのは、ライト点滅回数が少ないのだ。我々も先輩から 「みだりにライトを照らすな」と言われてきて、極力最小限にしてきたが、 この釣師も古き良きオナガフアンなのかも知れない。
 しかし、無情にも時間は過ぎていき、2時前に始めた夜釣りも、何のドラマもないなな うっすらとした夜明けを迎えようとしていた。


私の釣座。フラットなので腰痛には最適。

 いきなり、ビュッとしたアタリ。すぐ横引きとなったので、強引に振り上げると丸々とした サバ。とりあえず、お持ち帰りにした。 しかし、青物も後が続かず、午前7時には、朝の仕掛けにチェンジした。

オナガ対クチブト

 2号竿に本日は、2.5号ハリスを結ぶ。泉州ゼロウキで勝負だ。 潮は右に左にフラフラと揺れている。セオリー通り足元から流してみるが 何の反応もなく、すぐに沖を狙いたくなる。
 少しづつ、魚の反応が出てきたが、マキエの下には、どう見てもイズスミだ。 イズスミを数尾釣ったところで、あらためて海中を観察した。 よく見るとイズスミに混じらずオナガかもと思える魚影がたまにスッと走っている。 私は、ウキにガン玉を打って、沈めてみることにした。
 一瞬、糸かビュンと出て、反射的に竿を起こした。なかなかの引きだ。 数度突っ込まれたものの浮かせて見ると、やはり尾長!
 やっとここにきて、嬉しい対面。何とかタモに入れ、思わず笑みが出た。
 ゴーマルにも行かないオナガだが、素直に喜べた。 なんと、驚きだがこの時点で、腰の痛みが消えていた。オナガちゃんは、私の ギックリ腰まで治してくれたのだ。
 隣の○礁会男も竿が曲がっている。しかし、浮いてきたのは、クチブト。 よく見ると仕掛けは、九州で一世を風靡した二段ウキ仕掛け。トバシウキと固定ウキの 組み合わせで、恐らくそれではオナガは釣れないだろうと思ったが 調子よく、クチブトを数尾釣ったところで、その後は、イズスミばかりとなってお手上げ状態と なっていた。


少し離れたところで釣るT永さん。サバ、イシダイ、クチブトを釣る。

瀬替わりせずに

 時間だけが経っていくが、釣れて来るのはイズスミばかり。業を煮やした○礁会男は 裏ポイントを釣って見たりしていたが、やはりダメで、10時に見回りに来た船に飛び乗った。 船長は、私にも「替りませんか〜?」と二度ほど声を掛けてきたが、私はもう一度オナガ タイムがやってきそうな気がしたし、少し離れたところで釣っていたT永さんも、サバ、 クチブト、イシダイを釣っており、替わらないというのでそのまま釣る事にした。
 船が瀬を離れると、あれほど居たイズスミが驚いたのか、全然見えなくなった。 今こそ、狙いかもと、釣りたかった沖向きのポイントにマキエを少し打ちながら、 足元にイズスミを足止めする感じでマキエを打ち、沖のポイントに仕掛けを流し込んでみた。
 ウキが見えなくなって、またあのビュン!としたアタリ。
 間違いなくオナガを直感。イズスミと違い、シャープな強い引きだ。 これを逃してなるものかと、丁寧にあしらう。またも同型のオナガだ。 無事にすくい、とりあえず記念撮影をして、次を狙ってみた。


泉州フロートへの投稿用です^^。

 しかし、その後同様のアタリで、一度、スレ針を味わう。針には、鱗が二枚ほど刺さっていたが 私には、オナガの鱗に見えた。
 そして、もう一度は、アワセた瞬間、道糸が飛ぶ。残念ながら新作泉州ウキを一個ロストしてしまう。仕掛けを作り直し、再度挑戦するが、海は下げが入り、沈黙の海へと変わった。 海とは裏腹に気温は、高い。この暑さはもう初夏の勢いだ。少し余裕を持って早めの納竿。

船に戻ると

イシダイが数尾以外は、釣れていなかったようだ。私とT永さんは、あわせて サバ、イシダイ、オナガ、クチブトと釣り、他の客から結構羨ましがられた。 誰もオナガは釣れていなかったようだ。
 鷹島のオナガも終盤戦か?残念ながら大型は私には釣れなかったが、今年は毎回、 オナガに楽しませて貰った。
 恐らく、これからはイズスミだらけになるだろう。さてさて、今度は手打で大型オナガと 勝負したいものだ。

本日の結果

釣果; グレ2尾(オナガ48cm・46Cm),サバ



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