最新の釣行報告 2004年11月19日
鹿児島県 下甑 片野浦地磯
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DATE |
2004.11.19 小潮 満潮(時間)潮位(cm)
1:20(204) / 15:22(235)
波高1.5メートルの筈だが…
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行 程 |
AM0:00 熊本出発 AM4:00 (後浜港)クイーンパートナー乗換 未来(MIKU)
AM7:00釣り開始 PM02:30納竿
PM8:30帰宅
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同行者 |
K原さん |
渡 礁 | 片野浦地磯○○○○ |
タックル | がまかつグレスペ遠征2号53,Daiwa IMPULTLB3000 |
仕掛け | ミチイト
ミチイト3号/ハリス シーガーグランドマックス4号 トルネード松田スペシャルBS 2.75号 ウキ 0 針 あわせちゃだメジナ7号 層グレ6号
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下甑の未来(miku)。とても気配りの船長だ。
初めての磯
厳しい仕事(遠征?)を終え、やっと一区切り。太公望達の噂が飛び交うこの時期。
人の噂を信じ、未だ未踏の磯、鹿児島下甑片野浦を釣友K原さんと目指すことに。片野浦は、
丁度、手打と瀬々之浦の間の磯で殆ど地磯で、どちらかというと場荒れのしていない
魚影の濃い磯場である。
お馴染みの牛深深川釣具のクィーンパートナーに乗り込み、2時間。やや揺れもあったが、私は爆睡(笑)。さて、まだ夜明け前に片野浦港へ。地元の船未来(MIKU)へ
乗換。QPのF船長が私に「Fさん。釣れますよ。4号ハリスでもバラスかもですよ。」と耳打ち。半信半疑でもテンションは、おのずとあがる。
片野浦でもっとも象徴的な「沖オサ」に2客降ろすと、私達は、かのナポレオンの左顔を遠くに見ながらの地磯に無事渡礁。この磯は瀬々之浦に多い階段状の磯で足場はよかった。既に夜明け。軽い朝飯を食って準備することに。
最船着き付近。本来はポイントは多数有るのだが…。
期待とは裏腹に
今回は中古ながら買ったばかりのグレスペ遠征2号を取り出し、日頃使わないハリス4号を例によって10mセット。予報の波高1.5mとは、とても思えない波高で
白波が立ち、風も強いが、大仕掛なので、ガン玉を打たずに流すことに。
イメージはオナガ。大物オナガの出そうな瀬際から沖目を流すことに。
しかし、エサが残らない。熱帯魚のような餌取りにことごとく食われているようだ。
酷いときは、エサが5秒ともたない。マキエの打ち方工夫。投入場所変更。色々と
試すが絶望的に何処に入れてもエサが残らないしアタリも出ない。
時間は刻々と変化する。いつまでこの仕掛けでやるか悩むところだ。
さらに海は、1.5mとの予報なのにどんどん荒れてくる。この瀬は広く、本来ポイントが数カ所あると思えるが、船着き以外は、サラシがきつく、とても釣りにならない。
ためしに、ウキ下をヒトヒロにし、糸を出さずに流してみた。
やはり僅か5秒程度で僅かなアタリがあった。やはり熱帯魚系の魚のようだ。
ついに相方、K原氏は、ふて寝。私も打つ手がなくなり、朝飯を食って横になった。
シケはひどくなり…魚は釣れない。
不思議なタイミング
午前10時半、目先を変えてポイントを変えることにした。これだけシケたら
どん詰まりもアリだろうと、瀬の奥まったワンドに入る。
餌取りを恐れあまりマキエを打たず、釣りだしてみた。初めての明確なアタリ。
しかし残念ながらイズスミ。やはり棚は浅い。それでも初めての魚のアタリに
また投入。やがて小ぶりながら本命クロを釣る。
こんな型でも今日はお持ち帰りかと、30cm位のクロを泣く泣くクーラーに収める。
またしばらく沈黙の時間が過ぎるが、餌取りでもウキに反応が出るようになる。
11時頃、急にエサが残りだした。するといきなりK原さんの竿が曲がる。待望の本命のようだ。
すると間髪を入れずに待ちに待った、本命のアタリが!さらにそれぞれ、1尾づつ交互に釣れる。まさに時合いか。しかし、ややサラシが治まったかと思えた海は、また元の流れに替わり、
暫し、アタリが遠のく。それでも餌取りはおらず、私は、良型を2尾追加する。
しかし、ここで時間。なんとか5尾を手にしたところで2時過ぎに納竿とした。
最後の時間を惜しみ、釣りに集中するK原さん。右奥にはナポレオン。
何とかボーズを免れた。恐らく好条件なら入れ食いであろう。
さすが片野浦、実力の片鱗を見せた。
さて、最もベストポイントの沖オサのお客は、ずぶ濡れで回収されていた。
どこも誰も殆ど釣れていなかったようだ。
しかし、もう冬モードの釣りに入っている。ここ片野浦は今後も好調だろう。
私の釣果。波がもう少し治まっていれば…。
本日の結果
釣果;クロ5尾(30〜37cm)
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