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2009 REPORT .20 |
大分 鶴見敷場・テッポウ地の地ほか
竿納め 年末年始の釣りには気を遣う、というよりゲンを担ぐと云うのか 釣果もさることながら、安全で気持ちの良い釣りをしたいし、それが出来ると また、一年安全な釣りが出来る気持ちになれる。土日の釣り納めを予定したが、やや時化模様という不安材料と、 何といっても今年も一番お世話になった磯遊人さんとの竿納めにならないのが 不満材料で？あらためて30日に同行して頂く約束を取り付け、中止に。 お陰で土日は、無事年内に年賀状を送ることが出来た。 さて、30日、磯遊人さん、八重ちゃんさん、そしてＴ永さんと４人で午後７時に出発。夜から朝まで堤防でイカ狙い。そしてその後夕方まで磯釣りしようというたっぷりとした納竿計画だ。 というのも、磯は繁華街のように人で一杯。行ってもどうせいい磯には上がれない ので、いっそゆっくり行こうかと逆転の発想だったのだ。 敷場の堤防で 佐伯市米水津でアジを仕入れ、鶴見の堤防を目指すが、道中も釣師ばかり。 何とかお目当ての敷場に入り込み、竿を出す。丁度、着いた時に先客のエギンガーに アオリが釣れており、期待が持てる。 当然、新しく仕入れたエギングロッドとリールも使ってみる。
敷場の堤防にてＴ永さん。イカ釣りって暇ですね。 しかし、世の中はそんなに甘くなかった。アジ餌釣りも無反応。エギングも無反応 で時間ばかりが過ぎていく。そんなに寒くないほんのりとした時間だけが過ぎていく。 実は、堤防釣りにしたのには、もうひとつ理由があった。それは、磯遊人の息子さん（虎君）とお友達がイカ釣りに後を追ってくるとのことで、皆でワイワイと竿納めをしようということになっていて、仕事を終えた息子さん達もやってきてのイカ釣りとなった。 磯遊人さんにアタリあり。でも途中外れ？Ｔ永さんにもアタリ。でも乗らず。 やっと私にもアタリ。何とか600〜700ｇのアオリをゲット！！ その後、磯遊人さんもアオリゲット。遅れてきた息子さんは、ただ一人２杯ゲット！
途中で、例によってだが八重ちゃんが、ホットレモンやラーメンを作ってくれた。
ラーメンも驚き！ちゃんと器から煮卵、肉、野菜、シナチク、生ねぎまで入った本格的ラーメンでした！！有難うございました。
しかし、夜がうっすら明けてきて、そろそろ渡船準備の時間になっても、状況は変わることはなかった。磯遊人さんの息子さん達にお別れして、みや丸の待つ梶寄港へと向かうが、案の定車も一杯磯も満席に見える。
テッポウ地の地 船は、ゆったりと磯を見て回る。どこにも人がいる。大島を回り、磯遊人さんから、降りますか？の声が。何と、立派な磯が空いているではないか。ひょっとするとオナガが出るかもですよと、云われた磯は大久保尻とテッポウの間、テッポウの地の地と云うそうな。
何だかいい磯に乗れて、得した気分。本当は、イカ釣りで殆ど寝ておらず、磯で いきなりヘソ天を決めたいところだが、実は何とか1尾でもグレを釣りたいという 大袈裟に言うと悲壮感？漂う強い思いが私には有った。 実は、秋から数度釣行して、全然、グレに見放されていたのだ。これまでかって、こんなことはなかった筈。私は、一息付くと、恥も外聞もなく、釣りやすいポイントに入れて貰い早速竿を出した。 しかし、最初の数投こそ餌も捕られたが、何も食わないまま時間が過ぎていった。 いや、自分だけならまだ解るが、あの磯遊人さんや八重ちゃんまで、音なしの構えなのだ。う〜ん。磯遊人さんが、首を傾げるなか、船長から天使の声で電話が。 名礁ウノトマリが空くとのことで、渡りに船、早速瀬替りすることに。 ウノトマリにて 時間は、まだ午前10時半。しかも名礁ウノトマリに乗れるなんて。 この釣り客の多さで、これは、まさに神様、仏様、磯遊人様といったところだが、 ここでも私は、早速、いいポイントで竿出し。表は、風が強いので、ややワンド向きを 攻めることに。しかし、潮は手前潮と悪い。しかし、考えられる自分の少ない引き出しを引っ張り出しては、あの手この手で 攻めてみる。休憩は、昼におにぎりをかじったのみだ。 いや実を言うと、磯遊人さんに「ビール飲みませんか〜？」と誘ったのだが、いいポイントを私とＴ永つんに譲り足場の悪い釣り場で、一生懸命釣っている磯遊人さんも八重ちゃんさんも竿を置かない。 しかも、さすが磯遊人さん、グレとイサキを釣り上げる。
にわかに、流れも変わってきたようだ。八重ちゃんもイサキを釣り上げた。
こうなると１度でいいからアタリが欲しい気分になる。 そして、やっとこさ、初アタリ。深いところで、何とかイサキを引きずり出した。 さあ、次は、グレだと仕掛けを打ち直すが、残念ながらいい流れは終わったような。 土壇場で、表を釣っていたＴ永さんの竿が曲がる。いい引きの末浮いてきたのは、 ヤズだ。「これで帰れる〜！」Ｔ永さんの口から出てきた言葉は、まさに本音だろう。
即回収 やっとこさ、とりあえず全員安打が達成して、さあこれからというところではあったが、海はまた静けさが戻る。ついには、磯遊人さんから「帰りますか？」の声がかかる。「はい。」と返事をするまでに時間はかからなかった。ところが、撤退を決めて、１分後には、急に強風が吹いてきて、凄い時化状態に。 撤退どころか、急遽回収と言った具合。
回収の船。皆、結構波を被りました。☆磯釣師さんの顔も！ まあ結果として、釣り納めでも、イカ１、イサキ１で、グレも釣れずという貧果では 有ったが、最も釣りたい方々とご一緒できて、到底乗れないような磯にも乗れて、 昼寝もせず、真面目に釣って、充実した釣り納めで有ったと心底思う。 確かに釣れるに越したことはないが、釣りにはそれだけではない満足もあるものだ。 まあ、来年の釣り初めは、またもこのメンバープラスで、いきなり夢の島でロクマル狙いだ。秋からクチブトも釣れてない私には無理な野望って気もするけど(笑)。 本日の結果 釣果； アオリ1杯・イサキ1尾 |
