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2004
REPORT

.15


最新の釣行報告 2004年12月11日
鹿児島県 上甑里 双子のハナレ


DATE 2004.12.11 大潮 満潮(時間)潮位(cm) 7:20(272) / 18:45(266)
行  程 AM0:00 熊本出発 PM11:10 (阿久根港)藤丸エクスプレス  AM7:00釣り開始 PM12:00納竿 PM5:30帰宅
同行者 T永さん
渡 礁上甑里双子のハナレ
タックルがまかつGV1.5号53,simano BBXテクニウム3000
仕掛けミチイト ファイヤーライン18lb号/ハリス トルネード松田スペシャルBS 2.5〜2.0号 ウキ 0,2B,B,G2 針 層グレ6号


双子のハナレの水道横には…最も苦手な足場のない傾斜磯。石鯛師が乗っている。

前評判悪い上甑

 さあ、何処へ釣りに行こうと、検討するが、最も期待できそうなQP→下甑、片野浦コースは、もはや満船。それでは、大分鶴見崎コースも考えるが、何と当日は、磯休みで渡船は出ないそうな。
 なかば仕方なく?現在絶不調と云われる上甑里を目指すことにする。 T永さんと、無事時間前に阿久根港に到着すると、1台の軽トラが、止まる。おっと、船長親子が乗っている。とりあえず状況を聞くことに。
「おはようございます。Fです。」
「おっ、Fさんね。」「今は釣れてないんでしょ?」
「そーね。ムラがあるね。今は1日交代で釣れとるよ。昨日はみんな釣れた…」
「…じゃ今日は、釣れんってことですかねー」「ははは。どーかねー。」
「ところでどこがいいですか?」「そーねー。地磯三番、五番あたりかな。」
 などと、盛り上がらない会話をして、船に乗り込む。心なしか、客も少ない。 船は快調に飛ばし、エンジンがスローに。船は、沖の島から瀬渡しが始まり、 一組、二組降りていく。
 今日の会話からは、きっと自分たちは、地磯かななどと、気軽に考えていた。 考えれば、もう10年以上藤丸を利用しているが、地磯に降ろされたことなんて殆ど なかった。今日は、実はほのかな楽しみさえ覚えていた。しかし、いきなりマイクで 名前呼び出し。
 「Fさ〜ん。降りんねー。双子よ。」私は、上甑で断ったことなどない。 双子のハナレといえば、上甑でも有数の名ポイント。オナガがでる名磯だ。 これで降りない理由もなし。とっとと降りることに。
 波は、1.5mとのことだが、ことのほか北西風が吹く。午後4時には、磯にあがるが 6時には、寒くてたまらなくなり、マキエ作りで暖まることに。
 いよいよ夜が明けていく。本日は大潮。予想以上に水道は、急流のように 流れている。少し考えた末、ハリス10mウキ0号にて、とりあえずチャレンジすることに。

最船着き付近。上げのポイントだが。本日は風が強く、狙えない。

ツキのない一日

 実は、狙いの磯に行けないこと以外に、ツキがなかった。まず、瀬上がり前に 船の甲板で、風に煽られ、まだ2回使用のLEDヘッドランプが海に落ちた。 「あちゃ〜」なんて感じで、磯にあがり早速予備のヘッドランプを装着するが 30分もしないうちにライトが消える。えっ?と思い、電池を替えてみるも、点かない。どうやら球切れのようだ。何とかT永さんに、ライトを借りて、仕掛け準備。
 なんてことが有り、嫌な感じかしていたが、まさか名礁双子のハナレで ○○○を食らうことになろうとは。
 さて、水道に向かって立ち、激流を流してみるが、何処まで流しても流れは留まる ことなく、あっという間に100m程糸が出る感じだ。 糸は上手く入る時と、入らない時があり、ちょっとクエスチョンだが、エサは捕られる。時折、イズスミが食ってくる。いい引きだが、GV1.5号を曲げるにはちと惜しい。
 時間は刻々と経過していく。0号ウキに見切りを付け、2Bに変更。相変わらず フリーで流すが、ハリスには、Bと3号のガン玉を打つ。しかし、これでもしっくりこない。結果、Bウキで流すことに。アタリは出たが、針はずれ。恐らくクロではない。また、ハリス切れも出る。ハゴイタ?残念ながらウキロスト。
 おまけに、今回糸トラブルも多い。ミチイトが絡まり、切ってまた結び直したり、 お祭りもあったりと、なかなか集中出来ずに、やがて11時位になってしまう。


納竿の途端、風が治まる。ポイントの潮も緩む。

久し振りのボーズ?

 11時になると、水温が下がったか、全くエサを捕らなくなる。 集中して、誘いを入れるが、ウキが一瞬沈むも、竿に乗ってこない。
 あの手この手で、何とか、足の裏サイズメジナをゲット! しかし、そこまで。懸命に振り込むが、打つ手なし。12時には、 早々に納竿とした。ふう〜。ついに釣れない状況に。名礁も釣れなければ ただの岩。また、次への闘志がメラメラと湧く。また次で勝負しよう。


打つ手なし。T永さんの姿ももの悲しい?

 船にあがっても、皆クーラーが軽い。殆ど釣れていないようだ。 今日は、船長の言葉どおり「釣れない日」だったのだろう。 年末には、きっとムラもなくなり里もコンスタントに釣れるだろう。 出来れば、また勝負にきたいものだ。

本日の結果



釣果;クロ足裏サイズ1尾
 



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