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2010
REPORT

.03


最新の釣行報告 2010年2月21日
鹿児島 下甑島 片野浦大瀬 


■行 程 2010.2.21
0:00 出発 3:00 阿久根港着
4:00 未来出航 7:00 片野浦大瀬
13:00 納竿 16:30 阿久根港着 19:00 熊本着
天候 晴れ 小潮 満潮11:12前後(219Cm)波高1.5m
■同行者 T永さん
■タックル LOD:[グレ用] がま磯インテッサG-V175-53
  [イカ用] がま磯プレシードSP2-53
REEL:[グレ用] ダイワ トーナメント-iso-Z LBD 2500
  [イカ用] ダイワ インパルト競技 LBD 3000
■渡 磯 鹿児島県 下甑島 片野浦大瀬
■仕掛け 道糸:[グレ用] VARIVAS バーマックス磯[フロートタイプ]2.5号
   [イカ用] サンライン・磯スペシャルビジブルType-VI+ 4号
   ハリス: サンライン・ブラックストリーム2.5号 
■使用餌  撒餌;オキアミ生1角(3kg)アミ1角(4kg)
 付餌;オキアミ

久し振りの片野浦

 男女ラッシュに乗り遅れた感覚を残しながらも、5月のオナガシーズンを睨み 久し振りの甑島、片野浦釣行を計画。
 今回は、「二兎追うもの一兎も得ず?」の格言を振り払いながら、アオリイカ と片野浦のグレを狙うべく、未来丸船長に電話を入れると
 「あ〜、tomoさん…大瀬を予定しておくから。」とあっさり瀬まで決まる。
 なぜ私が数ある片野浦の磯群のなかで大瀬なのかは解らないが、 恐らく片野浦に釣行すると、4割近くが大瀬で降ろされている^^。
 しかし、大瀬もロクマルオナガの実績がある磯場。断る理由はない。
 T永さんに迎えに来て貰い、順調に出航地である阿久根港に到着すると いつにない客の多さ。20名以上の客で船内は、一杯になった。
 久し振りに釣友turumikuroさんとも対面。一帯では、小振りだが、20尾ほど グレが釣れるとのことで、最近通っているらしい。
 期待できる情報を聞き、一眠りすると、夜が空けきった頃、エンジンスローと なり、瀬付けが始まった。下甑のシンボル、ナポレオンを近くに見ながら かなり鹿島に近いところから、瀬付けが始まった。

アオリとグレは忙しい

 やがて船長から「tomoさん、準備して!」の合図、船は、片野浦港と湾を横切 り、予定通り大瀬に近づくがどうやら、今回は、大瀬の丸瀬向きのポイントらしい。 大瀬には、二箇所船付けのポイントが有り、丸瀬向きでは、知人がロクマルを上 げている。
 しかし、このポイントは、足場がつま先下がりに傾斜しており、この時期、ノリ の多い時期は、気を遣う。


久し振りに見えるナポレオン岩。何だか落ち着く風景。

 考えたら片野浦は、足場の悪い磯が多く、まあある程度は、やむを得ないかと 慎重に荷物を渡しながら、一息ついた。
 磯は、冬型のシケが治まり、ベタと凪いでいた。何とか予定通りイカとグレの 2本立てが出来そうだったので、まずイカ仕掛けを作り、竿立てをセットし、フカ セ釣りの 邪魔にならないところに投入、それからマキエやグレ釣りの準備に入った。
 釣りの準備が完了したところで、時間は、既に午前8時。納竿まで5時間 の釣りとなった。
 一足早く釣り出したT永さんは、いきなりバラシの3連発。チモト切れもあり 、 「オナガみたいよ〜」と声があがる。  私もイカ竿を投入し直しては、グレ釣りと忙しい釣りを開始。軽い仕掛けで上 層では なかなかあたらなかったものの、4ヒロ程度沈めたところで、かすかなアタリを 捉え、 40cm程度のオナガゲット。



 イカも、600g程度のアオリが釣れて、何とか二股ボーズを逃れた。 片野浦は、真昼間でもマーケットに売っているパックのアジで釣れるので凄い。
 午前9時から10時位までが、振り返ればゴールデンタイムか?、適度にアタ リが有り クチブト、オナガ何れも40cmに届かないサイズだが7尾を釣り上げ、イカも3杯を 釣り上げた。
 アオリは、二股のため、アワセが間に合わないタイミングも有り、2〜3杯逃し た感じだが、 片野浦のイカの魚影の濃さをあらためて感じた。

まったりとした時間

 この調子で釣れ続くと、グレも10尾以上、イカも片手以上は釣れそうだと 取らぬタヌキの何とやらで、計算していると、案の定、満潮近くなって、水面は すっかり透明度を増し、流れもなくなり、全くエサも取られない状態となった。


左奥にはマル瀬が見えるがあまり竿は曲がっていない。

 朝は多少寒かったものの、昼近くなると気温もあがり、波もなくのどかな 海で…本来ならヘソ天と行きたいところだが、残念ながら横になるほどのスペー スもなく、 とりあえず、2本目のビールを飲みながら昼食を取ったり、時間を過ごしたが 海の状況は変らず、12時半には、フカセ竿を畳んだ。
 何とかイカを後1杯ゲットしたいと、最後の時間をイカ釣りに集中していると 棒ウキが、ユラユラと引かれた。
 型は、小振りであったが納竿前にアオリを一尾追加して、午後1時には納竿と することが出来た。
 グレは、大物は出なかったが、良い天気の中で、気楽に楽しめた釣りが 出来たように思う。


T永さんは、バラシ多発。それでも今日一の40cmオーバー尾長をゲット!

これからは暫く甑をターゲットに

 船に戻ると、この頃の好調とは裏腹に全体的にあまり釣れていなかったようだ 。
 個人的には、サイズに不満は残るものの家内から「持ち帰りは少なめに」指令 が 出ているので、丁度良い釣果。帰りに買ったばかりのタモを海に奉納してしまっ た T永さんに、イカとグレを殆ど貰ってもらいオナガ2尾とアオリ2杯をお土産とし た。
 やはり久し振りの甑は、それなりに魅力を感じた。これから春の時期は、 暫く甑をターゲットに狙ってみるつもりだ。出来れば、昨年のような5月のオナ ガ ラッシュにも遭遇したいものだ。





本日の結果

釣果; オナガ,口太グレ(40cm〜36cm)7尾,アオリイカ4杯(600〜900g)
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