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2010
REPORT

.05


最新の釣行報告 2010年4月17日18日
鹿児島 下甑島 片野浦赤瀬 


■行 程 2010.4.17
08:30 出発 11:45 阿久根港着
12:00 未来出航 14:30 片野浦赤瀬
4.18 9:30 納竿 12:00 阿久根港着 15:30 熊本着
天候 晴れ 中潮 満潮21:50前後(251Cm)波高1.5m
■同行者 T永さん
■タックル LOD:[夜グレ用] がま磯G-Tune5-50
[昼グレ用] がま磯super intessa 2-53
  [イカ用] がま磯プレシードSP2-53
REEL:[夜グレ用] ダイワ トーナメント-Z LB 4500
[昼グレ用] ダイワ トーナメント-isoZ LBD 2300
[イカ用] ダイワ インパルト競技 LBD 3000
■渡 磯 鹿児島県 下甑島 片野浦赤瀬
■仕掛け 道糸:[夜グレ用] VARIVAS バーマックス磯[フロートタイプ]8号 
   [夜グレ用] VARIVAS バーマックス磯[フロートタイプ]2.5号
   [イカ用] サンライン・磯スペシャルビジブルType-VI+ 4号
   ハリス: サンライン・ブラックストリームほか 8号〜2.75号 
■使用餌  撒餌;沖アミ生2角(6kg),沖アミボイル1角(3kg),アミ1角(4kg)
 付餌;オキアミ,ボイル

待っていろ!オナガよ

 巷では下甑西磯が4月から解禁となり、この「解禁」という言葉に弱い釣師達 が 我先にと目を血走らせて押しかけてくる季節となった。  もちろん、私も「解禁」と聞くとアドレナリンが出てしまう一人だが、 何せ4月は仕事が忙しい。その忙しさがまだ後を引くような状態で、仲良し磯遊 人さんから 宇治群島へのお誘いを受けたが、日程的にかなりハードで、仕事疲れ?の私には 、 少々無理な計画に思えた。  丁度、たまたま未来丸の船長から電話を貰い、土曜の昼出しで、日曜朝までの 便があるとのことで、チャーターの方々の釣行に、チョボッとお邪魔させて貰う ことにした。 磯遊人さん、ごめんなさい。  さて、例によってT永さんに迎えに来て貰い、朝からスタート。今回は、チャ ーター便乗なので、良い磯には、乗れないまでも何とか解禁磯には、乗りたいも のだと、話しながら これまた例によって、オナガ狙いの傍ら、イカ釣りもやってしまおうと、またも 二刀流の打ち合わせなどをしながら、阿久根港に到着。 チャーターの方々も良い方ばかりで、何とか船の前部で、横になることが出来、 予定より早く 正午には、出航した。

1年振りとなる赤瀬にて

 今日は、波も穏やかで、海面を滑るように未来丸はスロットルを上げて走る。 この船は、 少々寝床が硬いので、しばし私も寝たり目を覚ましたりとの状況であったが、甑 の中の瀬戸を通過するあたりで、多少波けが出てきた。しかし、これはいつもの ことで、 外を見ずとも、「おっ、いよいよ中甑辺りか」と航路確認するに、役に立つ。由 良島を抜け、 ナポレオンを通過する頃には、既に2時間以上が経過。居ても立ってもいられず 逸る気持ちで 船窓から外を見ながら臨戦体制に。  しかし、本日は、チャーターに潜り込んだ手前、チャーター客を降ろすのをま ず観戦。 名礁早崎のハナレを通り越し、まず下村に底物2名を下ろす。そして下村の地、 広瀬と客を降ろしたところで、船長から声がかかる。 「tomoさんは、上村と赤瀬は、どっちがいい?」まだ客を降ろす途中だったにも かかわらず、 船長から声がかかったので驚いたが、上村には、別客もいたので「出来れば赤瀬 がいいです。」と告げた。他客を上村で降ろし、そして早崎ハナレに2人(何と贅 沢な!)降ろすと、 次は、我々が無事赤瀬に渡礁した。その後、ワキ瀬にも降ろしているようだった 。


赤瀬から早崎ハナレが見えるだけに…ちと気になる。


 さすがにこの時期、日帰りの客も別便で乗せているようで、人気の高さが伺え たが、 まずは、一年振りの赤瀬に降りられて、ここも早崎ほどではないが、オナガ実績 の高いポイントなので、早速、仕掛けの準備に入った。

潮が速くて一方通行に

 しかし、瀬上がりの途中、下村で2度瀬付け。船長が、「えらく潮が速いなあ 。こんな流れは、珍しい。こりゃ〜、早崎とかは、釣りにならんかも。」と呟く のを聞いた。 確かに、予想以上にゴンゴンと流れ、これまで見たことがないような白波が立っ ていた。  ある意味、ちとワンドに入った赤瀬の方が部があるかも知れないと、ほくそ笑 んでいたが、 赤瀬でも、あまり見ない丸瀬から早崎に向っての速い潮が、流れていた。


写真では解らないが潮の流れがやたら速い。


 イカ仕掛けを作ってみたものの、これでは、二刀流は無理だと、即、断念。 潮の速度から、思い切って、夜釣り用の竿で、0.8号電気ウキ仕掛けで、夕マズメ オナガを 狙うことにした。しかもハリス8号にマダイ針11号では、ちと無理かとも思ったが 、手打のオナガは、活性が高いので(勝手な思い込み)、試しに流してみた。  しかし、エサも取られない。右から左流れですぐ回収。なかなか良いポイント に定着出来ないでいた。何のドラマもなく、餌取りも見えず音信不通で、1時間 が経過。


遠くに見えるナポレオンがなぜか恨めしい。


 やがて、エサがたまに取られるようになったので、今更ながら、昼の仕掛けに 変更。 2.75号ハリスにオナガ8.5号針で、流すこととした。  潮の流れが速いため、強制ガン玉で竿2本近く沈めたところで、コン!ときた が瞬殺。 再度、期待して、同じところを流して、またアタリがあったので、ここぞと巻い たら… 私にでも釣れる青ブーであった。



 通常、マキエで、クチブトの姿位確認出来るのだが、この日は、何一つ見えな い。夕マズメもないまま、夜釣りに突入した。


T永さんも頑張っているが…。


まさか?ノーフィッシュに?

 夜になれば、必ずオナガがやってくると思っていたが、一向にその気配なし。 時間の経過と共に、潮が満ちて来て、ついに下では、釣れない状況に。磯奥にT 永さんと退避して、とりあえずビールタイム。しばしの休憩して、私は高いとこ ろから釣り出したが、あまりのアタリのなさに、ハリス7号、針8.5号に落とす。  食ってきたのは、たまにアカマツカサにハタンポ。さらにウツボ。しかも潮が 変っても 流れは、全く変らない右から左への流れで、ここにきて、嫌な予感がしてきた。  足元を流していると、妙なアタリ。根掛りかと思うと、何と浮いてきたのは、 見事な伊勢海老ではないか。釣れないなりに高級お土産ゲットで、気分は、少し だけ救われる^^。  しかし、それでまた海は沈黙。集中力が欠けたところで、休憩タイムとし、目 を覚ますと 既にうっすら夜が明けていた。またも昼仕掛けに戻す。  頑張っていたT永さんの竿が曲がっている。見事に取り込んだのは、45cm位の イシダイ。 「よかったですね〜」本命は、全くダメだが、何とかお土産ゲットを喜んでいた 。  私にも強い引きが有ったが、垂直に糸を三回引き出され、ハリスが飛んだ。ど うもイシダイのような感じがした。  夜が明けて、ちょっと沖向きの潮が流れ、沖で、クン!と力強いアタリがあっ たが、 痛恨のバラシ。やっとオナガを感じさせる引きに遭遇し、ハリスを3号に結び直し 、再度、同じ流れを攻めてみた。すると同様のアタリ!  先ほどより引きは弱いがなかなかの強さ。慎重に捌いて、浮かすと、これまた 美味しい外道。シマアジだった。


美味しい外道ではあるのだが。


オナガは何処へいるのか?

 そして納竿。う〜ん。オナガどころか、クチブトの影すら見ることが出来なか った。 5月に釣友に声をかけてチャーターを予定しているが、一挙に不安になった。案 の定、 船に戻ると、16〜7人の客が居て、オナガは、もちろん、クチブトもチラッと しか釣れていなかった。気温低下のせいか?はたまたかってない潮のせいか?原 因は不明だが、 イシダイが釣れていた以外は、上物勢は、殆どからぶりだったのだ。  今後は、ただただ状況が変るのを期待するのみ。  しかし、久し振りの解禁磯は、オナガは出ずとも迫力はあった。 ここのロケーションは、ここ数年見ている私にも新鮮に見え、いかにもオナガが 接岸しそうな雰囲気に包まれている。 後は、5月のチャーターまでに下見と称して、偵察?釣行を続けるのみだ。


伊勢海老はさすがに食卓では大人気^^。


本日の結果

釣果; 伊勢海老(いい型)1尾,シマアジ(800g?)1尾
バラシ;4発(道糸飛び2、チモト切れ1、ハリス切れ1) ドリンク;ビール2缶,缶チューハイ1缶
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