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2010
REPORT

.08


最新の釣行報告 2010年5月28日
鹿児島 津倉瀬 三番北 


■行 程 2010.5.27
18:30 出発 21:30 串木野港着
21:40 フリースタイル翔 出航 0:00 津倉瀬
5.28 14:00 納竿 17:00 串木野港着 19:30 熊本着
天候 晴れ 大潮 満潮20:35前後(204Cm)波高1.5m
■同行者 磯遊人さん八重さん
■タックル LOD:[夜グレ用] がま磯G-Tune5-50
[昼グレ用] がま磯super intessa 2-53
REEL:[夜グレ用] ダイワ トーナメント-Z LB 4500
[昼グレ用] ダイワ トーナメント-isoZ LBD 2300
■渡 磯 鹿児島県 津倉瀬 三番北
■仕掛け 道糸:[夜グレ用] VARIVAS バーマックス磯[フロートタイプ ]7号 
   [昼グレ用] VARIVAS バーマックス磯[フロートタ イプ]3号
   ハリス: サンライン・ブラックストリームほか 7 号〜2.75号 
■使用餌  撒餌;沖アミ生2角(6kg),沖アミボイル1角(3kg),アミ半角(2kg)
 付餌;オキアミ,ボイル

念願の津倉瀬デビュー

 甑から南20キロ沖の鷹島からさらに南20キロ沖にポッツリ浮 かぶ孤島。正確に は岩礁だが九州の釣師の胸を熱くする「津倉瀬」。
 これまで、行きたい思いはあったが、4つの独立礁は、何れ も標高低く、 時化には弱いと聞いていた。本来、このような瀬には、天候の 急変に備え、渡船 が停泊しておくのが望ましいが、これまで渡船は、宇治群島へ 向かう時にお客を何組か降ろすと いったパターンが多く、馴染みの信頼できる渡船もなく、行く 機会に恵まれなかった。
 今年は、とてもリーズナブルで釣師への気配りや安全性も十 分確保された「フ リースタイル翔」という渡船が就航して、また再び宇治群島や 津倉瀬への興味が沸いていた。
 そこへ、すでに何度か翔を利用されたことのある磯遊人さん が、津倉に釣行予 定との情報が入り、いつも邪魔ばかりして恐縮だなと思いつつ も…「私を津倉に連れていってぇ〜♪ 」と、つい甘えてしまった。

 決まれば話は、早い。仕事場からスーツを脱ぎ捨て、釣師に 変身!磯遊人さん の快適なキャンピングカー に乗せて貰い、楽しい車中を過ごしながら渡船基地の串木野港 へと向かう。 午後9時過ぎには、港に到着。フリースタイル翔も立派な渡船 で船長は、若くて良 い男!すっかり安心して、寝心地の良い船で、仮眠をすると、 何と午前0時には長年の夢 であった津倉瀬に到着していた。


今回お世話になった渡船「フリースタイル翔」。信頼の船長、船も快適です。

三番北側にて

 東シナ海にポッカリ浮かんだ岩礁。周りは、全く海しか見え ない。久し振りに ゾクゾクした。
 船長の丁寧な瀬付け、案内でお客が呼ばれていく。そして、 私達の番となり、 無事、三番北側に渡った。


仕掛け準備中の磯遊人さん、八重ちゃんさん。

 ベタ凪、殆ど晴天。そして、心配していた足場も噂と想像よ りもずっと平坦で 、荷物を整理するとホッと胸を撫で下ろし、まずお神酒上げを 済ませ、夜釣りの準備をした。

 磯遊人さん、八重ちゃんには、足場の良いところを譲って頂 き、あまり状況芳 しくないとの話で、4号竿には7号ハリスでやや小針で望むこと にした。少々曇っているが、何 となく明るい。風もなく、本当の釣り日和に感謝。磯遊人さん に感謝。渡船翔に感謝。の釣りス タートとなった。

夜の格闘に八重ちゃんの叱咤??

 しかし、釣り日和とは裏腹にアタリはない。時折、アカマツ カサが挨拶に来る 程度だ。
 何の変化もなく、2時間位経っただろうか。竿2本位で深いと ころを探っていた時 、強烈なアタリ!
 一瞬、のされかかって、レバーブレーキで多少糸を出し、体 制を立て直した。 「うわ〜、何かきました〜!!」私のへっぴり腰に二人も応援 に寄ってきてくれ ました。 魚の走りは、なかなか止まらず、ブレーキを強く握り締めてい るにもかかわらず 、ジリジリと糸が出て行く。
 磯遊人さん曰く「まさか、鮫では〜??」私「…い、いや、 そんなに大きくはないです〜^^」 暫し、やり取りが続く。強烈な締め込みに久し振りにリールシ ートがグラグラと揺れる。
 しかし、そのうち横走りに。残念ながら尾長ではないようだ と直感すると同時に 最後の突っ込みで少し弱気になるが、八重ちゃんから「バラす な〜!!」いやいや、そんな男っぽ い言い方ではなかったかも? 「バラさないで〜!!」だったかも知れないが、その叱咤激励 で、気を取り直し、何とか浮かせた。 磯遊人さんが、すくってくれた。正体は、メタボなフエフキダ イ、タバメであった。
 力が抜けたが、強い引きは、十分楽しませて貰った。やはり ここには、もっと 得体の知れないデカバンがいるのだろうなと楽しくなった。


幸せとは?

 それから、海はまた静寂を取り戻した。八重ちゃんは、一心 にエギング、磯遊 人さんも水道でオナガを狙っているが、静かな時間が過ぎてい き、気分転換。腹も減ったということで 、朝まず目にかけることにし、恒例の宴会ターイム!!


まずは、乾杯!

 小雨も少々降ったがそれも気になるほどではなく、風もほど よく過ごしやすい。いつものとおり八重ちゃんが手際よく用意をしてくれて、 変哲もない磯の上が、一挙に居酒屋のように、豪華な料理が並ぶ。いつも食べる、飲むだけの私です いません。


お腹も一杯。ほろ酔い気分。

 ビールを飲んでほろ酔い気分。初めての津倉で、不安もなく 、いい気分で、気 がつくと私はいつの間にか楽しい話を聞きつつ、ヘソ天で眠り 込んでいた。


おやすみなさ〜い…ZZZZ

 口にこそ出さなかったが「幸せだな〜」と実感した。仕事の 嫌なことも忘れて 、天気に恵まれた静かな海に浮かぶ南の孤島で、楽しい釣友に 楽しい宴会を振舞って貰い、これこそ至極の幸 せに思えた。

期待の朝まず目も

 どれ位寝たのだろうか。目を覚ますと、うっすら夜が明けて おり、磯遊人さん も八重ちゃんも釣りをしている。
 さすがの磯遊人さんは、四番との水道払い出しを狙って、オ ナガの良型を立て続けに引き釣り出しているようだ。



 何とか、私も口太ながら、初のグレを釣り上げ、○ボから開 放された。そして、八重ちゃんも執念でデカアオリゲット!! よかったね〜。


ビッグサイズのアオリ!羨まし〜い^^!

 しかし、それからというもの磯遊人さんは、コンスタントに グレを釣り上げて いくが、自分のポイントは、さっぱり釣れる気がしない。 厚かましくも磯遊人さんの釣りの邪魔をする形で、何とかグレ を数尾ゲットさせて貰う。
 それでも潮の変化が著しく、活性低下で釣れる気がしなくな り、つい休憩が多くなる。



 でもひとつの心残りがあった。津倉ではスマカツオが釣れま すよ〜と聞いていたので、期待していたのだが、今のところ無反応。 しかし、またも沈黙を破って、磯遊人さんが、スマカツオを釣り上げた。 八重ちゃんもグレに加え、スマも釣り上げた。 お土産に1尾頂いたが、ここは、何とか自分でも釣りたいと再 び磯に立つ。



 祈りが通じてか、遠投した仕掛けが、沖に流れ、道糸がヒュ ルヒュルと引かれる心地よいアタリが! これで、スマガツオ、全員安打〜!!



 嬉しい、そして美味しいお土産ゲットで、オナガは残念だったものの何とか、竿を納めることが出来た。

津倉瀬への思い

 今回は、釣りの条件としては、最高の天候であったが、活性 は、低い。釣った 魚を食い散らすと噂だった鮫とも一度も遭遇することなく、渋 い釣りとなった。フリースタイル翔もせっかくの鮫 退治?も出来ず、やや拍子倒れか。 回収されると、相変わらず底物は、良いらしいが、上物全般的 に悪かったようだ 。

 港でも若き船長が、情報収集。色々と気配りの船長だ。津倉 瀬の初デビューは 、ほろ苦いものだったが、津倉の魅力は充分に感じることが出 来た。
 思えば今年は、新年の男女でゴーマルオナガ程度で、その後 の出会いは、希薄 になった。
 少しオナガスイッチも切れた気もするが、夏場のシブダイと 共に夏オナガに期 待したい。

本日の結果

釣果; クチブト5尾,スマカツオ1尾,フエフキダイ1尾
ドリンク;ビール4缶
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