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■行 程 |
2010.7.31
10:00 出発 14:10 鶴見梶寄港
15:00 千加丸 出航 ナガウド
8.01 07:00 納竿 8:00回収 12:30 熊本着
天候 晴 中潮 満潮23:32前後(219cm)波高1.5m
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■同行者 |
T永さん
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■タックル |
LOD:[夜釣り用] がま磯super intessa 2-53
[昼釣り用] がま磯 intessa GV 15-53
REEL:[夜釣り用] ダイワ トーナメント-isoZ LBD 3000
[昼釣り用] ダイワ インパルトα LBD競技
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■渡 磯 |
大分県 鶴見 半島ナガウド
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■仕掛け |
道糸:[夜]サンライン・磯スペシャルビジブルType-VI+ 4号
[昼]サンライン・ブラックストリーム2.25号
ハリス:[夜]サンライン・ブラックストリーム4号
[昼]サンライン・ブラックストリーム2.25号
針:[夜]がまかつMシステム速攻オナガ8.5号[昼]7.25〜7.5号
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■使用餌 |
撒餌;沖アミ生3角(9kg),ボイル1角(3kg),赤アミ半角(2kg),パン粉2kg
付餌;ボイル,オキアミ |
シブダイ?オナガ?イサキ?ヤリイカ??
このところ釣行というと、いつも磯遊人さんのお世話になることが多く
何だか当然のように「週末は、どうしますか?」ってなノリで、参加させて
貰っていたが、今回は、残念ながら都合が合わず、T永さんとシブダイ狙いで
蒲江か、イサキとヤリイカ狙いで鶴見を攻めてみることに。
蒲江の希望の磯は、船頭に電話してみると「波で乗れない」とのことで、
鶴見の千加丸さんに夜釣りでお世話になることにした。
夜釣りについては、色々な意見や好き嫌いもあるが、私は、一番好きだ。
のんびりとしたムードの中で、大物を待つ。特に暑い夏の時期は、昼の釣りは
熱射病の危険も伴うので、午後3時便でのんびり出発することにした。
名磯ゲットでオナガ狙い?!
基地である梶寄港には、2時過ぎに到着。お客は少ないようだ。
これまた、のんびり準備をしていると、丁度客を降ろしに千加丸が到着。
この便では、オオバエの主こと木下さんが乗っており、釣果を聞くと、
あまり良くなかったようで、一帯は、なかなか厳しい状況のようだ。
荷物を積み込むと、暫し船長とお話を。
何と半島側は、ガラ空きとのことで、「どこにしますか?」と聞かれる。
ならば夏のオナガでも狙ってみるかと「ナガウドで」と答えてしまう。
何でもここ数日、水温が下がり、1週間位釣れていないとのこと。
今回の狙いについては、もともと蒲江でシブダイを狙いたかったが、
それが駄目となり、そうなると、鶴見のイサキ、オナガ、イカ…と
色々迷うところであった。
ナガウドは、鶴見きってのA級ポイントでイサキは厳しいが、
夏のオナガがあたってくるところだ。またヤリイカも良い。
そうなるとオナガメインで夜中にイカを狙ってみようと作戦決定した。
ナガウドの沖向き。
突然の相磯申し出に
すぐに出航したいところだが、3時便で8名ほど他客がくるとのことで、
暫し船内に待機。するとやがて、数度渡船や磯でご一緒したことのある、
もちろん磯遊人さんのお友達の生野先生と佐藤先生の歯科医師のコンビが到着。
軽く挨拶をしていると「我々もナガウドに乗りた〜い!!」とラブコール?視線
。
懇願の?ウルウル瞳を見て、断る訳にも行かず、カゴ釣りをしないなら(汗)と
の
約束で相磯を承諾。4人でナガウドに上がることにした。
さあ、午後3時過ぎには、無事ナガウド到着。ゆったりと準備開始。
私は、例によってビールのプルトップをプシュッと抜き、マキエ、夜釣り仕掛け
、そして昼仕掛けと準備した。
佐藤先生。いきなり裸になられましたが、通常はいたって紳士な方です。
生野先生。とても若く見えますがこの中で最年長でした^^。
T永さん。運転の苦にならない方で助かります^^。
一応の釣座を打ち合わせし、4時頃から釣り開始。私は、沖向き正面やや左に
釣座を構えた。潮は、フラフラと定まらない。エサは、エサ取りにやられ、
余りもたない。4人で立ちながら暫くは、沈黙の時間帯が過ぎていった。
イズスミ地獄の果てに
夕マズメの時間帯になると、ようやくアタリが出だし、私にもアタリがあった
が、
針ハズレとチモト切れ。相変わらずのヘタ加減だが、針を1ランク上げて再度挑
戦。
しかし、正体は、イズスミ。それから、皆で交互にイズスミを釣り上げる。
心も折れかかる午後7時過ぎ。
いよいよ夜釣り仕掛けを変更かと思われる頃、再び、アタリ。
あまり竿を叩かない引きに期待感を持って、大事にやりとりすると40cm程度のオ
ナガ!!久し振りのオナガに思わずニンマリとガッツポーズ。
久し振りのオナガグレ。
それからのオナガタイムは、30〜40分程度か、佐藤先生、私、T永さんとあた
る!
佐藤先生も久し振りのオナガとのことで、「目標、達成!」と喜ばれていた。
強まるウネリに暫し休憩
しかし、オナガタイムは、そう長くは続かない。すっかり暗くなり、またも沈
黙の海に。
私は、夕食タイム?ということで、またもビールをグピリ。何せ、両先生とも
アルコールは飲まないらしく、私だけが既に4本の缶ビールをカラにしてしまう
。
しかも、暗くなるに従い、ウネリが大きくなり、正面突端は、波をかぶり、釣
りも
出来ないほど。一時は、荷物場まで、波が被り、3時間ほどは、状況観察と称し
、
皆、安全な高場で、休憩とした。しかしそれにしても暑い。じっとしていても
汗がポタポタと落ちてくる。
覆る私の常識?
午後11時過ぎになって、やっとウネリは、治まる方向となった。そこで再び
釣り再開。残念ながら、このウネリではイカ釣りも難しいと、イサキ狙いで、沈
め釣りを敢行するが、たまにあたってくるのは、やはりイズスミばかり。
丁度、0時を回る頃、再びアタリがあり、またイズスミかと、2号竿なので
ヨイショとブリ上げてみると、何と、オナガ!!それも40cmはあるようだ。
これまでの経験だと、鶴見であまり遅い時間帯にオナガがあたってくることは
、
なかったが、私のそんな経験による判断を見事に覆してくれた嬉しい1尾に感謝
した。
皆も気合が入ったが、残念ながら、それ以降は、あたらない。皆それぞれに釣
り続けたり、休憩したり、私のように?ビールや缶チューハイを嗜む者と…集中
力も散漫になってきた。
40分程度、イカ釣りも竿を出したが、アジが針にかかった位で、イカらしきア
タリもなし。朝マズメに備えて、休憩することとした。でも暑さと蚊で、ウツラ
ウツラとはするものの爆睡は出来ず(笑)。
不発の朝マズメで終了
午前4時、うっすらと夜が明けてきた。再び夜釣り竿を持ち、釣りスタートす
るも
流れも悪い。5時から昼竿仕掛けに替えて流すが、これもだめ。6時頃に油断し
ている時、朝になって初のアタリを捉えるものの、どうにもならない強烈な突っ
込みに糸を出すも、敢え無く、チモト切れ。突っ込みの水圧で、ウキ止めストッ
パーの位置が
ずれた位なので、恐らく相当なサイズだと思われた。とりあえずロマンを見せて
もらったところで、午前7時まで頑張ったが、竿を置いた。
ナガウドからテッポウ方向を望む。
初めて磯をご一緒することになった先生方とも、最初は、人見知り?のため、
あまり話も出来なかったが、午前7時には、皆、竿を置いたので、ゆったりとお
話する機会にも恵まれ、これで釣友がまた増えた気分になった。
佐藤先生は、久し振りにオナガを釣ったとのことで、とても満足されていたよ
うだ。確かに入れ食いも楽しいが、今回のように貴重なオナガも嬉しいもの。
お互いボーズでなかったことを喜びあった。今回残念だった生野先生には、貴重
な一尾を奉納し?今度、シブダイ釣りの時に誘ってもらうこととした。
午前8時には、千加丸に乗り込み、昼過ぎには、我が家に着くことが出来た。
夏のオナガの魅力
さて、夏のオナガは、引きも強いがとても美味い。この時期のクチブトとは
対照的だ。オナガは、夏が旬なのだ。
そんな訳で、暑いさなか、汗を出しながら釣り上げたオナガの価値観は、高い
。
釣った先から、クーラーを効かせた我が家で、キンキンに冷やしたビールで、オ
ナガ
を食する想像をしてしまう位だ。
もちろん、帰って刺身とズケ丼で、夏のオナガを堪能。脂が乗って美味でした
。
暑さには弱いが、これがあるので特に夏のオナガも止められない。
鶴見の夏オナガもゴーマルを超える茶グレが居る。次は、こいつを仕留めたい
ものだ。
本日の結果
釣果;
オナガグレ3尾(41cm,40cm,38cm),リリース:アジ20cm,イズスミ多数
ドリンク;ビール6缶,チュウハイ1缶,水分補給1.5L
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