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| 2005 REPORT .2 |
鹿児島 片野浦 地磯
降りた磯の左には、沖オサが見える。 久し振りの釣り日和？ Ｋ原さんから誘いの電話有り。挑戦は受けるタイプ。実はやや風邪気味だったが、 ＯＫ！と決める。当日はウネリも治まり波も1.5m。風もなく、曇天。絶好の釣り日和となった。当然客も多い。私達は１時間も前から港に待機しているのに、背中に「名○会」などと背負った、10名程のグループは、遅れてきて、何の挨拶もなく、付いた途端、一番に降りていった。 結局、私達は、３番船となり、沖オサを左に見た地磯に降り立った時は、既に７時過ぎ。もう、全く夜が明けていた。撒き餌を混ぜ、釣り出しは、８時となったいた。 私は、例によって海にビールを捧げ、ハリス３号10mのゼロスルにて釣りを開始した。 船着きで釣りを開始したがウキはじんわり沖に出ていく。さっと、ウキを上げて見るが、餌は付いていない。餌取りも見えないし、本命かもしれない。 ウキしたを下げ、再び入れる。またも餌がない。緊張が走る朝のひととき。 数投目にやっと、ウキに反応が出た。ボーっとウキが海中に飲まれ、スーと 引き込まれ、トン！とあわせると、竿に乗ってきた。明らかにメジナを思わせる痛快な引き。浮いてきた大切な１尾。ｋ原氏がすくってくれた。
特注で手に入れた、チタンハンマー＆ピトン。 今回は、特別に千葉の方にチタンハンマー＆ピトンを作ってもらった。 この方も釣師で、こちらの要望も全部聞いて貰い、素晴らしい出来あがりとなった。 今日は「初おろし」だが、すこぶる差しやすく、簡単にしっかり固定した。 いつも使わないが、チタンの竿受けと組み合わせて使う。とても軽くて使いやすい チタンのセットだ。釣りは、色々な人のアイデア、協力でなりたっている。感謝。 さあ、クロはボツボツと釣れた。良い感じで竿が曲がる。 型は、30cm位が２尾、あとは35cmから40cm近くか。小気味よく力強く楽しいやりとり。 このあまりないよい天気のなか、このままいくと、納竿まで釣れ続けるのかと 胸が高鳴った。 10時位までに１０尾をゲット。なぜかＫ原氏は、外道が多く、まだ２尾。必死に 頑張っている。
ポイントを変え一心に流すＫ原氏。 流れが変わって １０時を越えた頃、流れが変わった。下げが入りだし、水温が下がった感じがする。餌取りも食わない時が過ぎる。この磯からも釣師３組位が見えたが、誰も竿が曲がっていない。食い損なった朝飯を岩場で、食う。今日はこのまま入れ食いかとも思ったが、なかなかそうも行かない。"もう一尾"という思いで磯に立つ。 流れは逆に右から左に流れ、ウキは安定しない。何度も根気よく流したが、反応はない。しかし、そういうときこそ、気合いを入れなくてはならないと、身をもって体感する。ウキが例によってドロドロと表層の波に揉まれる。じっとり沈んでいき 目を凝らしていると、海中で少しだけ速度を増したようだ。 軽くあわせてみると、いきなりガーンとあたり、竿が急激に悲鳴を上げたかと思った瞬間、ブツ！とチモトから飛ばされる。 いつのまにか納竿間近。一瞬の出来事であったが、やはりここ、下甑には 得体の知れない奴が確実に潜んでいる。
下は、私が釣ったポイント。上の写真は、その右手。釣りたかったが 磯を洗う状態だったので、見送った。 いよいよシーズンインか 何とか、１１尾を釣った。午後２時に納竿とした。Ｋ原氏も外道に悩みながら ４尾を釣り上げた。魚は、大物は出なかったが、何れも引きの強い元気のよいクロだった。船に戻ると、数人のクーラーが重かった。全体的には、まあまあ釣れていた ようだが、大物は出ていないようだった。いよいよシーズン本番の気配。 今後が楽しみだ。
私のクーラー。久し振りの２桁^^。 本日の結果 釣果；クロ11尾(30cm〜39cm) 
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