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2005
REPORT

.3


最新の釣行報告 2005年2月5日
鹿児島 片野浦 地磯


DATE 2005.2.5 中潮 満潮(時間)潮位(cm) 5:54(210)16:45 (209)
行  程 AM12:30 熊本出発 AM4:00 (牛深)クィーンパートナー→未来
AM8:00釣り開始 PM2:00納竿----釣り時間6:00------ PM8:20帰宅
同行者 T永さん,turuさん,keさん
渡 礁下甑 片野浦 地磯
タックルがまかつGV175号53,SIMANO BBXテクニウム3000
仕掛けミチイト バリバス フロートライン2.5号/ハリス トルネード松田スペシャルBS 3号〜2.5号 ウキ 0号 針 層グレ6〜5号
使用餌 撒餌;オキアミ2角(6kg),アミ[ジャンボ]0.5角(2kg),集魚剤1.5袋[グレパワーV9,グレパワー],パン粉2kg
付餌;オキアミ生[L](砂糖付),甘エビ

捕らぬ狸の皮算用?

 週の初め、珍しく雪が少し積もり、完全な冬型の天気が到来し たが、 徐々に回復、海もオオシケが治まったようだ。 こうなると、尻がムズムズつりの虫が騒ぐ。私は、早速、クラ ブ員の T永さんとの釣行を決定した。 また、ネット釣友のturuさん、keさんも道中ともにすることと なった。
  まあ、今の季節、釣果は堅いだろう。10尾が目標だと車中で 二人気勢をあげる。 早々に船に乗り込むと、例によってF船長からあおりが入る。 「いや〜、昨日は皆どこでも釣れたよ〜、クーラーに入りきら んから 小さい方からリリースたい。」
  ふむふむと聞きながら、話半分 と思っても 自ずとアドレナリンが出る。 やや揺れるも時化も、治まり無事、片野浦港へ到着。地元の渡 船「未来(miku)」と 乗り換え、turuさん、keさんが一番船。私達は、例によって? 2番船となった。 暫く、一番船の帰りを待つが、帰るや否や、船長が何やら言っ ている。
  「予想より時化ている。うねっとるよ。荷物は少なく、慎重に あがれ」 実は、10日程前、ここの片野浦の釣師が、波に飲まれて2人 亡くなっている。 船長もかなり神経質になっているようだ。
  船は、夜明けを待ち再び出航した。確かにうねりが残っている ようだ。 船は沖まで出掛かると、諦めたように方向転換。 名磯中の名磯、オサ瀬に乗ったturuさん、keさんを横目に、私 達は、 風を避けた、地磯に上げられる。 無事渡磯。しかし、釣り場は、かなり狭い。船着きのみが、ポ イントで、 二人で並んで、ようやく竿が出せる程度だ。背面には、岩のた め、あわせに注意しないと 竿をぶつけそうだ。どうにか、荷物を整理し、二人の足場を確 保、マキエをつくり 釣りを開始したのは、既に8時を回っていた。

いよいよ釣り開始

3号ハリス、6号針(層グレ)、ウキ0号のゼロスルにて釣り 開始。 海中を見ると、浅い海溝が走っているものの全体的に浅い釣り 場だ。 エサはない。小さなエサトリ、赤いオジサンなどが見えるが、 全く反応なく エサをとられている。
  タイミングをみながら、足元、潮に乗せ、やや沖目にと10投 位してみて、 流れを確認しながら、釣ってみる。 クロの姿は見えない。足元のサラシも魚が潜んでいる風もない 。
  「ん?何か違うなあ〜」独り言をつぶやく。 さらに少し沖目を流すことに。エサとられを意識して、マキエ を手前に打ち、 そっと、仕掛けを入れる。 ウキは、沖を流れるに従いやや沈む。じんわりと沈みつつ 、途中でその速度が 増した。 おっと、今日の初アタリ!待望のクロだ。楽しみながら浮かせ ると、標準型の口太。 大事に納める。
  「よし、寄ってきたかな〜」とT永さんを煽りながら、クロを とっととクーラーに放り込み 仕掛けを投入した。

魚がいない

しかし、そこから地獄が待っているとは…。 どんどんアタリが遠のいていく。たまりアタリが有っても、オ ジサン、ガラカブ、ベラ。 10時まで、3号ハリスで我慢するが、居ても経ってもおられ ず、ハリスを2.5号に落とし、 針も久しぶりの5号を結ぶ。 潮が下げるにつれ、水温も低下。ついにエサもとられなくなる 。
  こうなると下げの悪いパターンで、何も釣れる気がしない。底 も見え、小魚すら確認できない。 こんな状態で、このように狭い磯では手の打ちようがない。 望みが薄い狭いポイントなので、自ずと徐々に遠投になるが、 背面も高い岩なので、大振りも 出来ず、イライラとフラストレーションが募る。
 

全く身動きできない磯で釣る範囲も限られて最後は飽きた。


午後1時。既に降参。参った状態。T永さんは、時折アタリを とらえるものの、オジサンばかり。 いよいよ諦めて、糸を切っていると、予定よりはやく、回収。 地元の若い衆?がどかどかと磯に あがり、回収を手伝ってくれる。やはり、事故のせいか、大事 を取って、早めの回収のようだ。
  船に帰ると、keさんは、クーラー満タン。turuさんも7分目。 見事な釣果を得ていた。 遠くにオサ瀬は見えていたが、こうも条件が違うものか。あら ためて、ポイントの違いを痛感。 さらにがっくりしたが、釣果は半分、時の運。 また、次回へと魂を燃やし、帰途についた。
 

本日の結果



釣果;クロ1尾(35cm)
 



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