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2005
REPORT

.4


最新の釣行報告 2005年2月12日
鹿児島 瀬々野浦 タテビラ瀬


DATE 2005.2.12 中潮 満潮(時間)潮位(cm) 10:03(269)22:02 (262)
行  程 AM12:30 熊本出発 AM4:00 (牛深)クィーンパートナー→地元渡船
AM7:20釣り開始 PM1:30納竿----釣り時間6:10------ PM9:10帰宅
同行者 T永さん,turuさん
渡 礁下甑 瀬々野浦 タテビラ瀬
タックルがまかつGV175号53,SIMANO BBXテクニウム3000
仕掛けミチイト バリバス フロートライン2.5号/ハリス トルネード松田スペシャルBS 2.75号〜2.5号 ウキ 0号 針 層グレ6〜5号
使用餌 撒餌;オキアミ1.5角(4.5kg),アミ[ジャンボ]1角(4kg),集魚剤1.5袋[グレパワーV9,グレパワー],パン粉1kg
付餌;オキアミ生[L](砂糖付),甘エビ

嫌なジンクス

 先週の惨めな思いを払拭すべく、再び釣行を決意した。 しかし、嫌なジンクスが付きまとう。まず、今回は、渡船カードに五つスタンプが 溜まり、無料渡船となったことだ。前回も、釣友に聞いてもこの「タダ券」を 使ったとき、あまり釣れた記憶がない。 そして、車中、T永さんが
 「あっ、また狸がひかれてた…。」
 「げっ、何匹見ました?」「えーと、三匹」
 「先週と一緒だ…。何とか後一匹見てください!!」
  実はおまけに、事前に渡船釣具店からも電話があって、
 「Fさん(私のこと)…、片野浦が一杯なんですよ〜。瀬瀬之浦でもいいですか〜?」
 「なんでよ〜。なんで、片野浦が一杯な訳よ。」
 「いえね、当日客も多いんですが、ほれ、例の名○会も瀬泊りしているんですよ〜」
 「げげっ、そうですか〜?それなら瀬瀬之浦にします。」
 てな会話も有ったりして、嫌なムードを払拭することは、出来なかった。
 「今日はでかい事は云わない。釣れればいい。」T永さんも随分弱気になっている。私も、まさか先週のような事はないだろうと、びびりながら渡船に乗り込んだ。
 渡礁くじ順は3番。同行のturuさんが2番だったが、地元の船は、いきなり 「次は、二人組!」「えっ?」turuさんを後に残し、私とT永さんが、2番目に 降りることに。
 

瀬瀬之浦の独特な切れ立った磯。



 荷物を、無事降ろして、岩の高いところに上げると、ピンときた。過去に乗ったことのある港の見える磯だ。しかも、その時は、あまり釣れずに瀬替わりした。 う〜ん。またかと思ったが、深く考えずに準備を始めた。ちなみに、その時の模様は こちら。

釣り開始

 さて、すっかり夜が明けた。右隣の向かいの磯に乗った釣師の竿が曲がっている。 早速釣りを開始することとした。磯の下からは、やがて満潮に向かい、長く釣れそうにない。 上に登ると、瀬が付きだしたうえ、タモも届きそうにないが、安全にはかえられない。
 予想より波はある。最もポイントと思われる水道側を私が左側、T永氏が右側から攻めることにした。
 天候はどんより曇り。海中の様子は解らない。海水温は、かなり下がっている気がした。 撒き餌を打ち、ウキを流すと、サラシの加減で、右へ左へウキが落ち着かない。 あげてみると、早速エサがない。
 この調子で、とりあえず、サラシの先を狙うが、確実にエサを取られる。しかも 恐ろしく、浅棚だ。クロなのか、エサトリなのか、エサの取られ方からは、判別出来なかった。
 ウキを下げ、ハリスヒトヒロ位で、さらに糸を張り、流してみた。まず、エサトリの正体を見極めようとした。
 撒き餌投入。タイミングを見計らいウキ投入。糸を出さずに、さらにオイ撒き餌。 ミチイトを出来るだけ寝せる。目印フカセカラマン棒が、スッとさがり、微妙にウキが沈む。あたった!間髪を入れずアワセ。ギュ〜ンと竿に乗る。おっと、クロだ!
 大事をとって、ずっと左の低い磯側に水道から引きずり込み、無事タモ入れ。よし、何とかキーパーサイズだ。
 この調子で、数尾とる。何とか、先週のリベンジを果たした気分だ。 どんより曇りで、海中が見えないが、一度だけ相当数のメジナが撒き餌後、海中に 見えた。こんなに居て…なかなか針掛かりしないのか?
 

釣り場から左側の磯。その水道が本日のポイント。



 タチが悪いことに、クロのサイズは、それこそ10cm位のやつや、20cm位のやつも居る。 きっと、キーパーは、その下に居るのではないかと思うが、エサが沈む前に ことごとく食われる状態だった。
 暫く同様の釣り方で、数尾追加するが、実のところこのような反応もなく数秒で エサを取られる状態において、どんな仕掛けがいいのか、仕掛けを変更することにした。
 私は、ゼロスルでも、ハリスが10mと長いのでウキ下は、極端30cmにでも 落とせるし、常々カラマン棒を2セット付けているので、そのひとつにこのところ 2年ほど使っていなかった、ハリスウキ00号を付け、ジンタン6号を針側に打ち、 再び流してみた。
 

こんな感じの仕掛けとあいなる。



 これで、比較的エサトリの反応は出るようになったが、唖然とするほど浅い。 水面すれすれで、本命とエサトリが食ってくる感じなのだ。ここ最近、棚が深く 恐らく、今日も深いと予想していたが、これほどまで浅いとは。自然は想像どおりではない。

残念なバラシ

 ハリスを2.5号に落とし、全部で10尾位釣ったところで、 久し振りに休憩昼食とした。時間は、11時位を回っていた。 それにしても、そこそこ釣れてはいたが、何となく「これが正解」という気がせず 何となく、満足感に至らない釣りだった。 魚のサイズも30cm〜39cmといったところか、それほどいい型が出ていない。
 しばらく撒き餌を打ち、サラシの中に投入した。上手いこと、糸が送り込まれ、 少し、張ってみるとすぐアタリ! おっと、いきなり持っていかれる。右手の瀬に突っ込み、竿はぐんにゃり頭を下げた。 これまでよりは、でかい!でも、この角度では捕れないか…と、半分諦めたが、 どうにか、糸を飛ばすことなく、左の浅場に持ち込むことが出来たようだ。
 2、3度突っ込まれ、本日初のオナガのようだ。魚体が浮いた。45cm位だろうか。 私の好きな茶グレだ!ところが、さあ、タモを取ろうとした時に、最後の反転。 なんと、チモトからプッツリいってしまう…。

 あ〜あ、せっかく最初の難関を突破したのに。やはりオナガは要注意である。 レコードサイズではないが、こういうやり取りの積み重ねが、大物への道である。 まだまだ修行が足らないと反省。

魚が消えた?

 それでも気を取り直し、タイミングがよいと、うまく流せ 誘いが入れられると、何とか数尾追加した。今日の中では、一番納得のいく 釣り方が出来た。

 

釣り場の後ろ側はご覧の通り港。午後にはギャラリーもいた。


  残念ながら、オナガ大物の姿を見ることは出来なかった。 さらに、水温が下がり、午後1時頃から、全くエサすら取られなくなる。 こんなに変化するものなのか、相当深く入れてみるが、魚がいなくなったかのように エサが残ってくる。
 おまけに、風邪が弱まるどころか、酷くなりシケが増してきたようだ。 本日は、2時半納竿予定。早めの回収に備え、1時半には、竿を畳んだ。
 今日は、釣れて良かった。T永氏も目標の片手以上釣り、ほっと安堵。 確かによかったが、100%満足出来る釣りでもなかった。 どういう釣り方がよかったのか、最後まで「これだ」と思えるアタリは、 捉える事が出来なかった。やはり修行が足らず。やはり色々試してみなければ ならない。

安全第一

 船に戻ると、意外とまわりは釣れていなかった。片野浦も瀬瀬之浦も 泊まり組も含めて二桁は、少なかったように見えた。 しかも大物の話も出なかったので、まだまだこれからなのか。
 一人であがったturuさんが、何と道具が流されていた。高価なタモまで。 やはり安全第一で釣行したい。
 さて、次週はいよいよ中甑にてクラブの釣り大会。 何とか大物をひきづり出して、エントリーしたいものだ。

 

私の釣果。型は出なかったが。




本日の結果



釣果;クロ14尾(30〜39cm)
 



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