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2005
REPORT

.6


最新の釣行報告 2005年3月26日
鹿児島下甑片野浦 ワキ瀬 


DATE 2005.3.26 大潮 満潮(時間)潮位(cm) 8:13(261)20:26 (264)
行  程 AM12:30 熊本出発 AM4:00(牛深)クイーンパートナー→未来丸
AM7:30釣り開始 PM2:00納竿----釣り時間 6:30------ PM 8:50帰宅
同行者 turumikuroさん
渡 礁 下甑片野浦 ワキ瀬
タックル がまかつGV175号53,DAIWA トーナメントISOインパルト2500
仕掛け ミチイト SIGLON磯スペシャルTypeSUSUSPEND Mario SUNLINE 3〜2.5号/ ハリス トルネード松田スペシャルBS 3号 ウキ プロ山元 0号 針 剣華グレ7号
使用餌 撒餌;オキアミ1角(3kg),アミ[ジャンボ]1角(4kg),集魚剤1.5袋[グレパワーV9,寒グレ], パン粉1kg
付餌;オキアミ生[L](砂糖付),甘エビ,オキアミ半ボイル[L]

期待の西磯

 いよいよ3月も終わる。瀬ムラ、食いシブリが聞こえてきた。 天候もまた週末になると悪くなるパターンが続き、 いつのまにか、大物シーズンも終わりかと思うと、焦りも出てきた。 そんななか、何とか天候も落ち着き、暫く一緒に磯上がりしていなかった turumikuroさんと、一緒に釣行することに。下甑片野浦を目指す。
 当初、ウネリが残っているとのことで、手打の東側にクイーンパートナー号 は、進むが、海の状況を見て、船長は、船内に 「波も収まってきたので、片野浦を目指します。」と放送し、思わず心の中で 拍手した。
 

ワキ瀬の右手には、マル瀬が見える。

ワキ瀬とは、脇瀬か湧き瀬か?

 この日は、実は、客が少なく、全員で7名。うち、2名の客が船釣りで 磯釣りは、僅か、5名という好磯に乗れる絶好のチャンスとなった。 また、波も鎮まり、風もなくなってきた。
 turuさんと、相談し、出来るだけオナガの大物の可能性のある瀬をと、F本船長に 相談した。
船長「マル瀬か、ワキ瀬がいいよ。」
turuさん「マル瀬は、小物が多いのでは?」
船長「な〜ん、小物しかとりきらんとたい。みんな糸が細すぎるもん。 まあ、ワキ瀬もよかばい。」
 大物を想像して、色々対応を考えていると、地元の船未来丸(mikumaru)がやってきた。 そして、最終的に我々は、ワキ瀬に乗ることに決めた。オウ瀬にひとり、マル瀬にふたり降り、最後に我々だ。
 このワキ瀬は、私は、初めて聞く瀬だ。ワキ瀬とは、脇の瀬なのか…、湧き瀬なのか…ワクワクしながら、瀬渡りした。 マキエを打ちながら釣りを開始したのは、すでに7時半。すっかり明るくなっていた。
 

本日攻めたポイントはこんな具合。


釣れども釣れども

 船着きの両側は、満潮を控え、まだ潮を被りそうだったので私とturuさんは、並んで船着きで釣ることに。
 適度にサラシが出て、マキエも程良く沖に向かっている。早速御神酒がわりのビールを海に垂らすと、0号ウキのスルスル10mハリスで第一投を投げ入れた。 多少ウネリの残る波間にウキが落ち着くと、やがて静かに海中に潜っていく。
 アタリだ。竿が小気味よく曲がりクンクン引く。浮いてきたのは、足の裏にちょいといった何とかお持ち帰りサイズのクロだ。とりあえずクーラーに収めた。 しかし、この時までは、この後どうなるのか想像もしていなかった。
 一投毎に、アタリがあった。いや、厳密にいうと、反応がない場合もあったが、 確実に殆どがクロにエサを取られる状態だと実感出来た。 つまり、うまく投入すれば必ず何らかの反応がある。アワセると、うまくかかるときもあるし、かからない時もあるといった具合だ。
 

ポイントの右手。この先には、4月解禁となる手打の西磯と続く。


 棚は、かなり浅い。何れも二ヒロ以内で食ってくるようだ。何とか5尾ほど釣ったところで、先日買った三原センサー(-)を装着してみる。棚が浅い時や流れに乗せたいときに使おうと買ったものだ。
 案の定、アタリはかなり明確になった。あのまだクロが数釣れていた昔?の時代のように、サラシ際に投入して、仕掛けが馴染むと、センサーがスッと沈み、ウキに反応が出るとき、クッとあわせて足の裏から、800g位までのクロが次々と釣れる。

止まらない入れ食い


 

久し振りのturuさんとの釣行。もちろんこんなに釣れたのは初だ。

 私は、機械仕掛けのように暫く、次から次へと釣り上げた。 大物勝負だったのにと思いながらも、思わぬ入れ食いに暫し夢中になり、 10時半位までには、20尾位を釣った。
 あまり腹も減らなかったが、飯を食いながら休憩するとやはり少しでも 大物をとの気持ちがわき、再び磯に立つと、手前にマキエを打ち、朝からのハリス3号のまま、変えることなく思い切り遠投作戦に切り替えた。
 釣れてきたのは、足元より少し大きめだが、やはり800g36〜37cm位までのクロ。 あえて、マキエを打たず、遠投して、仕掛けを暫く沈めて、マキエを打つなど試みる。

贅沢な大物願望症候群

 しかし、なかなか大物に出会えず、気が抜けた頃、少し粘りがある引きに出会う。 なかなか浮いてこず、手前にへばりつかれるが、はがしにかかったところで、残念ながら、針はずれ。残念。キロオーバーはあった筈だ。
 実は、本日、三原センサー(-)のほか、新しい試みとして「剣華グレ」というオーナーの針を使っていた。
 私の釣り方では、割にアワセが遅く、これまで感覚的には6〜7割が針飲まれだったが、この針では、実際飲まれが激減した。今日は殆ど飲まれていなかった。しかし、 これは、オーナー特有かもしれないが(メーカーさんごめんなさい。)針のびが多いと思う。魚のブリ上げで、針が何度か伸びた。
 その時間帯が、比較的大物のお出ましの時間帯だったのか、turuさんが、ジグロのまあまあの型とオナガの40cm位を釣り上げた。
 そうなると、少し飽き加減だった私の釣り魂も再び、再加熱したが、残念ながら釣れてくるのは、35〜36cm止まり。 12時には、クーラーが満タンになり、その後は、turuさんのクーラーへ放り込んだ。
 

25Lクーラーは満タン。後はturuさんのクーラーの空きを埋めた。


 午後1時までに恐らく30尾以上は、釣ったと思う。実際のところ、こんなに釣れたのは、10年以上振りだと思うが、なぜか満足感には至らなかった。
 この次こそ、大物と出会いたい。

本日の結果



釣果;クロ30尾以上(28〜37cm)
 



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