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2005
REPORT

.11


最新の釣行報告 2005年5月28日
鹿児島下甑手打早崎ハナレ


DATE 2005.05.28(土) 中潮 満潮・干潮(時間)潮位(cm) 4:39(141)10:07 (249) 波高1.5m
05.29(日) 5:35(148)10:59 (233) 波高2.0m
行  程 AM 9:30 熊本出発 PM2:00(牛深)クイーンパートナー→未来丸
釣り開始05.28(土)PM4:30 納竿05.29(土)PM11:30 PM6:30帰宅
同行者 akitoooさん,turumikuroさん,muchojinさん,joさん,N島兄弟,S藤さん,keさん,ke 友さん
渡 礁 下甑手打 早崎ハナレ
タックル がまかつインテッサGV2−53,
DAIWA トーナメントZ 4000,DAIWA トーナメントISOインパルト(3000)
仕掛け ミチイト Vermax磯 ゼロフカセ[セミサスペンドタイプ]VARIVAS 5号
SIGLON磯スペシャルTypeSUSUSPEND Mario SUNLINE 4号
ハリス シーガー グランドマックス4号,サンライン トルネードVハード6号, トルネード松田スペシャルBS4〜2.75号
ウキ 釣研424 G3,プロ山元 G2号,2B,タナプロB-Bセット
針 層グレ7号,剣華グレ7号,小鯛11号
使用餌 撒餌;[日中用]オキアミ1.5角(4.5kg),アミ[ジャンボ]1角(4kg),集魚剤1.5袋[グレ パワーV9,寒グレ遠投],パン粉4kg
[夜用]ボイル2角(6kg),アミ[ジャンボ]半角(2kg)
付餌;オキアミ生[L](砂糖漬),オキアミボイル[L]

大物を夢見て

 いよいよ、今シーズンの大物チャンスも終盤戦となり、akitoooさんと、プラン を考えていた。 何とか、一級ポイントで、大物を釣りたいとの願いで、手打に午後から釣行し、 夕マズメを釣り、さらに夜を釣り、朝マズメを釣ろうという贅沢な計画だ。
 ひとつ返事で、乗ってくる釣師が全員で10名集まり、いざ出船…のはずが、 前日に電話が入り 渡船費用の変更と、2日目がイシダイの大会なので磯の瀬代わりを要求された。
 せっかくのプランも直前に変更では、燃え上がる気持ちが少々減退、そんなこ となら、鷹島にルート変更 したいとの声が盛り上がったが、瀬替をしない条件で、再決着。こういうことは 、事前に調整をつめて欲しいものだ。
 なにはともあれ、下甑の名磯目指して、クィーンパートナーは、快調に飛ばす 。海も殆どベタ凪で風もない。 一時は、雨も心配されたが、快適な釣行になりそうだ。おのずと夢も膨らみ、話 も弾んだ。
 現地未来丸との打ち合わせの結果、私とakitoooさんが、先客がいるも早崎のハ ナレへ、N島兄弟とS藤さんが、上村瀬、 keさんと釣友がダイスケへ、。muさん、joさん、turuさんが、下村瀬へ乗ること に決定。何れも一級ポイントであり、憧れの磯だ。 順調に瀬上がりを完了した。


名礁早崎のハナレから。沖向きも水道も魅力的だ。

にわかに大物チャンスが

 さて、私とakitoooさんは無事渡礁したが、先客二人が沖向きと、水道に分かれ て 釣っていた。結果を聞くと、まだ今釣り出したとのこと。断りを入れ、私が船着 きの裏側を akitoooさんが、水道に入ることとした。
 ゆっくり準備して、いざ釣り出し。しかし、丁度潮止まりで、反応は薄い。 ところが水道側に入ったakitoooさんは、いい流れを捕まえ、いきなり入れ食いモ ードに。 2尾、3尾と釣れている。私は暫く静観していたが、溜まらず、隣のポイントか ら 同じ流れで2尾釣らせてもらう。何れも40cmクラスなのだが、本日は大物狙い、 贅沢にも 不満サイズだ。
 やがて、潮が変わり水道でもアタリが無くなったが、akitoooさんは、既に8尾 程釣っていた。 さすが名磯。早崎の魚影は濃い。
 私はもとの中間ポイントに戻ったが、沖向きを釣っていた先客にアタリあり。 格闘の末、何と60cm近いサイズの尾長をあげる。あ〜、自分の求めているのもこ れなのになあ〜と 思いながら、自分の釣りに集中することに。また先客が50cmオーバーをあげてい るようだ。 一瞬、仕掛け変更しようかとも思う位こちらはアタリがないが、中途半端なポイ ントをやや恨めしくも思ったりした。
 しかし、50cmクラスが釣れるのは、沖向きの先客二人ばかり。私は、地グロ交 じりで、40cm位のクロを釣ったのみ。 釣り上げて、夕マズメのアタリも遠のき、akitoooさんと飯を食い夜釣りタイムに 突入した。


片野浦の未来丸。色々と無理云ってます(笑)。

グレてない?グレ

 夜釣りは、今回出来るだけ、スリリングな仕掛けに挑戦と思い、初おろしの トーナメントZ4000の道糸5号に、ハリス6号で、竿は、昼間と同じ2号の GVで 挑むことにした。針は、不意の60cmオーバーに備え、コダイ11号を巻いた。
 しかも、今回、初の電気ウキG3による、ハリス10メートルのスルスルを実 践。 糸の入りが解るように、ウキ下にマダイルミコを装着した。 こんな仕掛けで、夜流せるのか少々不安だったが、糸の入りはまずまず、仕掛け の不安も なくなり、じっくり粘る。しかし、餌取りの反応すら殆どない。
 「手打のグレは、グレてないので、夜出歩かないんですかね〜?」akitoooさん の ジョークに笑いながら、納得。まさに、お休みといった具合なのだ。
 午前3時位になって、皆が休憩するなか、昼釣りのポイントに戻り、一人竿を 振った。 風も治まり、瀬際は、波が打ち返すものの、サラシの先に投入すると程よく、と どまり 本当に釣れそうな雰囲気なのだ。それでも何も食わない。
 午前4時半。うっすらシラんできた。潮はいい感じで払い出している。 水道に戻ったakitoooさんから声がかかる。「45cm位ですけど、オナガきました〜 」 いよいよ、朝のゴールデンタイムか。 少しの間をおいて、やっと、待望のアタリ。なかなかの引きだが、こちらは、 夜の仕掛け。隙を与えず、浮かせにかかる。 46cm位のオナガ。 そこから、数尾地グロ交じりで7時位まで釣れた。
 アタリが遠のいたところで、仕掛け変更。竿は2号のままだが道糸4号、ハリ スは、3号…にしたかったが、 ハリス切れで、2.75号をセットした。 朝マズメの終わった感のある磯は、暫く治まり、潮も手前潮と変わって釣りにく かったが、 ぼちぼちと地クロが釣れ、何とかクーラーも、そこそこ重くなった。


日中釣った私のポイント。ホントは底物ポイントです。

 いよいよ納竿間近になり、先客が10時半で釣りを止めた。そこでakitoooさん が、ラストチャンスと 沖目狙いで、ポイントに入ることに。 やがて、粘った結果、クチブトではあったが、40cm位を釣り上げて、納得のいく 納竿。 既に私も、やる気は減退していたが、最後の力を振り絞り、沖目のポイントに交 代。最後のマキエ を捨てる感覚で釣る事に。
 潮は、沖の本流にどんどん流れ、これぞ甑だと沖のポイントに立ちウキを流し ただけで、実感できる。 大袈裟に言うと、この流れに出会うためにここに来たのだという感動に包まれた 。
 いい磯には、何とか渡れたが、いいポイントに立つのは、難しいし、いい条件 の中で釣りをするのも なかなか難しい。次回からは、のんびりあせらずやりたいなあなどと思いながら 、仕掛けを流す。 あっという間に100m位、流れる。
 ウキは見えなかったが、糸に少しテンションがかかった、糸を持ち、少し触る といきなり、道糸が バラバラと出た。アタリだ。最後の夢を見させてもらおう。比較的手前には、よ ってきた。 同磯の別客、底物師も、竿を引き上げ、見守ってくれる。akitoooさんも寄ってき て、タモの準備をしてくれる。 「いや〜、大丈夫ですよ。」と余裕を見せたが、手前にきて、かなりの突っ込み を見せる。 「おっ、オナガですかね〜」しかし、その瞬間、竿は力を失ってしまう。残念な がらの針はずれだ。 やはり、糸が走るようなアタリの時は、2度アワセをやらなくてはならないよう だ。 うーん。残念。でも最後に夢を見せてくれた、早崎の磯に感謝。ここで納竿とし た。

本日の全体的結果

 船に戻ると、皆、そこそこ釣っていた。イシダイを狙ったkeさんの釣友だけが 、あたらなかった ようだ。実は、早崎ハナレには、石鯛師も同磯していたが、朝から短時間に4尾 釣り上げていた。 やはり魚影は濃い。
 さて、本日の大物賞は、53cmを釣ったN島兄弟、弟で、兄弟とも50オーバーを釣 って満足そうだった。 私にしてみれば、先客の60cmに近いオナガが、目に焼け付いたが。皆、まずまず といったところだ。
 私の中で、大物狙いのシーズンは、とりあえず終わった。あまり目を血走らせ るのも無粋で あるし、結果、今年も60cmとは、出会えなかった(まだ、今年は終わってないが…) 。 今日まで、大仕掛け志向で踏ん張ってきたが、次回から、逆にもう少し細仕掛け で楽しみたいと思う。


本日の私のクーラー。36Lが虚しい。

本日の結果



釣果;クロ10尾(35cm〜46cm)
 



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