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2006
REPORT

.1


最新の釣行報告 2006年1月1日
男女群島 宴会場,渡辺瀬 


■行 程 2006.01.01(初日) 天候曇り 大潮 満潮 9:30?前後 波高1.5m
AM06:10 熊本出発 AM09:30 波羅門出航基地(佐世保針尾浦頭港)到着
AM10:30 浦頭港出航 渡船キング波羅門
PM02:00 男女東磯到着 宴会場(男島)に渡る
01.02 (二日目) 天候曇り一時雨 中潮 満潮 10:10?前後 波高2.0?m
AM08:00 瀬替わり 渡辺瀬(中ノ島)に渡る
01.03 (三日目) 天候晴れ 中潮 満潮 10:50?前後 波高2.0?m
AM10:00 納竿 PM2:00 浦頭港帰港。PM7:30自宅着
■同行者 kitaxakiraさん(福岡),kitayoungさん(福岡),ふなむしさん(和歌山),kamekameさん(和歌山),
kawahiraさん(東京→熊本),joさん(福岡→熊本) 以上全7名
■タックル (夜)LOD:SHMANO BB-X XT 4-520PTS REEL:DAIWA TournamentS 6000-T遠投 (昼)LOD:がまかつ インテッサGV2-53,がまかつグレ競技用遠征SP2-53 REEL:DAIWA TournamentISOインパルト3000
■渡 礁 長崎県男女群島 宴会場(男島),渡辺瀬(中ノ島)
■タックル (夜)LOD:SHMANO BB-X XT 4-520PTS REEL:DAIWA TournamentS 6000-T遠投 (昼)LOD:がまかつ インテッサGV2-53,がまかつグレ競技用遠征SP2-53 REEL:DAIWA TournamentISOインパルト3000
■仕掛け (夜)道糸 サスペンドRB.Yスペシャル(GOSEN)10号,ハリス トルネード Vハード(SUNLINE)8 号 針 小鯛11号 (昼)道糸 4号,ハリス トルネード 松田スペシャル競技 ブラックストリーム(SUNLINE)3 号 針 層グレ7号,剣華グレX8号
■使用餌 撒餌;オキアミ生4角(12kg),オキアミボイル4角(12kg), 赤アミ(ジャンボ)2角(8kg),集魚剤3袋,パン粉4kg
付餌;オキアミ生(L)×2 ボイル×1 甘エビ×2

楽しい計画





私はいつも釣りには、4つの楽しさが有ると思っている。@計画A準備B釣行C食の楽しみだ。 今回、@とAの計画と準備では大いに楽しめた。言うなれば待ちに待った男女遠征となった訳だ。心配された天候も直前に雨マークが消え、寒さも和らぎ絶好の釣り日和を予感させた。

前夜祭

 年末、男女の打ち合わせレセプションと称して、帰熊したkawahiraさんとjoさんと飲む。緊張からか、二人を置いてけぼりして、一人だけシコタマ酔う(笑)。介抱ごめんなさい。
 さて、元旦は、早朝からスタート。kitaさん達4人組と待ち合わせの佐世保川登SAまで、さすがに少ない元旦の高速を飛ばす。9時には、無事、kitaサン、ふなむしさん達と初対面を果たす。
 挨拶もソコソコに、いざ渡船波羅門の待つ佐世保針尾の浦頭港へ。余裕を持って着いたつもりが、実は我々が港に到着したのは、恐らくビリ。男女に元旦から釣行しようという猛者達は、既に臨戦モードに入っていた訳だ。

キングバラモン・ビッグバラモン


バードばらもん

 渡船はバードばらもん、少々小ぶりだが、ちゃんと皆、寝ていける精悍な雰囲気の船だ。天候はベタ凪。荷物を積み込むと満を持して出発。午後2時には、男女に到着した。残念なのは、今回も東磯。3度目の正直もままならず、西磯に夢となった。出来れば7名での瀬上がりと考えたが、折角遠方から遠征してきたのに釣れなかったでは淋しいと思い、案内のkitaさんに別に乗ることを告げ、kawahiraさんとjoさんと私で、男島宴会場に降りる。

宴会場から左手を見渡す。


男島 宴会場

 宴会場は、その名のとおり、宴会が出来るほどフラットで安全な磯だ。とりあえずビールを飲み、夜釣りの準備をしてから、昼用の仕掛けを準備して、釣りを開始した。

いよいよ釣り開始のkawahiraさん



 少し高い沖目に張り出したポイントからkawahiraさん、フラットな足場の船着きにjoさんが入る。私は、joさんと並んで釣ることにした。

足元を攻めるjoさん


 しかし、マキエに集まるのは餌取りばかり。本命の反応はあまり感じられない。かなりシビアな流し込みで、なんとか1尾を上げるが、35Cm位のクチブト。男女のお持ち帰りには小さいとリリース。心の中で、「お姉ちゃん、連れてきて」とお願いする。
 世の中は甘くない。その後釣れない、二人も時折、餌取りと戯れているが、沈黙のままだ。私は、「40Cm以下はリリース」の合言葉を翻し、やっと釣れた35〜37Cmのクチブト2尾をドンゴロスに納めた。 「こんな筈じゃないのに」その言葉が頭を駆け巡る。男女初挑戦の二人にも「この天候なら、相当釣れます。絶対釣れます。」と僅か2度の経験で豪語していたのに。にわかに暗雲立ち込めた気分。
 そのまま軽く夕食を済ませ、期待の夜釣りに突入するが、海は、固く口を閉ざしたかのように沈黙。竿一本半のタナでもエサさえ食わない。宴会場で宴会もせず、3人で頑張るが、全く反応なし。疲れた状態で朝を迎える。


中ノ島 渡辺瀬(渡辺横)

 朝の見回り前に道具を畳み、即瀬替わり。ポーターにあまりいいところは空いていないなどと云われつつも、偶然、空いた渡辺という瀬に無事渡る。またも足場のよい、なかなかのポイントのようだ。kitaさんから借りた空撮ガイド「ザ・男女群島」にも載っている(笑)。
 瀬替わり後、joさんが早速、釣り開始。竿を曲げている。その後参入したkawahiraさんも、すぐに竿を曲げた。そうそう、これが男女群島なのよ!と納得し、私も正面の船着き側から竿を出すことに。しかしここは、正面に大きな沈み瀬があり、釣場とその沈みとの水道というか、海溝というか、僅か1m程度の横流れを釣らなければならなかった。

渡辺瀬も逃げ場が有り安全な磯だ。



 前客のマキエを清掃してしてから釣り開始したが、その善行?(実は単なる足場のすべり防止)のせいか、マキエが効き、40Cm超位のオナガが連発、そして、その後、残念ながら釣行最大サイズ44Cmクチブトが釣れた。勿論、この時はこれが最高とは思っていなかった。
 その後、油断こそ、最大の難敵と知る。ふと目を離したときに、突然竿引きの強烈なアタリが有り、一瞬の穂先の曲がりで、糸が絡み、竿を起こしリールを巻く時点で、GV2号の穂先が折れた。それでもリールを巻こうとしたが、ドラグが回り、糸が巻けない。もたつく間に、敵は、沖から手前の瀬際に潜り、ハリス切れ。大きなチャンスを逃す。
 午後は、ある程度、休憩して、夜に備えることとした。それにしても身体はがたがた、腕は重く、いやはや年齢を自覚させられる。夕方から、夜仕掛けで、オナガ狙いと気合いを入れる。  今夜は何故か満天の星。星を眺めながらの夜釣りは乙なものだったが、残念ながらあたってきたのはマツカサばかり。そして、やたらと寒く、風が出てきた。
 午後10時に休憩のつもりで竿を置いたが、疲れもピークに達し、不覚にも、いや本気でそのまま寝袋にはいってしまう。

最後の大物対決

 明け方から勝負のつもりが、寒くてなかなか寝袋から出れず、既に夜明け状態から再スタートしたが、期待のポイントもなりを潜めたように静かになり、昼の仕掛けへと交代した。いよいよ最終日。午前10時までの勝負だ。


 何とかクチブトを3尾追加するも、大物には程遠い。これで最後と思い足元を流していると、ウキがスーっとサラシに消える。よし!と合わせると、強烈な引き。大物と実感出来る突っ込みだ。足元で、糸が三度出て…一瞬弱気になるが、その後反転して、沖へ向かい、じわじわ寄せにかかると、左手に向かって走り出した。最後のチャンスを逃してなるかと慎重に磯を移動。最後の力を振り絞り、ゆっくり浮かすと、うっすらとオナガに見える。
 「やった!これぞ一発大物だ」心の中で叫ぶが、まだ浮いていない。タモを持って駆け寄ってくれたjoさんに「浮くまで待って」と声を掛け、最後の寄せを敢行。 しかし、浮いた魚体は、何とオナガからサンノジに変身する。いや変身したかに見えた、正確には60Cm程のヨンノジであった。道理で、最後の突っ込みが今ひとつだったような気も。
 とにかく、そこで力尽きる。ジエンド。道具を片づけていると渡船の迎え。のんびり感傷に浸る?ヒマもなく、船に飛び乗った。
 さて、kitaさん、ふなさんグループは、瀬替わりなしで、クロキ島のシケシラズで頑張ったそうだ。ふなさんは、念願のオナガ52Cmを仕留め、まずまずの釣果。kitaさんもソコソコ釣っていたようだ。
 残念ながら、うちのグループでは、kawahiraさんが、石鯛を始め12目釣りを達成したと気炎を吐くが、目標であった大物オナガには出会うことが出来なかった。

総括

{よかった事}新たな釣友と楽しい釣りが出来たこと。天候がよかった事。心に残る釣行だったこと。
{残念だった事}東磯だったこと。三度目をもつてしても大物が釣れなかったこと。

スペシャルサンクス

kitaxさん、お世話有り難うございました。
ふなさん、金ちゃんヌードル有り難うございました。
kawahiraさん、馬肉薫製その他有り難うございました。
joさん、運転有り難うございました。ビール飲んでゴメンネ。

本日の結果





釣果;釣果;オナガ&クチブト14尾(35Cm〜44Cm),オマケminiイシガキ
 



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