最新の釣行報告 2006年4月8日
鹿児島 下甑 大瀬 早崎のハナレ
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■行 程 |
2006.04.08 天候曇りのち晴れ 若潮 満潮 05:00前後(218Cm) 波高2m→1.5m
PM11:30 熊本出発 AM2:00 牛深着
AM03:00 出航 渡船 クイーンパートナー 未来丸
AM05:30 片野浦 大瀬 AM12:00 手打早崎のハナレ 納竿 PM3:30
PM06:00 牛深着。PM09:30自宅着
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■同行者 |
K原さん
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■タックル |
LOD:がまかつ インテッサGV1.75-53,がまかつ インテッサGV2-53
REEL:DAIWA TournamentISOインパルト2500
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■渡 礁 |
鹿児島県下甑島 片野浦大瀬 瀬替り 手打早崎ハナレ
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■仕掛け |
道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 3.0号
ハリス トルネード 松田スペシャル競技 パワーストリーム 2.75号
針 層グレ7号
ウキ プロ山元0号,G2号,4B
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■使用餌 |
撒餌;オキアミ生1角(3kg),赤アミ(ジャンボ)1角(4kg),集魚剤2袋,
パン粉4kg
付餌;オキアミ生(L)×1,オキアミボイル(L)×1,オキアミムキミ×1
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手打西磯解禁
今回はデジカメ忘れ。これは過去の早崎写真です。
3月から4月の初めは仕事がとても忙しい。しかし、こんな時期だからこそ
疲れは釣りでとりたいものだ。
しかも3月は、釣りでもストレスが解消できないほど、釣果も悪かった。
とりあえず、皆が机にへばりつくのを尻目に金曜の仕事を投げ捨てて、さっさと準備して牛深へと向かった。久し振りにN原さんとの釣行だ。
一眠りしているうちに、QPは、片野浦に到着。乗り継ぎは、片野浦と手打の二手に分かれるため、暫く港で未来丸を待つことになった。
ツキが有るのかないのか?
船には下関からきた泊まりがけのグループもいたが、荷物の点検もよく出来ずに
船から下りる際も時間が掛かっていた。おまけに少し飲んで酔っているようだ。
港でウロウロしていたが、そのうち一人が海に転落。高さもなく、すぐ引き上げたが
命を守るためと人に迷惑を掛けない最低限のルールは守りたいものだ。
かくゆう私もライジャケのポケットの閉め忘れで、ウキポーチが落下、一瞬青くなったが、無事回収。また購入することを考えたらほっとした。
この時期、QPは2便制になっており、午後10時出航で正午回収と、午前3時出航の4時回収だ。私の場合、仕事の都合で当然2便。
よい磯はあいていないだろうと思い、船長に声をかけてみる。
船長は「今日は西磯はかなり空いてるけど。風が強くて波が高いよ。片野浦の方がよいと思うよ。」とのことで、「それでは赤瀬に降ります」と告げとりあえず出航。
確かに波が高い。西に向かうほど波も高くなる。一組目をマル瀬に降ろすと、船長
「このシケでは赤瀬は、無理よ。Fさん、風裏の大瀬で、暫く釣っといて。後で替えるから。」
本日は4時納竿、よしと、大瀬に渡った。しかし、実はここで酷い目に遭う。
大瀬正面の定置網。前回の写真です。
強風と波との闘い
さあ、仕掛けの準備をしようとするとますます風が強くなっていく。
風で仕掛け作りもままならない。さらに、瀬に波があたり、狭い磯の殆どに
波が打ち返してくる。風を避け何とか竿が出せそうなところに立つが、
波は容赦なく頭から降ってくる。
K原さんは、竿も出さず、呆然と避難している。私は、前回ボーズだったことも
あり、このままではまたお土産なしかと、何とか投入を試みる。
暫く、釣っていると、ウキがモヤッとしもる。合わせてみると、紛れもない
グレの引き。大切にタモですくう。37Cm位のオナガだ。
とりあえず、お土産を確保。ため息が出る。しかし、さらに風と波が強まっていく。
その後、クチブトを3尾ほど追加したところで、もう危険と暫く待避。
K原さんは、まだ竿も出していない状態だ。
暫くすると、やっと風が和らいできた。K原さんも何とか、風をしのげるポイントに移り、釣り開始。私も再開した。
潮は沖へといい感じで払い出している。しかし、左からの横風で、道糸がフケて、
本来の流れになかなか添わせることが出来ない。
何とか沖目に流し込むと、ウキが見えなくなった。アタリだ。
なかなかの引きだ。軽い突っ込みに何度か耐え、浮かすと本日最大のオナガ43Cm、綺麗な魚体をしている。
7尾ほど手中に収めたところで、アタリが途絶える。時間的にも12時近くなり、
一番船回収時に、瀬替わりを期待するため、釣り道具をすっかり畳み、昼食タイムとした。考えてみると本日は、波を20回以上被っただろうか、ビールも飲んでいない。ウエアは、既に真っ白になっていた。
時間になると未来まるが寄ってきた。
船長 「赤瀬に替わる?」
私 「えっ?手打の方は空いてないんですか?」
船長 「いや、空いとるけど、クロなら赤瀬の方が釣れるよ」
私 「私達は、オナガ狙いなので、手打の方がよいです。」
船長 「うーん、オナガだったら手打がよいかもわからんけど、多分、赤瀬の方が堅いと思うけど…」
船長は、私の手打西磯にかける気持など、理解出来ないらしい(笑)。
私 「いや〜、出来れば手打にお願いします。」
船長 「そんなら、何処がよい?何処でもよいよ。」
我々は、何と入れ替わりで2人で早崎に乗ることにした。何と豪華な。
それだけで、胸が熱くなった。
早崎の沖向き先端のポイント。前回の写真です。
憧れの早崎しかし
しかし、海はかなり時化ている。前客の帰りしな聞くと、「11時前後に入れ食いした」と云っていた。クーラーも満タンで満足げに帰っていた。
我々は、とりあえず、入れ食いの沖向き先端で、竿を出すことにした。
K原さんがそうそうに竿を振る。やがて私も竿を出した。
しかし、私のゼロスルでは、波に押され、仕掛けがなかなか沈まない。
カミツブシを打って、狙うが魚の反応を感じない。振れども振れども、なかなか食ってこない。
潮は、サラシに乗ってドンドン沖にでる。糸を持って、反応を聞いていると、クンと指に乗った。やっとアタリだ。なかなかの引きだったが、浮いてきたのは、40Cmの
オナガ。やっと、早崎のグレと対面した。
しかし、後は続かず、N原さんが、ごぶりのクチブトを3尾、私がクチブト1尾を釣って、余裕を持っての納竿とした。不思議だが私は、実は早崎に乗って、この先端で竿を出せたことで、かなり満足していた。
なかなか竿の出せなかったポイントだ。今回は大型オナガとの出会いはなかったが、早崎のこのポイントでまた勝負したいと思いながら、ビールを飲んだ。心から美味いと思える味だった。今回は、かなりオナガ狙いで意識した釣りを敢行した。
狙いのポイントも、クチブトポイントは意識して避け、エサもボイル中心とした。
そのような意味では、釣果8尾中オナガ4尾で、有る意味満足する結果だった。あとはサイズ(笑)。それはまた次回の楽しみとしたい。
私の釣果。1尾はK原さんにプレゼント。
本日の結果
釣果;グレ8尾(43Cm〜30Cm)
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