最新の釣行報告 2006年6月30日
鹿児島 下甑 瀬々野浦 えご瀬
|
■行 程 |
2006.06.30 天候曇り 大潮 満潮 10:00前後(271Cm) 波高1.5→2.0m
PM10:00(06.29) 熊本出発 AM1:30 阿久根着
AM02:00 出航 渡船 永福丸
AM04:00 瀬々野浦 えご瀬 渡 PM1:00納竿
PM03:30 阿久根着。PM07:00自宅着
|
■同行者 |
N原さん
|
■タックル |
LOD:がまかつ インテッサGV175-53,
REEL:ダイワトーナメントISOインパルト2500
|
■渡 礁 |
鹿児島県下甑島 瀬々野浦 えご瀬
|
■仕掛け |
道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 2.5号
ハリス トルネード 松田スペシャルパワーストリーム 2.75〜2号
針 層グレ6〜7号
ウキ 釣研トーナメントαG5号プロ山元Bタナプロ
|
■使用餌 |
撒餌;生オキアミ2角(6kg),赤アミ半角(2kg)
付餌;ボイル、オキアミ生(L)×1,甘エビムキミ×1
|
梅雨グレを求めて
初めての磯。とりあえずハナレ瀬になっている^^。
とにかく雨が降っている。お陰で、計画した手打釣行は、3度流れた。
私の思いでは、オナガが狙える近場での最大のポイントである手打に、この時期
行けなかったのは辛い。
せめて7月になる前にもう一度手打へと平日釣行を企てるが、
残念ながら、またも定員割れで船が出ず。こうなったらどこへでもと
瀬々野浦、永福丸に電話を入れた。
N原氏と待ち合わせ、阿久根港には、随分早くに着いたが、永福丸は、
停泊していた。阿久根で留めていたようだ。しかし、何と客は、キャンセルも
あり4名。これでは赤字だろう。寝るにはゆったりあったが、あらためて
渡船も大変だと思う。
エンジンスローで、目が覚めた。
見慣れぬ磯に近付けて「aさーん」と呼ばれた。もう一組の客だ。
しかし、もう一組の客は、底物ということで、我々が二番手に呼ばれた。
この時点で不愉快だが、瀬は、全く見たことのない瀬だ。
船長「ここ、乗ったことありますか?」
私「…ここはどこですか。乗ったことないです。」
私「…タテガミとか乗れませんか。」
船長「風が強くて釣りにならんですよ。」
船長「ここは、えご瀬です。地磯よりを釣ってください。」
といって、船は去っていった。よく見ると左に松島、オオカブ瀬が見える。
どちらかというと、ここは、由良と瀬瀬の間位。聞き間違いかも知れないが
私には「エゴ瀬」と聞こえた。初めての磯だが、私のようなエゴイストのための磯かと苦笑い。
エゴイストの瀬?
左にオオカブ、松島が見える。このアングルは初めてだ。
さて、意外に広くて足場が悪い。瀬の感じは、まさに手打の下村って感じだ。
そういえばあちらも水道を狙えと云われていたなと思う。荷物を持っての移動は
骨が折れる。とにかく磯がギザギザで足場が悪い。
夜が明けたのでとりあえず風を背にして、地磯との水道の出口を狙う。
マキエを入れるとエサトリが湧く。流れは右とも左ともつかずフラフラと彷徨う潮だ。
これで釣りになるのか解らないが、最低限天気はなんとか雨は降らずにいる。
瀬際から流に添ってゼロスルで探ってみるがウキに反応なくエサを取られる状態だ。マキエを打ち分けながら瀬際、沖目と狙うが、時折針掛かりするのは、
縦縞のスズメダイ系のエサトリ。時間ばかりが平然と流れていく。
ため息しか出なかったとき、N原氏が1尾釣り上げる。キロクラスだ。俄然力が湧いてきた。直後にあたったが、残念ながらイズスミ。しかし、午前8時を過ぎ、少し活性してきたようだ。
やがて私にも待望の1尾。グレが食えばちゃんとアタリは明確に出た。
なかなかの引きだったが、大切に取り込んだ。40センチには足らないが、キロクラスのクチブトだ。
雨と暑さで呆然とするなかで
足場が悪い。私の釣ったポイントはご覧のとおりギザギザだ。
しかし、後は全く続かない。決められたポイントに何尾もいる感じではない。
たまたま偶然にあたった感じなのだ。相変わらずエサトリばかりが湧いてくる。
流れは悪くなり、時折雨が降ったかと思うと、カッと暑くなってきた。
こうなるとポイント変更しかないと、N原氏が、沖目に釣り座を変えた。
私はN原氏の釣っていたポイントに入り、流してみるが、確かに反応なし。
やがて渡船の見回りだ。
船長「どうですか。」
私「だめですね〜。」
船長「瀬替わりしますか?ただ、松島の向こう側には無理ですよ。」
私「…」(どこに替わるところがあるのか…)
私「このままでいいです。」
船は戻っていった。
何と、N原氏納竿までまだ2時間程あるのに、竿を畳んで、ヘソ天を決め込んだ。「だって、今日は釣れないよ。」とあきらめが早い。
私は何とか後一尾と、ポイントを沖目のシズミに決め、一カ所狙いの
マキエワークを敢行した。沖目にシズミがうっすらと見え、潮は右A点から
左B点に流れている。まずA点にマキエを打ち、直ぐ足元、C点にマキエを多めに打つ。投入は、A点にするが、マキエはC点に打つ。ウキがB点に移動したところで、またA点にマキエだ。このようにやり方で、多少エサが残るようになった。
まず食ってきたのは残念ながらイズスミ。しかし、エサは小さいエサトリの層はくぐったようだ。また暫く流していると、今度は、鋭いアタリのあと、瞬時にチモトが飛んだ。魚のサイズも確認できず、まさかオナガ?とも期待したが、次にアタってきたのは多少コブリだが、800g位のクチブト。やっと1尾を追加した。
磯の正面には、こんな瀬も。置くの水道も流してみたが…。
前期グレ釣りの終焉
しかしもはやここまで。アタリも全くなくなり、釣れる気がしなくなる。
まあ、天気には恵まれた。平日釣行は釣れないとのジンクスどおりだが、
納竿1時間前には竿を畳んで、昼食とした。
船では、底物の二人も釣れておらず、帰りは大人しい4人であった。
これで私のグレ釣りも一応の終わり。多分、12月位までは、なかなか釣れる気がしない。とりあえず、後は夏の夜釣りでお茶を濁そう。
今年は大したロマンもなく、前半を終了した。休日釣師ではなかなか恵まれない。今年のように天候が週末に悪いと、結果もでない。
これからの夜釣りは、暑くて体力を消耗するが、ぼちぼちと真鯛やシブダイを
狙いたい。
まずは、帰って最後のグレを、久し振りに食った。刺身、皮の湯引き、唐揚げ、お吸い物。あと暫くは、オサラバの予定だ。
辛うじて釣ったグレ2尾。
本日の結果
釣果;グレ2尾 35Cm〜38Cm
前の釣行記を見る
|
|