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2006
REPORT

.13


最新の釣行報告 2006年7月15日
鹿児島 下甑 瀬々野浦 立髪


■行 程 2006.07.15 天候曇り 中潮 満潮 10:30前後(278Cm) 波高3.0m? AM10:00(07.15) 熊本出発 PM2:00 阿久根着 PM02:30 出航 渡船 永福丸 AM04:30 瀬々野浦 立髪瀬 渡 07.16 AM7:00納竿 AM09:30 阿久根着。PM12:30自宅着
■同行者 gamagure(akitooo)さん,turumikuroさん,joさん,青い目の魚さん
■タックル LOD:がまかつ RZ3-53 REEL:ダイワトーナメント-Z4000
■渡 礁 鹿児島県下甑島 瀬々野浦 立髪瀬
■仕掛け 道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 6号 ハリス SUNLINE トルネード Vハード 6〜8号 針 がまかつ夜釣王6号,ボイルグレ11号 ウキ 釣研電輝円錐 G2号,1号
■使用餌 撒餌;ボイルオキアミ4角(12kg),遠投まとめ剤 付餌;ボイル、オキアミ生(L)×1,甘エビムキミ×1

いよいよ夏の夜釣り開幕




瀬々野浦を代表する大カブ、松島。

 グレ釣り前半戦も終わり、一息付いて夏の夜釣りでもと思うが このところ釣行を計画すると天候がよくない。
 しかし、我慢できないのは私ばかりではない。どうにもならない仲間達と 数度目の甑釣行を計画。台風に悩まされながらも、何とか出航出来ることと なった。
 しかし、私の優柔不断な性格のせいで、なんと片野浦の未来丸に迷惑を掛けた。 大変申し訳ない。気を取り直して、瀬々野浦、永福丸に乗り込むと約10数名の客。 一眠りするともう下甑だった。
 今回は、5名、akiさん、joさん、青い目さんに3名で降りて貰うことに。 すると早速「3名さん」と呼ばれ、その瀬は前回乗ったエゴ瀬だった〜。 内心、2週連続で、乗らずに済んだとほっと胸を撫で下ろす(笑)。
 私とturuさんも何組かめに呼ばれ、何と前回乗りたかった立髪だ。 ついに、初めての瀬に乗ることが出来た。ここまではついている感じだ。
 船着きは、鋭角な斜面で注意が必要だが、上に上がると、それなりに 平面で、寝るスペースはないが、道具類を置いて、クーラーに座って釣りが出来る 楽チンな釣り場だ。
 時間は夕マズメ。しかし何だか本気になれず、私はビールを飲みながら のんびり3号竿にハリス6号、G2のスルスル釣りでスタートすることに。
 実は前回もturuさんは、この瀬に乗っていて、釣れそうなポイントを解説 してくれた。
 のんびり暮れていく夕陽。時折吹く心地よい風。ここは日陰で足場もよく 蚊もいない。何も不満もない。海に感謝。船に感謝。オマケにとても予報の 波高3mとは、大違い。波は鎮まりかえっていた。
 いい時間。いい日暮れを過ごすが、残念ながらアタリはない。

本日の狙い目

 さて、前回の夜釣りはマダイのみだったので、今回は何とかシブダイとイサキ、マダイを釣りたいモノだと密かに闘志を燃やしていた。
 前回はイサキも入れ食いだったとのことで、かなり期待したが、全く不発。 流れは、フラフラと定まらず、右へ左へ、あるいは、じっとしていたり、手前潮となったりと、あまり良い感じではない。
 狙い続けた左側のポイントから右に流が変わったので、地磯側を向いた右を流すことに。
 すると、初めてウキは小気味よく引き込まれた。アワセた瞬間、魚は上層を走った。ん、夏らしいアタリだ。右へ左へと走りを楽しんだら、浮いてきたのはカツオだ。 本命ではないが、美味い外道なので早速、クーラーに。
 夕方もやがて夜に替わるが、やっと活気を取り戻したかのように、やる気も出てきたが、夏の釣りはのんびりやらないと消耗も早い(笑)。私は、明るいうちらにと、 さらにビールと夕飯のおにぎりを頬張った。
 さあ、いよいよ夏の夜釣りの始まりだ。

シブダイとの出会い




夕マズメの一時。波も静かで風が涼しい

 それにしてもアタリがない。別に焦りもないが、前回の釣れ方を体験しているだけにTURUさんは「な〜んも釣れんですね…」とやや呆れている。 夜になり、仕掛けを変更、と云ってもウキを1号、ハリスを8号にし、タナは竿1本半位で狙うことに。隣り合わせで釣っているturuさんが足元狙い、私は沖目狙いで、違う流れを釣ってみることに。
 やがて唐突にアタリ。なかなかの引きだが、こちらも8号ハリス、溜め込んでぶりあげると、待望のシブダイ!クロテンだ!(クロテンとは通称だが、腹に黒い印が)やっと釣れた本日の本命に、緊張がほぐれる。
 さらに暫くするとアタリ。なかなかの突っ込みだが、シブほどはない。軽い突っ込みをかわして、上げるとナントグレだ。ん?46Cm。愛おしい良型だが、本命とはちょっと違う恥ずかしさ。とにかくクーラーに納める。
 もう少しアタリが頻繁に有ると楽しいのだろうが、殆どあたりはない。忘れかけた頃に、ぽつんとアタリがある程度で、バラシも起こしやすい。turuさんは、焼酎とつまみを片手に、マキエを打ってる状態で、竿は置いたままだ(笑)。
 やがて、またシブダイ。今度もクロテンだ。贅沢は言えないが、シブには、シロテンってのもおり、こいつを仕留めたいと思いながら、投入を繰り返した。 相変わらず潮は気まぐれで、ほんのちょっとしたチャンスにアタリが出る。
 ポイントを左に変えて釣ってると、すっきりとしたアタリ。素晴らしい締め込みだ。中型リールががたついているが、気にせず巻き上げる。手前でさらに突っ込まれるが、こちらも強気。強引に浮かせたモノの、このサイズでは、ブリ挙げられないと思い、turuさんにすくって貰うことに。ところが、タモに収まった魚は、44Cm位?あれれと思ったが、その魚は、シブダイ、初のシロテンだ!よく引いてくれた。
 私は、ついにクロ、シロとシブを釣って満足した。そして、夜明け前にクロテンを追加し、早めの納竿とした。


有名な大チ○ポとタイマンで放尿してみたが、相手にはならなかった。
 

シブダイ釣りの始まりか

 エゴ瀬もなかなかアタリがなかったらしい。その中でグレ、ミズイカ、シブと 釣れていたが、特に潮に応じてポイントを選んだakitoooさんが、シブを数尾釣っていたようだ。
 船頭は、瀬に乗せる前に「カゴ釣りですか?」と聞いて我々がフカセというと 可哀相な顔をして「フカセでは釣れませんよ…」と教えてくれたが、それでも結構遊べるものだ。
 大したサイズも数も出なかったが、シロクロと狙いのシブダイが釣れたことで 私としては、そこそこ満足だ。
 シブダイは、ことのほか美味い。引き味も強く、これからの夏の楽しみと云っても 過言ではない。また来月の合い言葉で皆と別れた。


家でクーラーを開けると既にクロシロの区別は付かなくなっていた。

本日の結果


釣果;シブダイ4尾(クロ3,シロ1) 35Cm〜44Cm,グレ46Cm1尾,カツオ1尾



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