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2006
REPORT

.17


最新の釣行報告 2006年11月18日
鹿児島 上甑島 里 双子の カベ・ハナレ 


■行 程 2006.11.18 天候雨 中潮 満潮 06:20前後(245Cm) 波高1.5m?
23:30(11.17) 熊本出発 02:30(11.03) 阿久根着 03:30 渡船(藤丸 大型) 04:30 双子カベ渡 10:00瀬替わりにて 双子ハナレ 12:00 納竿
■同行者 T永さん
■タックル LOD:がま磯GV1.5-53,グレスペ遠征2-53 REEL:ダイワ2300,3000
■渡 礁 鹿児島 上甑島 里 双子のカベ・ハナレ
■仕掛け 道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 4号 ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム5号
道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム2.5号 ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム2.5 号
針 がまかつボイルグレ8号,層グレ7〜6号 ウキ 泉州フロートtype-T G3〜B,プロ山元G3,釣研3B
■使用餌 撒餌;ボイル1角(3kg),生オキアミ1角(3kg),赤アミ半角(2kg) 
付餌;ボイル、オキアミ生(L)×1,甘エビムキミ×1

何とか釣りたい

 高知の鵜来島で、無念のボーズを食らい、あらためて釣りの 本を読み直したりと 次の機会を伺っていたのだが、まだまだシーズンインとも云え ず、フィールドを選びかねていた。
 天候さえ良ければ、夕マズメから行ける上甑は、いわば甑の 修行場のようで渡船料も安いので、里に行ってみることにした。
 しかし、天気はあまり芳しくなく、泊まりがけを諦め、 久し振りにT永さんと半日釣りに向かうことに。
 藤丸は遅番だったが、船長は「よかとこに乗れるよ。」と笑 う。つまりは釣れていないので客が少ないということだ。
 それでも何とか2〜3尾は、物にしたいと、夜明けまでの時 間もオナガ狙いで頑張ろうということにしていた。 天気予報では、終日曇り。波も穏やか。うまくいくと、いい釣 り日和かも知れない。
 そんなことを考えていると、船長がいきなり、私の名前を呼 んだ。 甲板に出ると、双子のカベだ。ここは、足場は悪いし、二人で は狭い磯だが、 過去には10尾程釣れた記憶が有る。
 「よし!」と降りることに。しかし、雨だ。阿久根では降っ ていなかったのに結構降っている。狭い磯での雨は、やる気が減少するが せっかく持ってきた電気ウキ。めげずにボイルを撒いて瀬際を 流してみることに。

降り続く雨の中で

 しかし何のいいところもなく、アカマツやキンギョに遊ばれ ている内にやがて、うっすらと夜が明けてきた。
 この釣り場は、正面がポイントとなるが、正面には一人しか 立てない。 ここは、釣りが久し振りのT永さんに正面を譲り、私は後ろか ら投げさせて貰うことにした。
 私は、2号竿をそのまま置き、1.5号竿に2.5号のハリスで、 朝マズメを 開始した。 相変わらず雨が降る。しかし、この時までは何れ止むと思って いた。
 暫くマキエをしていると、アタリ。しかし、浮いてきたのは イズスミ。その後もイズスミと続いた。
 T永さんの竿がいきなり曲がった。瞬間に道糸が飛んだ。今 のはイズスミではなさそうだ。  私にもアタリ!かなりグレらしい引きだったが、確認する前 に針はずれ。残念なチャンスを逃す。



今回は写真も撮れず。この写真は以前のカベから見える双子のハナレ瀬です。


 午前9時半頃、藤丸が様子を見に来る。「どう?釣れた?」 私は、思い切り手を振る。アタリは、ポツポツあったので、ここで頑張る気でいたが、哀れに思った船長は、珍しく「替わろうか〜」と声を掛けてきた。
 双子のハナレの水道が空いているらしい。水道は、まだ釣ったことはないが よいポイントと聞いていたので、思い切って瀬替わりすることに。 しかし、道具類を広げていたので、瀬替わりは、本当に疲れる作業だった。
 おまけに、双子の水道は、瀬着けから、かなり離れており、道具渡しに 骨が折れた。さらに雨足は酷くなり、風も強く、白波が立ちだした。

もはやここまで

 なんとか水道までたどり着き、水道を流してみるが、思うほど流れないし 軽い仕掛けでは、どうにもならないようだ。 以前、川之沢さんから、貰っていたデカイウキを取り出し、ガン玉を段打ち して流してみた。
 しかし、どれだけ流しても反応はなし。足元に流しなおしたところで 一度吸い込まれるようなアタリがあったが、これまた針がかりせず。
 降り続く雨は、さすがにゴアといえど、浸透してきた。また、袖口から 肘位までは、濡れたようだ。全然いいところなし。もはやギブアップと 12時半に納竿した。
 僅かのアタリも逃し、相方のT永さんも幾度かアタリが有り、結局ものに出来ず。悪い条件下で、手も足も出ない結果となり、身も心もずぶ濡れの気分だ。

何かしら参考に

 恐らく、一日中雨降る中での釣りは、10年振り位かもしれない。 あらためて、当たり前の発見があった。

 @雨の日は、やはりアウトガイド竿では、道糸が竿に張り付き  うまく糸だしが出来ない。
 Aそんな状況のなかで、ゼロスル釣りは、かなり困難

 ということは、足元狙いに徹した方がまだベターだったということかも知れない。 水道では随分沖まで流してみたが、上手くタナが取れていたか、よく解らない。
 今回、面白い発見もあった。私はリールをダイワのインパルトを2台使っているが、一台は、新型で軽量化が図られている。一台は、旧型だ。新型をメインで使っていて、気がつかなかったが、今回、竿を2本出していたので、使い比べてみると 旧型の方が、何となく使いやすい気がした。
 必ずしも軽い方がよいという訳でもなさそうだ。さて、そんな事を思いながら 帰りの船に乗ると、かなりのシケ。久し振りにバウンドを味わいながら、 ずぶ濡れのまま、しばしの眠りについた。
 何とか風邪もひかなかったようだが、今回は修行僧のような釣り。 やはり釣りとは自然との対話なのだ。連続ボーズは、ちと辛いけれど、 再びリベンジに闘志を燃やす。


本日の結果


釣果;なし
外道;イズスミ…


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