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2006
REPORT

.19


最新の釣行報告 2006年12月16日
鹿児島 下甑島 手打 地のオサン瀬 


■行 程 2006.12.16 天候曇り 若潮 満潮 05:00前後(221Cm) 波高1.5m
22:30(12.15) 熊本出発 01:30(12.16) 牛深着 02:50 渡船(クィーンパートナー→ 手打 久丸) 05:00 地のオサン瀬渡 13:10納竿
■同行者 T永さん,N原さん,k原さん
■タックル LOD:がま磯GV1.5-53 REEL:ダイワダイワ トーナメントISO インパルト2500 LBD
■渡 礁 鹿児島 下甑島 手打 地のオサン瀬(東磯)
■仕掛け 道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 2.5号 ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム2.5号
針 層グレ6号,クロマルチ7号,競技グレ6号 ウキ 泉州フロートtype-T 0,G5,B
■使用餌 撒餌;生オキアミ1角(3kg),赤アミ1角(4kg),集魚剤(V9SP) 
付餌;半ボイル(L)、オキアミ生(L)×1,甘エビムキミ×1

風邪と闘いながら





地のオサン瀬(ヘタ瀬)から見える中オサン、沖オサン瀬。今回はデジカメを忘れ携帯画像です。

 今年も残り少なくなって寒グレもいよいよシーズンかと思うと、居ても立ってもいられなくて仲間と釣行を約束していた。しかし、2日前から風邪のひきかけで、くしゃみ、鼻水が止まらない。 こんな時は、根性のない私はすぐ仕事は出来ないと思うが、釣りなら何とかなりそうな気になる。
 のど飴、栄養ドリンク、風邪薬持参で釣りに行くことにした。いつものとおりクイーンパートナーは3時出航だか、客は、我々の他、turuさんとjoくんの6名、気心の知れた仲間だけでののんびり釣行となった。
 海はベタ凪。QPが定刻に手打に着くと、久丸の船頭は既に待っていた。 すぐさま、出港。港を右に出たのでほのかな期待をもって磯付けを待っていた。単純な話、右側は、禁漁区へより近いというだけだが。
 正面にはうっすら東側の名磯オサン瀬群が見える。船が地のオサン瀬に近づいたが、皆あまりその気がないようで、私が降りることとした。過去に一度だけあがった経験があるが、船頭はヘタのオサン瀬と云ってい た。ヘタでも釣れるという意味か、ヘタには釣れないという意味か。過去の経験では1尾も釣れなかった。
 磯に上がると、もう降りたところがポイントで、全く移動の必要がない。久し振りの移動のない楽な釣りだ(笑)。
 前回の釣行の際、暗い内に手探り状態で、一尾釣れた経験で、今回は、ケミホタルミニとセロテープを持参していた。
 貴重な朝マズメのタイミングを外したくないし、朝から使う仕掛けでそのまま、ウキにケミのミニをセロテープで貼り付けてやってみたのだ。
 結果として、この時間帯本命は来なかったが、安心して問題なく使えた。今後も常に用意したい。



私の釣ったポイント。足場もよく、良い感じだ。

オナガ風クチブト?

 風も吹いたり吹かなかったりだが、私が右側、T永さんが左側から竿を出していた。釣り出しは、満潮から下げで、潮は、左から右に流れ、私のポイントの方が釣りやすかったかも知れない。
 暗い内は、アカマツなどのエサトリが多かったが、夜が明けて、徐々にエサトリが消え、エサが残るようになった。コッパが釣れだし、いよいよという感じになった。
 克明なアタリがあり、乗ってきたのは、30Cm位か、オナガのエラで尻尾はクチブトのようなグレだ。テイクアウトするか暫く考えたが、T永さんの「お持ち帰り」の一言でクーラーに入れることに。
 その後、マキエの打ち方なりを工夫しながら上手く投入するとアタリがあって グレが釣れるようになった。30cmの次は、35cm位、次は40cmと型も上がってきた。 釣れたグレは、殆どエラの黒いオナガ風クチブトだ。
 しかし、私が4尾釣った時点で、まだT永さんは釣っていない。さすがにアセリが見えた。私は、少し休憩しながらポイントをあけ、見ていると、T永さんも釣り上げた。二人で笑顔が出る瞬間だ。
 この調子では、2桁は釣れるのではないかという楽しい思いが頭をよぎった。午前9時を回って、まだアタリが出る感じがあったからだ。
 しかし、10時を回り、まさに潮が変わった。グレやエサトリの姿も見えなくなり、まさに生体反応すら感じない状態となったのだ。
 昼飯を食いながら、ヘソ天も考えたが、真面目に釣ろうと、マキエなど作り直して気分を入れ替えた。
 エサが残るので当然、タナが深くなり、たまにあたったのは、イチノジとデカイブダイ。
 しかし、納竿が近づいてくると、状況がまた少し変わっていくのが解った。流れが出て、海の透明度が上がり、かなり深いところだが、グレがまた見えるようになった。しかし、残念ながらあまりマキエに反応していない。



最初、苦労したT永さん。後半、連発がありホッと一息。

こんな感じの足元。


後、10分。久し振りにBのウキを刺し、半遊導で足元に沈めてみることに。 マキエを多めに足元に打ち、ひっかかるすれすれに仕掛けをゆっくり投入してみる。
 なかなか、沖に流れてうまくいかなかったが、最後の1投のつもりで、投げた 仕掛けが深く馴染んだところで多少誘ったところで、アタリ。大したサイズでは、無かったが満足して、竿を畳むことができた。

手打東磯の実力

 今回は残念ながらサイズが出なかった。帰りの船で皆の釣果を見るとやはり数も少なく、型も45Cm止まりのようであったが、磯ムラはあまり感じられず、何処でも釣れる状況となったようだ。
 手打は東磯と云えど、大物が潜む。今回もどーにもならないのがアタリましたと、釣友も云っていた。今回は、次の釣行が楽しみになる釣行であった。
 今度は、年末、久し振りに川之沢さんの帰熊に伴うプチオフ。さあ、風邪を治して 楽しもう。



クーラーには何とか8尾のグレとサヨリ、ミニシマアジ。



本日の結果





釣果;
グレ8尾(クチブト42Cm〜30Cm),サヨリ1尾,子シマアジ1尾,その他リリースはイチノジ,イズスミ,青ブダイなど


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