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2007
REPORT

.02


最新の釣行報告 2007年01月20日
鹿児島 下甑島 由良島 由良の元瀬 


■行 程 2007.01.20 天候曇り 大潮 満潮 09:10前後(271Cm) 波高1.5m
19:30(1.19)熊本出発  00:20(1.29) 串木野着 01:00 渡船(昴エクスプレス) 05:00 由良の元瀬 11:20納竿
■同行者 夢釣人釣り大会(14+4名),joさん,yamaさん
■タックル LOD:がま磯GV1.75-53 REEL:ダイワダイワ トーナメントISO インパルト2300 LBD
■渡 礁 鹿児島 下甑島 由良島 由良の元瀬(西磯)
■仕掛け 道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 2.5号 ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム3号〜2号
針 層グレ7号〜6号 ウキ 泉州フロートtype-C G3,B(W-Ring)
■使用餌 撒餌;ボイル1角(3kg)生オキアミ1角(3kg),赤アミ1角(4kg),集魚剤(V9,グレパワー 
付餌;ボイル,オキアミ生(L)×1,甘エビムキミ×1

夢釣人に新会員?

 年末、年始と好釣が続く中、クラブの釣り大会が計画され、私は翌日から出張であったが何とか参加出来そうだったので、楽しみにしていた。いよいよ前日になり、 何げに準備しているとJOくんから電話「あの〜中甑ですよね…」私「うん。あれ?JOくん、行くって云ってたっけ?」JOくん「…はい。」
 JOくん、悪かった。私は忘れていました(笑)。「絶対、参加OKにするから」と 云うとさらに、JOくんの口から衝撃的?な発言が。 「実は、夢釣人に入れて貰えますか?」JOくんなら大歓迎と、早速会長にも連絡し、 早速入会許可。結局、私と私の旧友Yamaさんとjoくんと3名で磯上がりすることになり、既にこの時点で「由良の元瀬でいいですか」ってことになり、A級ポイント確定に往きの車中もおのずと盛り上がった。
 しかも今回は、瀬渡り時間が早い。いや早いはずだった。 1時に出航したら予定なら3時には瀬の上で今回は夜釣り用に3号竿を備えていた。 しかし、昴は無情にも、出発して1時間で、フルスロットルのエンジン音が静かになった。
 残念ながら故障のようだ。それでも他の船はまだ到着していない。我々は予定より遅く到着したが、とりあえず人間だけ飛び降り、瀬の確保。道具は後で届けて貰うことに。
 そんな訳で道具が届いて釣りを開始したのは、もう午前6時頃。それでも名礁由良の元瀬。絶対に釣れる筈と信じて疑わなかった。


元瀬から由良島を仰ぐ。象徴的な島だ。

時間だけが無情に

 本来ここのポイントは、由良のカブリを右に見たポイントだ。しかし、満潮までは 船着きも狙えると思い、私は、二人に本命ポイントを勧め、暫く船着きを狙ってみることに。
 夜明けまでの時間は短く、私はケミホタルミニをウキに貼付け、早速流し始めた。 潮は、残念ながら本来の流れではなく、右から左へと流れている。
 瀬際、少し沖目と流してみる。しかし、何の反応もなく夜が明けていく。 夜が明けても反応は、変わらない。瀬際に留めることも出来ず、魚の反応も感じることなく、時間だけが過ぎていく。
 本命ポイントでは、joくんが、2尾グレを釣り上げた。yamaさんは、残念ながら 外道のようだが、反応はあるようだ。私も何とかと探るが、一向に反応は薄い。 joくんが、もう1尾追加したところで、私は、船着きポイントを諦め、本命ポイント の一列に参入した。



由良の元瀬。殆ど軽い斜面だ。先に見えるのは由良のカブリ。

まさかの時間切れ

 丁度、joくんとyamaさんの間に入る形になったが、流れは悪く、手前潮で沖に入れてもじんわり手前に戻りぼんやり逆に流れていく。
 この由良の元瀬にはこれまで恐らく3度乗ったが、本命ポイントでのこんな流れは初めてのことだ。ここにきて、少しアセリが出た。
 やっとアタリ。しかし、オジサン、さらにモンガラフグ?グレのアタリを捉えることは出来ない。
 かなり焦りだした頃、ポイントの角にいるjoくんは、グレが見えるという。そして、またグレを追加した。joくんの勧めで、同じポイントに入ることに。



本島向きのポイントも狙ってみたが全くの無反応。

 マキエを打ちそっと瀬際を覗くと、確かに黒っぽい陰が5〜6枚か、チラチラと出てくるようだ。早速、流すが、反応がない。私は仕掛けを替えて再度流すが、どうも浮力調整がうまく行かず、グレのタナにエサを届けられない。タナは恐らく1本半だ。
 ついに2段ウキまで取り出し、しゃがみ込んで釣ってみるが、うまくいかない。 しかも私がそのポイントを諦めると、joくんの竿が曲がるといった具合で、joくんは 見事に5尾目を釣り上げた。
 私は不意に2度のアタリは、あったものの、針はずれで逃してしまう。 しかしそこまで。無情に潮が変わり、魚の反応を失う。やがて、早めの納竿の時間が。
 まさかのボーズを食らってしまう。予想外。鹿島も爆釣の情報のなかで、考えても見ない状況に愕然とした。しかもjoくんには、ちゃんといい型のグレが釣れていたのに。こんな敗北感は初めてのことだ。
 今回の状況で釣れなかったのは、幾つかの原因が考えられるが、最も愕然としたのは、joくんの釣り方は、もともと「誘いの釣り」で私は「あえて誘わない釣り」を意識してやってきた。半遊導からゼロスルに変更してからというもの、誘わない自然な釣りを目指してやってきたが、今回実感として、誘いの釣りの優位を実感したことは少なからずショックだった。
 まあ、そんな時もあるかも知れないが、今回はそのような中で潮は、やや水潮。 ゼロスルの仕掛けは本当に水潮に弱い。もともとが微妙な浮力なので、それ以上の調整に首を傾げてしまう。そのなかで適切な仕掛けの選択が出来なかった。そんな自然の条件が読みとれなかったのが今回の敗因だと思う。
 しかし反省ばかりもしておれない。恐らく次は2月になるが、次こそは見極めて釣りたい。2月は、「大物オナガ狙い」久し振りに宇治群島を目指す予定だ。



joくんのグレ。釣り場で計ったら48Cm近くあった。計量で46Cm。見事 初参戦、初優勝を飾る。おめでとう。

本日の結果


釣果;なし

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