最新の釣行報告 2007年06月01日
鹿児島 鷹島3番水道 途中回収
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■行 程 |
2007.06.01 天候曇り雨 大潮 干潮14:00前後(5cm)波高2.0m→
07:00 熊本出発 11:00 牛深着
12:00 出航クイーンパートナー 14:30 鷹島着 17:30 納竿(途中回収)
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■同行者 |
turumikuroさん |
■タックル |
LOD:がま磯RZ3-53
REEL:ダイワ トーナメント ISO-Z 3000 LBD
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■渡 礁 |
鹿児島 鷹島 3番水道
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■仕掛け |
道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 4号
ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム5号
針 剣華グレX8号
ウキ 泉州フロートtype-T G3
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■使用餌 |
撒餌;生オキアミ1角(3kg),赤アミ1角(4kg),集魚剤(gpV9)
付餌;オキアミ生(L)
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天候を見て決断
前回、手打でオナガの夢もつい果てて、季節も夏模様になってきたが、仕事のストレスも溜まり、馴染みの渡船が鷹島に行くとの情報を聞き、turuさんと平日釣行に挑むことにした。
午後3時から翌日の朝10時までの1泊2日という計画に心は躍ったが、心と裏腹に天気は下降気味。この調子では、朝まで持たないだろうが我々の結論だった。
この頃特に思うが、船長判断も大事だが、自分自身でも天候に対する決断が必要と思う。話し合った結果、暗くなるまで磯釣りして、その後は、船釣りに切り替えるということで、渡船と話を付けた。
これで不安材料は消えた。我々は、中華料理屋で昼飯とビールを飲み、ゆったりと船に乗り込んだ。
甑南端の手打から25km位かまさに甑と宇治群島との間にポツンと浮かぶ孤島だ。
3番水道に瀬上がり
今日は結構涼しい。薄手のレインジャンパーを持参していたが、夜には少々寒いかもと思えた。17名の客を乗せたクイーンパートナーは、快調に進む。
しかし下甑を過ぎる頃から、少しずつ船が揺れるようになった。しかし、鷹島は、どちらかというと孤島。甑の陰から出たので当然、波も高くなるはずと判断していた。
鷹島は大きく5つの瀬から成っている。目の血走った客達が、我先へと降りていく。我々は、風裏を狙って一番最後に降りた。
時間は、午後3時半。さあ、今から夕マズメだ。しかし途端に雨風。それでも我々の乗った3番水道側は、島影で、波は避けられる。小物は、いらないと私は、3号竿を取り出した。
鷹島航空写真。3番水道側は、風が避けられる。
鷹島に見えたロマン
ここは、斜面になっており、足場の安定は悪い。もともと鷹島は、鳥の糞で岩肌も白くなり、滑りやすい印象を持っていたので、焦らず準備。落水でもしたら、ここにはサメがいるので怖い(笑)。
さて、我々の左側にも底物師と上物師が瀬上がりしており、いち早く竿を出している。すると上物師の竿が海中に突っ込んでいる。2発ばらして、何とか45cm位だろうかグレをあげたようだ。
我々もおのずと力が入る。しかし、3番のカドで、海流は、微妙に右へ左へフラフラとしている。3号竿に5号ハリスのG3スルスルで釣りを開始した。
足元にキタマクラ風のエサとのが見えたが、気にはならない。2ヒロも沈まないところでトロ〜ンとした当たり。
軽く合わせると、かなりの引きだ。しかし、こちらは3号竿。強気で浮かしにかかった。白っぽい魚体が見えたのでグレではなさそうだ。イズスミか?気が抜けたところで、竿はテンションを失った。剣華グレX8号って、かなりの太針なのだが、針が伸びての針はずれだ。さすがにこの時期魚もパワフルだ。
続いてTuruさんもバラシ。その後アジとハゴイタを釣って苦笑い。かと思うとまたバラシ。どうやら太ハリスもあまり意味がないらしい。
Turuさんにまた当たり。175竿はギシギシと強烈に曲がっている。これがオナガなら50オーバーは有りそうだ。私はタモを持って駆け寄った。
しかし、姿を見せたのは、見事に太ったサンノジ。50オーバーではあったが。やはり尾長と出会うのは難しそうだ。
久し振りに私のウキが引かれる。難なく浮いてきたのは、40オーバーのクチブト。とりあえず鷹島のグレとやんっと対面出来た。
やがて終了の合図が
それにしても船が忙しく動いている。どうやら外向き先端の瀬は、かなり波立っているようだ。思った通り、血走って有名ポイントに一直線の客達は、瀬替わりを余儀なくされている。
しかも予想より雨が早く降り出し、風もそこそこ強い。我々は、何れ船からの釣りへ変更だと余裕だったが。
そこへ、久し振りのアタリ。大したパワーではないと思ったが、チモト切れでバラシ。turuさんも、ウキこど飛ばすバラシもあり、なかなか夏模様の海は手強い。しかし、夕マズメは、これから。我々はまだまだ余裕だった。
午後6時の見回り予定の船が、5時半にやってきた。ポーターが、バツ印。「えっ?回収?まだ2時間しか釣ってない…」我々は呆然と竿を畳む。
実は、この船の船長は通常甑への取次で、直接瀬渡しは、あまり慣れていない。この鷹島瀬渡しも3度目なのだ。回収できなくなっては大変と、少々はやめの回収となっても安全を考えたらやむを得ない。
僅か2時間の釣りで、我々はもう帰りの船の中だった。船長の判断は正しいと思うが、店の判断としては、出航を取りやめるべきだったと思える。
港に帰ってきたのは夜の9時。釣具屋には、言いたいこともあったが、5千円のお店専用商品券と、珈琲1本貰って、ぐっと飲み込んだ。結果、マキエもそのまま釣具屋に預け、また来る理由が出来た訳だ。
これって上手くはめられたってこと?
本日の結果
釣果;グレ1尾(40cm)
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