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2007
REPORT

.20


最新の釣行報告 2007年12月29日
大分県 鶴見 ダンビシャの地,ビヤクビ


■行 程 2007.12.29 天候曇り 中潮満潮10:00前後(268Cm) 00:30 熊本出発  4:00 梶寄港着 05:00 宮丸 17:00納竿 21:30 熊本着
■同行者 T永さん
■タックル LOD:がま磯インテッサGV1.5-53
REEL:ダイワ トーナメントiso-Z 2000 LBD
■渡 磯 大分 鶴見 ダンビシャの地とビヤクビ
■仕掛け 道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 2号
ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 2〜1.75号
針 層グレ6号,競技グレ6号 ウキ 泉州float type-T 夢釣人0,G5
■使用餌 撒餌;沖アミ2角(6kg),赤アミ2角(8kg),パン粉3Kg
付餌;ボイル,オキアミ生,甘エビ

年末年始は最悪の天気



鶴見の象徴。ダンバナ。段のハナなのだが、私には象の鼻に見える。


 まだまだ年が越せない程釣りのフラストレーションが溜まっていた。 納竿の儀もなままならないのに年末の天気は 日本全国悪い。
 何度も何度も天気予報を見た。好転する筈もなく 甑周辺の磯は 軒並み時化で無理そうだ。
 ふと大分の波予報を見ると なんと29日だけが晴れの波高2m。恐らく30日には 再び崩れそうなラッキーなスレスレの天気予報なのだ。
 何とかなるか、何だかこんな天気で出れるのは日本中でここだけのような気分になり 鶴見の宮丸船頭に電話を入れると特に問題なく出航出来るようだ。
 早速、T永さんと2007年の釣り納めをすることに。 佐伯の江藤釣具で餌を仕入れ。釣り納めは、1日釣りで満喫しようと いつもの倍、買ったが大分は、とにかく餌が安い。他県で買う、半日分より安い勢いだ。

鶴見で竿納め


 気分よく渡船基地の梶寄港に着いたが、やや風が強い。しかしそれよりも客の数が多い。 いよいよ年末の休みになって、誰もがここを狙ってきている。仕方がない。 鶴見の常連、磯遊人さんが来ていないかと辺りを見渡すが、今日は来ていないらしい。
 時間前に宮丸が入ってきた。人が多いのでサッサと船に乗り込むと 船長に声をかけた。
 私「あの〜、tomofulですけど…」
 船長「ん?」
 私「先月、磯遊人さんと一緒にきて…流されかかった…」
 船長「ああ、あの時の(笑)」
 私「すいませんが、磯はお任せしますので、名前を呼んでください」
 船長「了解です」
 何だか変な印象付けになってしまったようだ。とにかく船はどんどん瀬付けしていく。 思ったほど風もなく時化も心配ないようだ。

ダンビシャの地。しかし意外と跡で危険に。

ダンビシャの地で前回の恐怖が


 やがて名前を呼ばれる。瀬は「ダンビシャの地」というらしい。地磯なので、後ろは 広い。ヘソ天も出来そうだが、今日は竿納め、のんびりとやることにした。 午前6時前、ケミを付けてスタートした。
 じんわりと沖に出る潮で 一見、これで釣れない筈がないような流れだが、一向に変化はない。 夜が明けてきた。餌はとられるようになったが、全く変化はない。糸をハリハリにして聞いてみても 全くアタリは出ないのだ。
 やっと釣れたのはカワハギ。恐らくこの手が餌を食っているのだろう。
 しかも右から左からと満潮に向かって波があがって来るようになった。 磯際は僅かの間にサラシだした。
 急に、前回のことが頭をよぎる。太平洋を舐めてはいけない。 荷物を更に高いところに上げた途端に 足場を波が這い上がった。 やはり決断は思った時にしなければならない。
 しかし撒き餌は半分ほど流れてしまう。これでは釣りになりそうにもない。 私は暫く上で寝ることにした。 船が見回りにきたが、「ここは下げのポイントなので、もう暫く頑張りませんか」と言って去った。

ポイントは潮が這い上がり危険。仕方なくワンドを釣るT永さん。

 ようやく、釣りになりそうかなと磯を見回すがどこもサラシまくっている。 ゼロスルを諦め、3Bの半誘導に変更。さあ、釣りを再開しようかとしていると、再び船。 「替わりますか?」どこかの磯が開いたらしい。早速瀬替わりした。

瀬替わり しかし


 よく解らないが、ビヤクビあたりか。他の客が乗っていて、狭いところでの釣りとなった。 すると電話が鳴る。
 磯遊人さんが8時便で来て、なんと瀬替わりで、私のさっきまでいたダンビシャの地に乗ったらしい。 そういえば、見えている。

さっきまでいたダンビシャの地に磯遊人さんが


 さあ、かなり寝た私は、午後集中した。再びゼロスルに仕掛けを戻し、アタリの出そうな層を探る。 ここもいい感じに見えるのだが、一向にあたってこない。竿3本まで入れたと思うが、餌が取られないのだ。 一度、中層で横引きのアタリを捕らえたが、なんと糸切れ。どうもカツオらしい引きであった。

どうしようもない泥沼に


 それ以来、再びアタリがでることはなかった。 時間ぎりぎりまで頑張った。棚は竿3本以上も探ったかもしれない。 それでも何もあたらない。
 全く思いもよらない、2連続のボーズ。しかもこの時期に。 何だか交通事故にでも遭遇したかのように心に穴が開いた気もするが 力は出し切った。
 その結果、釣れなかったので仕方もない。来年はひとつ景気よくスタートしたいものだ。

ビヤクビ?どう見ても釣れそうな感じなのに…。



本日の結果

釣果; なし


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