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2008
REPORT

.2


最新の釣行報告 2008年 1月13日
大分県 鶴見 小バナ


■行 程 2008.1.13 天候晴 中潮満潮11:44前後(202Cm) 23:30 熊本出発  4:10 梶寄港着 05:00 みや丸 17:00納竿 20:30 熊本着
■同行者 磯遊人さんご夫妻
■タックル LOD:がま磯インテッサGV1.5-53
REEL:ダイワ トーナメントiso-Z 2300 LBD
■渡 磯 大分 鶴見 小バナ
■仕掛け 道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 2.5号
ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 2.5〜2.0号
針 層グレ7号,一発グレ6号,5号
泉州float type-T&C 夢釣人G5,ゼロ
■使用餌 撒餌;沖アミ2角(6kg),赤アミ1角(4kg),パン粉3Kg
付餌;オキアミ生,甘エビ

微妙な天気の三連休



沖を見ると 遠くに見えるのは横島だそうな。


 精神的にも天候的にも釣行に首を傾げたくなる日程となった。 精神的とは年末から○ボーを3連発と続けている。 本来なら次の週末がクラブの釣大会で 本来はお休みも考えるのだが 釣大会の舞台となる上甑とは相性悪く、大会での○ボーも怖く、 今回釣行して嫌なジンクスも跳ね飛ばしたいものだとも思っていた。
 知人は、天候不良で宇治を諦め、中甑にしたという。 私もとお誘いがあったが、今回は釣遊人さんと釣行しようと決めた。
 そこで出た結論は鶴見一日釣行となった。

鶴見の天気は?磯は空いているの?

 大津で待ち合わせると 釣遊人さんのキャンピングカーがすぐ入ってきた。 釣遊人さんはいつも奥様連れで年間、50〜60回は釣行されている鶴見の ベテラン釣師ご夫婦なのだ。
 挨拶もそこそこにキャンピングカーに乗せてもらい出発した。 しかし、鶴見に近づくにつれ、風が強く吹いている。
 またしても嫌な予感がするのだが、今回お世話になるみや丸の渡船基地梶寄港には 多数の車が止まっており、客も多い。果たして瀬は空いているのか。 磯に乗れてもこの風をまともに受けていたらとても釣りどころではない。

今回色々とお世話になった磯遊人さん。とてもよい方です。

名礁 鶴見崎の小バナ

 しかし、そこは鶴見のベテラン磯遊人さん、何とたまたま空いていた当番瀬を 見事にゲット。三人で無事瀬渡し。
 ここでは風も吹かない。こんな条件で釣りが 出来るなんて信じられないような好条件となった。
 ここは、小バナ。釣れなければおかいしと言われる名礁だそうだ。 ご夫婦は早速電気ウキで釣りを開始した。

小バナの右手は有名な長ウド。

ボーズから逃れられるのか

 しかし今の私はどんな名礁でも釣れる気がしない。ホントに今日、ボーズから 逃れられるのか、それすら不安だった。
 とりあえず迷惑のかかなない足場でケミで釣り開始。しかし、酷い手前潮。 それでも我慢していると、遠投して足元に仕掛けが張り付く頃、アタリ。 そこそこの引きだったが、サンノジ。 また、辛いスタートとなった。

背中に感じる愛という名のプレッシャー

 そのうち、東向きを攻めていた磯遊人さんが、いい型のグレをあげた。 40オーバーだ。そして、また釣った。
 「こちらの方がよいようですよ〜。」と誘われて、全く自信のない 私は、ホイホイと東向きへの磯へと入れて貰った。
 磯遊人さんがまた釣った。何と本日の最大50cmだ。しかし私には上手く流せない。 ゼロスルでは、適度なタナに落ち着く前にポイントを離れてしまうようだ。
 良い場所まで譲ってくれた磯遊人の愛?に応えるためにも何とか釣りたいと思うが 思えば思うほど仕掛けは馴染みそうにない。

小バナの左手はハナレ。青物が掛かっていた。魚影が濃い。

ゼロの半誘導

 そこで この際、釣り方まで習うことにした。まさに磯釣り一年生。 でも釣師には、素直に習って吸収することは大切だ。
 中途半端な真似の仕掛けより、一度仕掛けを切って、そのとおりにやってみることにした。
 ウキゼロの半誘導。ゼロウキで錘の付け方や重さを変えながら、 フィールド条件にあった仕掛けで張って流す。
 この日は、2号錘を3発打っているとのことで、それをやってみることにした。
 確かにアタリがあった。しかし、「コツッ」ときて終わり。 とてもアワセれそうにない。何度かタイミングが合わないことが続き、やっとの思いで 今年初の感慨深いグレをゲット、釣らせて貰った。
 しかしサイズは30cm。リリースかと首を傾げたがこの先、私には釣れそうもなく、〆た。 しかも、この釣り方もかなりのテクと経験が必要で習得するには時間が掛かりそうだ。

八重ちゃんの猛攻

 その後、磯遊人さんは、私に気を遣ってか、あまり熱心に釣られなくなった。 まあ50cmをいきなりあげたのだから余裕なのだろう。
 私はその後も慣れない仕掛けに、悪戦苦闘していたのだが、 奥さんである八重ちゃんの猛攻が始まった。
 まず負けず嫌いなのだろう。それにしても私の知る限り 最も釣りの上手な女性だ。
 もちろんタモいれまで全てのことを自分でされるし、フォームもとても綺麗だ。落ち着かない潮の中見事に45cmを頭に5〜6枚釣り上げられた。

磯遊人さんの奥さん、八重ちゃん。とても釣りの上手な方です。

大会のリハビリにはよかったかも

 さすがの名礁と言えど、下げが入り水温も下がり、食いが悪くなった。 一時はグレも足元に見えていたのだが、見えなくなり餌も残るようになった。
 何とか40オーバーを釣り上げたいものだと思ったが、一度浮かせたが 残念ながら針はずれでばらしてしまう。
 二人もこれまでにないほどの大物をそれぞれバラしてしまったそうだ。
 二人のようにうまくアタリをとらえることは出来なかったけれど、 やはり渋いアタリを 道糸を張りながら送り込んでいくような釣りも必要なのだ。
   さて、釣行の結果は冴えないもので、ボーズ脱出とは言いがたいが それでも次の釣り大会には、この経験でいける気がしてきた。今度は釣れる 気がしてきた。本当に二人のお陰です。
 帰りは奥様が運転のなか、キャンピングカーの後ろで 爆睡させて貰ったが ふと目を覚ますと 釣り場では見られない仲睦ましいご夫婦の会話をチラ見した。
 夫婦仲もよい。釣りの輪が広がって、今後もまたご一緒させて欲しい方と 知り合えてよかったとつくづく思った。

私の冴えない釣果。でも釣れないよりはましか。

本日の結果

釣果; グレ3尾(30Cm),カワハギ2尾


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