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2008 REPORT .3 |
鹿児島県 下甑片野浦 長瀬
久し振りの釣り日和？
久し振りのこの風景。片野浦から遠くに見えるナポレオン。 土日の天候悪化はなぜか恒例で 悪条件で行ってもトラブルや事故も多く 釣果はおろかストレスすら溜めきってしまう結果に陥ってしまう。 そんな不満のなか、天気予報と睨めっこを繰り返していると 土壇場にきて土曜日の波が治まるのが解った。天気は曇り。風も落ち 最高の釣り日和ではないか。 そう考えると早速、釣り仲間のＴ永さんを誘い、あれこれ釣り場を協議。 本当に久し振りの下甑片野浦を目指すこととした。 片野浦未来丸で 久し振りの未来丸にも船長は覚えてくれていて、船は15名の客を乗せ 下甑へと向かう。暫く片野浦も遠ざかっていたが、未来丸も客が寝れるように船倉を二段にし、 お客も15名以内とし、渡船料は、指定店(ポイント)で餌を買えば12000円と、 少し利用しやすくなった。 第一渡船基地が阿久根と近く、今後も利用したい船だ。 エンジンスローで目覚めるともう片野浦港の光が見えた。４時阿久根出航でもう午前６時。 うっすらと明るい感じもした。 懐かしいマル瀬、大瀬と客を降ろしていく。私は感慨深く眺めていた。 船は反転し、今度は沖オサ、中オサと降ろす。やっと私達の名前が呼ばれた。 長瀬だ。有名瀬ではないが、 ここ片野浦で始めて2004年11月19日、降りた瀬だ。 初心に帰れる象徴的な磯に無事渡礁。そそくさと準備をしたが、釣り開始は、もうすっかり 夜が開け、明るくなっていた。
右端の磯には同クラブのN原氏が単独釣行中。 釣り開始。しかし○ボ菌？ 私はワンド側のあまり波のない船付きに釣座を構え、マキエを打ち釣りを開始した。 海中の具合は曇りであまり見えないが、餌は頻繁に取られる。 賢い餌取りがいるらしい。 まず竿を曲げたのは、オジサン。そして、今度はコナガ。 Ｔ永さんも苦戦が続いていた。潮は適度に流れていたが餌は残らず、時間だけが過ぎ また、あの嫌な予感が…「○ボ菌？」 時間は10時。何とか打開しなくてはと思っていると まずＴ永さんが、掛けた。 37〜38cmのクチブトだ。サラシの中から引き釣り出している。 見ていると、また同様に２尾目を釣り上げている。 居るということは解った。いつもの私ならホイホイと同じポイントに入れさせて貰うところだが 今、釣れたポイントから他にグレが釣れそうな場所を頭に描いた。 私の目の前とは違う。多少、サラシがかったところ。自分が狙っていた沖目を捨て、左のサラシの 切れ目、足元にマキエを打ち、仕掛けをヨージで固定にして入れた。
本当は広いこの磯で左側も魅力だったのだが、被っていた。 プチ入れ食い？ すると、微妙だがやっとアタリ。同寸のグレをタモに納め、ホッとため息が出た。 それからは、マキエの打ち過ぎに注意しながら 次のポイントも作る気持ちで釣った。 あまり明確なアタリではないが、パターンにはまると、次々に釣れ、5尾ほど釣った。 パッとアタリが止まったかに見えたので、固定を外し再びスルスルにて流した。 案の定、少し深いタナで、アタリがあり。40ｃｍを仕留める。 そこで 何やかやと 全部で12時までに 9尾(その時は8〜10尾と思っていた)釣った。 納竿は、2時。まだ釣れる気はしたが、全て絞めており、これ以上持ち帰っても仕方ないと 竿を置き、エギングを試みることにした。 残念ながらイカは釣れなかったが、久し振りに「釣った感覚の釣り」が出来て大いに満足した。 最後にＴ永さんが、瀬際で、本日の最高サイズ45cm位を釣って、満足の納竿。 全般的には、型は、もう少しというところだが さすが片野浦、ハリスサイズも2.75号から落とすことなく、釣れた。まさに地合というか、 10時位からの釣れ出しでしばしのパターン釣りを味わった。 船に戻ると、中には20尾釣っている客もいたが、全体的には型は同型が多いようで 後は釣れた数にはばらつきが見られた。 久し振りの片野浦。また来たい磯だ。そして４月には磯解禁。クラブの釣り大会もここでやりたいと思った。
私のクーラー。後で数えたら9尾。 本日の結果 釣果； グレ9尾(35〜40Cm) |
