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2008
REPORT

.5


最新の釣行報告 2008年 3月8日
鹿児島県 鷹島 三番ハナ


■行 程 2008.3.8 天候晴れ 大潮満潮07:30前後(279Cm) 18:30 熊本出発 10:00 牛深着 11:00 渡船クイーンパートナー出航 14:00 納竿 20:30 熊本着
■同行者 turumikuroさん
■タックル LOD:がま磯RX3-53,がま磯インテッサGV2-53
REEL:ダイワ トーナメント-Z 4000 LB,ダイワ トーナメントiso-Z 2300 LBD
■渡 磯 鹿児島 鷹島三番ハナ
■仕掛け 道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 6号,3号
ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 6号,4号,3.5号
針 閂マダイX10号,夜釣り王4号,ボイルグレ8号,層グレ7号
泉州float type-C 夢釣人1号,3B,G3,G5
■使用餌 撒餌;沖アミボイル1角(3kg),沖アミ生1角(3kg),赤アミ1角(4kg),パン粉3Kg
付餌;オキアミ生,ボイル,甘エビ

鷹島なのか手打なのか



海間で待機するクイーンパートナー。


 とにかく仕事が忙しい。ぼけっとしていると、このまま釣りに行けない気分になり、 釣友まturuさんに電話でお願いした。
 「今週末行かれますか?ふむふむ。それなら私も頼んでおいてください。」
 本来なら先週大物が出たという手打に行きたい思いが強かったが、それも他船と客次第。 深川釣具のクイーンパートナー号は、土曜日は客が少なく、この日も8名。
 川内のa丸も、この日は来ないだろうと鷹島行きに決定した。鷹島と言えば、オナガ所。 特に夜に分がある。そんな訳で、11時出航となった。
 私は夕方飛び込んできた仕事を人に頼み、一目散で車に飛び込んだ。turuさんと 待ち合わせ、一路牛深へ。
 牛深深川釣具には、意外と早く着いた。船長とポイントを話し合い、我々は、三番ハナに降りることにした。
 8人の客には船は、ゆったりと広い。大の字になって寝るといつのまにか鷹島に到着していた。 予想以上の波高と思えるが、渡礁に問題がある程ではない。
 一番から降ろし、我々の名前が呼ばれた。三番のハナだ。何度か付け直したが無事渡礁。 まだ午前2時だ。turuさんは、早速、イカ釣りの準備を始めている。 私も軽く一息ついて、夜釣りの準備を始めた。

流れ星に夢を託すも


鷹島と言えば鳥とこの切れ立った磯群。


 大潮ということで、波は大きい。瀬際は、さらしており、ちょっと夜釣りには 厳しい気もするが、私は3号竿に中番リールをセットして、道糸6号、ハリス6号に1号ウキで 臨むことにした。
 三番のハナは広い。恐らく5人以上、瀬に立てると思うが、夜釣りは、波が這い上がりそうなので身長にポイントを選ぶ。すると、瀬の左端、沖向きに波を避けた高台があった。ここなら 夜釣りも安全そうだし、足元からストンと切れ込んだ形状だ。
 しかし、ここなら座って釣りをしても大丈夫なところだが、風は、まともにあたってくる。 少し寒かったが、パラパラとボイルを撒きなが釣りを開始。 しかし、竿1本半位を狙うが、エサも取られない。
 夜が更けるに従い寒さが募る。流れ星も2度ほど見たが、一向にウキは引き込まれない。 夜明け前のゴールデンタイムは、午前5時位か、時間を見ながら竿を置き、 久し振りに持ち込んだバーナーでカップラーメンをturuさんと食った。
 ぼんやりと夜が明けていき、午前7時までは、夜釣り仕掛けで頑張ったが、不発に終わった 。鷹島といえば、夜釣りが期待度80%、既にこの時点で やや勢いを失った。

太いハリスで

 夜釣りのポイントも見切り、沖向きに立とうとしたが満潮近くなり瀬は波を被り、 どこも立てそうにない。turuさんもたまらず、水道にポイントを移している。
 私も仕方がないのでかなり張り出しのキツイ水道側入口の高い足場に立った。 竿は2号、道糸3号4号ハリスの仕掛けだ。
 ある意味、男女でもハリス4号を維持できない時もあるが、鷹島もここぞの一発も有るし 私はハリスをあまり落とさない。
 釣りの楽しみ方は、色々で細ハリスで大物を仕留めるスリルもあるだろうが、 私は、太いハリスでも何なりと楽しめるフィールドが好きだ。 さしずめ、甑の西海岸とこの鷹島は、それでも十分楽しめる楽しいフィールドだ。

鷹島はあまり足場がいい方でもないが三番ハナにはベットらしき平面もある。



グレとの出会い


大物らしき影は瀬際で見えたが…。


 お祈りをして第1投を入れる。反応なし。しかし実のところ ここで大物が掛かっても、張り出しが厳しく、恐らく取れないだろうなとぼんやりと 思うが、まず掛けない事には何も始まらない。
 ああじゃない、こーじゃないと、釣ってみるが、あまり反応はない。 ゼロスルが思うように入らないため、あっさり半誘導3B仕掛けに変えてみた。
 すると1投目からアタリ。小気味良い引きで楽しみたいところだが、足元の張り出しが キツイので、強引に巻き取る。35cm位か、元気の良いオナガだ。
 続いてウキをシモラせていると、竿。2本位でまたもアタリ。またも強引に巻き上げると 少しいい型のクチブト。42cm位か。すくって やっと一息つけた。

沖に見えるハナレとカブリ。いつかは乗ってみたい。



ドラマは有ったが

 やがて潮が下げだしたので、沖向きにポイントを変えてみた。 暫くマキエを撒くと、イズスミに混じり、尻尾の白いグレがチラッチラッと出てきた。
 今回のエサトリは、イズスミだ。これぞというアタリは、殆どイズスミだ。 イズスミを釣ったり、手前潮のために根かかりしたりで、仕掛けを換えた。 ハリスも3.5号とした。
 その矢先、いい感じで仕掛けれが流れドン!とくるアタリ。 これまでにはない引きだ。シモリを避けたいと思い、強くアワセたが、2号竿が ぐんにゃり頭を下げ、そのままだらしなく潜られ、竿は動かなくなった。
 あれだけ気にしていたのに残念ながら根に張り付かれる結果に。暫く出るのを待ってみたが 残念ながら糸を切った。
 その後、30cmちょいのクチブトを追加したところで、そのポイントを諦め、 夜釣りポイントで大物を狙ったが、食ってきたのは大型イズスミで幕を閉じた。
 回収時に他の客も釣れていなかったようだ。鷹島のオナガもお休みだったのか。 とても残念な結果だったが、3月中に 後一度は竿を出したいものだ。

私のクーラー。寂しい。

本日の結果

釣果; グレ3尾(42cm〜32cm)


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