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2008
REPORT

.7


最新の釣行報告 2008年 4月12日
鹿児島県 鷹島 二番ハナ


■行 程 2008.4.11
17:00 熊本出発 20:00 牛深着 21:00 渡船クイーンパートナー出航
天候晴れ 小潮 満潮11:00前後(222Cm)波高2→1.5m
13:00 納竿 20:00 熊本着
■同行者 ペトリュスさん,@海豚さん,磯遊人さん,磯遊人八重さん,gamagureandyさん, 青い目の魚さん
■タックル LOD:がま磯RX3-53
REEL:ダイワ トーナメント-Z 4000 LB
■渡 磯 鹿児島 鷹島 二番のハナ
■仕掛け 道糸 SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 6号
ハリス SUNLINE 松田スペシャル競技ブラックストリーム 6号,5号,4号
針 閂マダイX10号,9号
夜釣電気ウキ 1号, 泉州float type-C 夢釣人3B
■使用餌 撒餌;沖アミボイル1角(3kg),沖アミ生2角(6kg),赤アミ1角(4kg),パン粉3Kg
付餌;オキアミボイル,オキアミ生

夢の解禁とは裏腹に



鷹島二番から三番スベリを望む。

 仕事柄私の3〜4月は忙しい。しかしこの時期は下甑の西磯禁漁区の解禁で にわかに活気づいており、毎年、ロクマルオナガハンター?達が多く駆けつけてくる。
 私もなんとか仕事を片付け、何とか下甑の手打に行きたいものだと画策していた。 手打へのルートは色々あるが、しかし決定的にこのルートが安定しているというコースは存在しない。
 色々と考えた結果、私は牛深クイーンパートナー号にて解禁磯手打への釣行を計画したところ @海豚さん,青い目の魚さん,gamagureandyさんが名乗りを上げてきた。
 そして、日程が迫ると四国からペトリュスさんも参加するということになり、 こうなったらと男女計画がなくなった磯遊人さんご夫婦もお誘いして なんとブロガー7人の侍によるちょっとしたオフ釣り大会となり、私も何とか西磯を目指し 少しでも早めに出航したいと、きゅうきょ仕事も半日休んで、早く出発することにした。

鷹島三番独特のハナ。3月には63cmが釣られた。

楽しいブロガー達と


 四国から参加のペトリュスさんとの久し振りの再会。やがてしばし談笑していると @海豚さんがスーツ姿で登場した。そして次の待ち合わせ場所で青い目の魚さん、磯遊人さんと、 そして出航地でgamagureさんと会って、おまけに釣友のjoくんも一緒となり楽しい船旅となった。

鷹島二番と三番の間に四番が覗く。


 ただ、渡船釣具屋と船長からは、私が数週間前から予約した手打を鷹島に変更して貰えないかと 数度に渡る懇願?を受け私も根負けして、目的地を鷹島で承諾した。
 今回手打西磯と聞き、参加して貰った皆さんに心からお詫びを申し上げたいと思います。 現地の渡船が解禁になり値上げして、採算があわないということだと思うが、当日になって 適当な理由で、変更を頼んでくるやり方に、遠来の人達を誘った私としては、ちょっと憤慨した。 不況の時代で渡船の運営も大変だとは思うが、こんな時代だからこそ客の信頼が必要ではないだろうか。


鷹島一番の垂直に切り立った岩肌は思わず被写体になった。

鷹島二番ハナにて


  何はともあれ、ウトウトしていると12時前には、孤島鷹島に到着。波も治まり 私は船長やgamaさんと打ち合わせ、水道向きが可能性が高いと思い、それぞれをポイントに降ろし 私とペトリゥスさんで二番のハナに無事磯渡した。
   ざっとポイントを解説し、ペトさんには、お勧めのポイントに入ってもらった。 小潮の三日月ながらも瀬際はほんのりと光り、海面には夜光虫がポッと輝く。 うっすらと星も輝く夜空に照らされた海面に電気ウキを投入してペトさんから釣りがスタートした。

夜釣りに期待

 やがて私も投入。とりあえずタナは竿一本、殆ど潮は動かない。1号のウキをじっと瀬際に留め パラリとボイルを撒いた。
   暫くして、ウキを消しこむアタリ。あわせたがほんの少しのテンションだけで、6号ハリスがチモトから 切れていた。
   得たいの知れない魚影にちょっとクエスチョンだが、早速針を結びなおし、投入。 またもウキが消し込む。
   しかし今度は、逃がさない。ガツンとあわせて、竿を起こしひたすら巻く。 何と浮かしたのは、ゴーマル確実のオナガだ。白い腹が海面を一瞬割った。しかしすぐさま突っ込みを 繰り返す。何とか浮かせ、ペトさんにタモいれをお願いしたが、タモが海面に入ると同時に痛恨の針はずれ。ゆったりと潜り込むオナガの白く見える魚体を見送り残念だったが、またきっと釣れると実感した。

ペトリュスさんの勇姿。我慢して我慢して、自己記録のオナガを釣り上げた。

これこそ私の求めていた?

 しばらくして再びウキがスッと消えた。 なかなかの引きだが、かまわず強引に浮かすが、何となく魚体が赤い。あれれ?マダイかと思っていると、 ペトさんは「タマミですね」と言う。しかし、ひきずりあげた魚体は、何と私が夏の時期に恋焦がれて追い求めたシブダイしかもシロテンではないか。後の計測で解ったが、シロテン私の最大サイズ55cmであった。 夏が旬の魚で、この時期がどうかは解らないが、是非ペトさんに食べて欲しいと貰らってもらった。
   この嬉しい外道の釣果で、先ほどの悔しいオナガバラシも記憶が薄らぎ幸せ気分となった。
   ペトさんも慣れない初の夜釣りで、クチブトをゲット。眠ることなく釣りを続けている。 私は「いやー5時からが勝負でしょう」と暫く星空でのヘソ天で時を忘れた。
   少し眠ったところで、ごっそり起き出し、竿を出した。何とその一投に早速アタリ! 有無を言わさずごり巻きすると、オナガ。何とか一尾目のオナガ45cm程度を手に入れた。
   うっすらと夜が明けていく。鷹島も手打と同様、昼でもオナガがあたる釣り場だ。 悩んだが、一発をばらしたくないので、私はそのまま3号竿を振り続けることにした。

鷹島の実力とは

 しかし、朝になっても潮はちっとも良くならない。どんよりと右へ左へと回る感じだが、 やっと沖向きに流れ出した。
   私は、タナ竿一本ちょい位のウキをどんより沈ませる潮に潜り込ませ、竿二本位のところで 軽く糸を張った。シュルルと糸が出て、ゴンと乗った。
   浮かせると、またもオナガ、先ほどと同寸のサイズだ。 早速、ペトさんに状況を伝えて、釣り座を勧めると、さすがペトさん、早速オナガをゲット!
   嬉しい1尾を釣り上げた。何とか二人で狙いの魚を釣り、鷹島の実力も垣間見て、少し余裕?が出た頃 二番の水道に乗った、磯遊人さんが気になり声を掛けた。
   夜は流れが速く全く釣りにならなかったとのこと、申し訳ない気分で、自分の釣り場をお勧めした。 暫くして、磯遊人さんが私お勧めのどんよりとした一番向きの水道へ仕掛けを入れた。
   年に50回以上釣行している磯遊人さんの技術はさすがだ。静まり切った海であっという間にほぼゴーマルサイズのオナガを2本釣り上げた。天晴です。

磯遊人さん。奥に奥様「八重ちゃん」。とにかく釣りが上手い。

磯遊人さん怒涛の4発バラシ

 こうなると磯遊人さんの奥さんである八重ちゃんにも何とか釣って欲しいと、こちらのポイントに 呼び寄せた。
   しかし、海は水温も下がったのか、まったく活性を失ったかに見えた。納竿時間も迫り、磯遊人さん達も 真面目に釣りをしているが、なかなか結果が出せないでいた。
   しかし、やがて納竿間近になって、大物のアタリが二人を襲う。ヒラマサらしき青物のアタリや、イシダイのような強い引きのアタリなど。磯遊人さん夫妻で4連続バラシで鷹島の釣りが終わった。
   船に戻ると、残念ながら残るメンバーはダメだったらしい。今回の言い出しっぺとして、突然の企画変更で大変申し訳なく思います。
   また参加予定であった@海豚さんは、残念ながら仕事のため、参加できず見送りと検量にだけのために 港にきてくれて、私のシブダイを「自己新」と計測してくれたこと、本当に頭が下がる思いでした。
   なかなか懲りない@海豚さんは、また5月にきますといい、ペトさんは、思ったより近かったのでまたきますといい、去っていった。楽しいひと時をありがとう。

ゴーマルにも届かなかったが、楽しませてくれたオナガ。



近年、夏場に追い求めるシブダイ。何と自己記録55cm。


本日の結果

釣果; グレ2尾(オナガ44cm,43cm),シブダイ(シロテン55cm)


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