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2008
REPORT

.17


最新の釣行報告 2008年 9月20日21日
鹿児島県下甑島 瀬々野浦コシ瀬


■行 程 2008.9.20
08:30 熊本出発 11:00 阿久根港着 11:30 渡船永福丸 出航
天候 晴れ 中潮 満潮22:00前後(276Cm)波高1.5m
15:00 釣り開始 9.21 07:00 納竿 12:30 熊本着
■同行者 青い目の魚さん
■タックル LOD:がま磯マスターモデルMH53,H53 :がま磯RZ遠投3-53
REEL:ダイワ トーナメント-Z LBD 3000 :ダイワ トーナメント-Z LB 4000   :ダイワ トーナメント-遠投 6000
■渡 磯 鹿児島県下甑島 瀬々野浦コシ瀬
■仕掛け 道糸 SUNLINE 磯スペシャル テクニシャン オシャレ 6号,4号 メーカー不明8号
ハリス SUNLINE ブラックストリーム 3号,5号         トルネード Vハード8号
針 閂マダイ9号,尾長Mシステム8号
泉州ウキ3B(夜釣り仕様),カゴ釣りウキ10号
■使用餌 撒餌;ボイル3角(9kg),オキアミ生1角(3kg)
付餌;ボイル,オキアミ,ムキエビ,キビナゴ

久し振りに青い目さんと

 先週、先々週と磯遊人さんのお世話で鶴見に連続釣行し オナガ、ヤリイカ、イサキと釣れていい気分になっていた。
 丁度、ブログ釣友の青い目の魚さんからもオファがきており、 味を占めてまたもと思うのだが、先週から気になる台風13号が、 やっとこさ九州をかすめて通過したばかり。
 台風後の太平洋の波は要注意だな〜なんて思っているうちに 今年の心残り「シブダイ釣り」のことを思い出して、ちょいと 瀬々野浦の渡船永福丸に電話を入れると、出航の予定という。
 永福丸には「また検討して電話します」ということにして もう暫く天候の様子を見て見ようと思ったのだが、今度は永福丸 から電話
 「tomoさん、行きませんか?」
 「それでは、行きますか!」

 飲み屋と一緒で渡船屋からの電話には、弱い。結局、下甑瀬々野浦に決めてしまう。
 この頃の下甑の状況は全く不明だったが、客も少なく、希望瀬に 乗れると思い、青い目さんと早い時間に待ち合わせ、午後1時の出航に向け、阿久根港にいざ出発。

瀬瀬野浦コシ瀬へ


名礁コシ瀬からウラ瀬を望む。付近はドンブカ。

 丁度出船前に磯遊人さんから電話があり、鶴見に向かうところで うねりの心配もないという。釣果の固い鶴見への未練も残ったが ここは、気分を入れ替えて何とかいい思い出にしたい。
 今回は、夜釣りメインと言っても午後3時には磯上がり予定。青い目さんの石鯛狙いに応えるべく、コシ瀬に乗せてもらうこととした。
 一帯では超一級瀬で私はまだ乗ったことがなかったが、釣友に言わせると「コシ瀬でボーズはまずないよ」と豪語していた期待の瀬だ。

 予定どおりまだ午後3時前にコシ瀬に瀬上がり。足場も良く適度に広いので 一息ついて、早速仕掛けの準備。
 今回は、朝までの釣り方のシュミレーションを考えてきており、午後8時までは、オナガ狙い、以降は、シブダイ、イサキ狙い、それでも釣れない時の深夜帯は、深タナ狙いのカゴ釣りで、シブダイ、マダイ、イサキを狙い、また明け方にオナガ狙いと段階的にやってみようと思っていた。
 カゴ釣りは、もう5年はやっておらず、基本的には、あまりやる気はないのだが瀬々野浦は、ドン深が多く、フカセでは攻めきれない場合も想定してのことで、実績は高い。


丁度、瀬が切れ込んだいかにもポイントにセットされた青い目さんの竿。

期待を込めて

 夜になると面倒なので、私は竿遠投3号にカゴ仕掛けを作ってから、 夕マズメ・オナガ狙い用の竿マスターモデルMHに3号ハリスで釣りのスタートとした。
 一足早く、石鯛狙いで竿だしした青い目さんから「瀬際で水深32mです!」の第一声。さすがドンブカの瀬々野浦だ。
 私はボイルとパン粉のマキエで、浮かせることを想定し、タナ2ヒロからスタートした。


私の釣ったポイント。海面まで約8m位。タモはここでは届かない。

 潮は、ゆったりと右手前に突っかけており、ウワモノでは、不満だが まさに石鯛には打ってつけの潮のように思え、青い目さんに「この瀬で、この潮で石鯛が釣れんはずはないね〜」と激励した。

 釣りだし直後、お約束のイズスミが竿を曲げたが、その後は、広い海とも 音信不通状態。全くの「異常なし」状態が続く。
 青い目さんも色々とタナを探っていたが、小さいアタリはあるものの、 これはというアタリはなく、これまた底物のお約束? でかいアオブーを釣り上げたものの本命は捕らえることが出来なかった。


青い目さんのアオブー。記念撮影後、海にお帰り頂く。

 私も竿2本まで探ったが、残念ながら甑の夏オナガには出会えそうもなく 夜釣りに突入し、竿をマスターモデルHに変更、ハリスも6号で、中層狙いに 変更することとした。

これって幸せだな

 魚は釣れないが、希望のコシ瀬に乗り、海も穏やか、空には満天の星、 流れ星も目にして、不覚にも「これって幸せだな〜」と思ってしまう。
 夜釣りになってやっと、潮の流れが左へ変わる。直感的にこの流れが 良いのではと思い、集中して流した。それでもあたったのはイズスミだけ。
 夜になって青い目さんもフカセをやるが、魚信を捕らえることが出来ない。
 ついに私はカゴ釣りを決断、タナ竿3本半から4本へと狙いを変えた。
 しかし、それでも殆どアタリを捕らえることはなかった。  食ってきたのは、60〜70cmクラスのオオグチイシチビキ(後でweb魚図鑑で確認)と70〜80cmクラスのシイラ(タモに入らずバラシ)とお土産にならない魚ばかり。


オオグチイシチビキ。ある意味、フエダイ科なのでシロテンの親戚?

 青い目さんもフカセを諦め、底物コアラ狙いに変更。しかし、釣れてくるのはウツボばかり。見ていてこちらがめげてしまう。 
 夜明け前になって、どことなく涼しい風が吹く。 こんなにも釣れないのが信じられないが、みっちり午前7時まで竿は出し続けた。
 17時間の釣りで、休憩したのは、30分程度。集中力を欠かすことなく、釣りが出来て、完敗するも気分はよかった。
 考えたら二人で浅ダナ3mから底である30〜40m、中層の10m、20mと全ての 層を釣ってみたのだから、魚は居なかったと思いたい。
 シブダイとは、この夏会えなかったが、気持ちの整理はついた気がした。

 阿久根に戻り鶴見の磯遊人さんに電話すると、またも爆釣とのこと。 あらためて鶴見の魚影の濃さに驚いた。 青い目さんが一言「今、日本で一番釣れているところじゃないですか?」
 「うん。そうかも(笑)。それでは、次回は鶴見に行きますか〜?」 そんな会話をしながら、ガラカブ(カサゴ)を唯一のお土産とした青い目さんと お別れした。次は何か釣りたいね。


「幸せ」といいつつ、疲れ切った私。あえて充実といいましょう^^。

本日の結果

釣果; なし・(リリース魚 オオグチイシチビキ,シイラ)


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