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2008
REPORT

.18


最新の釣行報告 2008年10月4日5日
大分県鶴見 小バエ・長ウド・小バナ


■行 程 2008.10.4
08:30 熊本出発 12:00 梶寄港着 12:00 渡船みや丸 出航
天候 晴れ 中潮 満潮22:26前後(200Cm)波高1.5m
12:30 釣り開始 10.5 11:00 納竿 17:00 熊本着
■同行者 磯遊人さん・八重ちゃん
■タックル LOD:がま磯マスターモデルMH53 :がま磯インテッサGV1.5-53
REEL:ダイワ トーナメント-Z LBD 3000 :ダイワ トーナメント-Z LB 4000
■渡 磯 大分県鶴見 小バエ・長ウド・小バナ
■仕掛け 道糸 SUNLINE 磯スペシャル テクニシャン オシャレ 4号 ブラックストリーム2号
ハリス SUNLINE ブラックストリーム 3号,2.25号
針 剣華X9号,尾長Mシステム7.25号
泉州ウキ3B(夜釣り仕様),G5
■使用餌 撒餌;ボイル1角(3kg),オキアミ生4角(12kg)
付餌;ボイル,オキアミ,ムキエビ

鶴見釣行で経費節約!?

 午前8時、磯遊人さんご夫妻と合流。いつものキャンピング仕様 のラクチン磯遊人号に乗せて貰って、一路、鶴見梶寄港を目指す。
 釣りの話は尽きず、あれよあれよという間に餌の買い込みも終わり 予定通り正午には渡船、みや丸に乗り込む。
 今回は、オナガの期待が持てる磯をってことで、磯遊人さんに磯選び をお願いする。
 オナガとなると半島側がかたいかもと、日曜の当番瀬である小バナが 空いていたので、とりあえず予約して、それまで大島側で様子をみようと いうことになり、大島では名礁小バエが空いているとのことで、 即小バエで、オナガを狙ってみることとなった。
 ちなみにみや丸の渡船料は、日帰りでも瀬泊まりでも5,000円、当番瀬でも 5,500円とこのご時勢でとてもリーズナブルだ。加えて大分は餌が驚くほど安い。 沖アミ3kg1角が300円を切る価格。釣行費用が安くて、場合によっては、離島 なみに釣れるという磯釣師にとって夢の楽園なのだ。



グレメタルで見えグレ狙い?

 さらに今回は、オナガ用にダイワから出た金属ハリス、グレメタルを 試してみようと、仕掛けをポケットに忍ばせてきた。
 竿は、1.5号53、道糸2号、ハリス2.25号に、30cmほど1.75号のグレメタル シーグリーンを結び、ゆっくり釣り開始。
 磯遊人さんから薦められた、小バエの権現バナ向きの角で狙ってみることにし た。  年間50回も鶴見の磯に通う磯遊人さんのポイント説明は的確だ。  少し、沖目を狙うといいですよと云われ…、流れに沿いマキエを足元に入れる と瀬際で大型のイズスミが数尾、海面近くまで、マキエを拾ってくる。
 よくよく見ると何となくオナガっぽい白い尾びれも見えた気になって 解説に反して狙ってみる。
 しかし、翻弄されるばかりでなかなか食わない。
 後で聞くと、小バエの名物だそうだ。暫くやってみるが、百戦練磨の見えグレ 相手では私に勝ち目はなさそうだったのでどうしたものか考えていると 側で、沖目狙いをしていた八重ちゃんがいいアタリをとらえたものの、バラシて しまう。

小バエにてオナガ

 そこで大バエ向きを釣っていた磯遊人さんも、権現バナ向きにポイントを替え 、参戦!
 私も狙いを沖目に変えてみたが、どうもグレメタルとの相性が悪いのか、アタリ を捕らえることが出来ない。
 しかし、すぐにかなりいい型を磯遊人さんが、連発で惜しくもバラシ。 雰囲気は、いつでもオナガがアタリそうな緊張感に包まれ、釣師の感というか、 出そうな雰囲気がプンプンとしてきた。


磯遊人さん連続バラシ!まさにオナガ。

 そして、その緊張感のなか、八重ちゃんの竿が見事に孤を描く!お見事なやり取 りで上がってきたのは、ゴーマルオナガ。精悍にハナ付近が盛り上がり、大物の風格 があるグレだ!八重ちゃんのオナガレコードだそうで、本当におめでとうございま す!


八重ちゃんの釣り上げたゴーマルオナガ。

 おっと、八重ちゃんを祝ってばかりいられない。
 貴重な地合を逃してなるものかと、私も投入を繰り返すが、30cmまでのコナガ ばかり(泣)。
 まだまだ未練が残ったが、やがて潮が変わり、釣りにならなくなるとのことで 瀬泊まりまでの少しの間、コバナの隣の長ウドで、オナガ狙いをやろうというこ とになった。

長ウドにて

 長ウドには、竿とバッカンのみ持込み、他の道具は、渡船に残し、早速釣り開 始。
 貴重な夕マズメ、さっきの仕返しをと、勇んで投入するも、潮が動かず、魚が食 ってくる気配がない。
 磯遊人さんは、潮の流れを見ただけで 状況がつかめたのか、竿も出さない。 それでも3人でしばし、綺麗な夕焼け空に見とれ、ああ、これも釣りの楽しさな んだとあらためて感動した。


長ウドでの夕日は、ロマンチックだったが…。

小バナにて

 結局、長ウドでは、ロマンもなく、午後6時過ぎに当番瀬である小バナに磯代 わり。
 荷物の移動で、疲れも出て、潮の流れもいまひとつだったため、またも八重ちゃ んの振舞ってくれるフライパン焼肉や野菜炒めで、夜の宴会となった。
 美味しいウインナーなども頂いて、ビールやチューハイを飲み、すっかりいい 気分。


いつもご馳走になりま〜す!!

 天気もまずまずで、よもやま話にも花が咲き、釣りを再開したのは、もう午後9 時を回ってからだった。
 ご夫妻には、いつも美味しいものを有り難うございます。

夜の3連発事件

 さて、私はほろ酔い気分で足元もおぼつかないので、お勧めポイントは、移動 が大変なので安全な船付きで、ひとりで釣らせて貰うこととした。
 ここは、以前も一度釣ったことがあるが、逆潮で、全くだめだった経験がある 。
 しかし、今回は、潮がほんのり、ゆったりと回る感じで、何か釣れそうな雰囲 気があった。
 餌はひんぱんに取られるので、ボイルに変えた。アタリがとれるようになり、 まずは、お決まりのミニイサキをゲット。前回よりは、型も良く、塩焼きサイ ズだ。
 しかし、侮れない。
 その後、気を抜いて、座り込んで釣りをしていると、いきなりの1号ウキを引き 込むアタリ!
 マスターモデルMH53が、ドンと頭を下げた。  じっと耐えたが、そのまま竿はギシギシと頭を下げ、スッと反り返った。痛恨 のハリス切れだ。
 オナガには思えなかったが、感覚としては、3キロオーバーのタバメかイシダ イという感じだった。鶴見では初めての夜の大物に出くわしたことで、とても興 奮し、思わず、磯遊人さんにも報告した。
 そして、再び釣場に戻って、万全の体制で、仕掛けを送り込み、なんとなく誘 っていると またも過激なアタリ!これもギシギシと竿が悲鳴を上げている。今度こそはと、 丁寧にあしらうが、グン!と引いたところで今度は、針はずれ(泣)。
 それからは、またミニイサキのアタリが続いていたが、何と3度目の大物のア タリ! 今度こそ、正体を暴くべく、丁寧にあしらおうとするも、大物はじんわりと磯際 に迫り、足元で動かなくなる。ウキ上で、瀬際に潜られて、結果道糸の瀬ズレにて、仕掛 ごと、飛ばしてしまう。
 何ということか3度目の正直もなし。ある意味、鶴見の夜釣りで初めての正体不 明の大物 とのやりとりにも感動しつつ、正体も暴けなかった自分自身の非力さにもあきれ 、仕掛けも飛んだところで、磯遊人さんに「敵討ち」をお願いした。
 しかし、その後は、そのようなアタリもなく(3度もバラセばある意味当たり前 か?)疲れだけが出てきたので、皆で休憩。またも八重ちゃんの作ってくれたチャンポ ンを食べて、ポツポツ降り出した雨の中で、夜明けまで仮眠を取った。



24時間耐久レースの果て

 うっすら夜が明けてきて、最後の戦いに燃えるが、海の状況は、かなり沖合い を本流が流れるも、なかなかひかれ潮が出ず、竿3〜4本先では、アタリが出ない状態。
 おまけに雨も降り出し、仕掛けが飛ばず、グレもかかっても、コナガどまりと いったところであった。
 磯遊人さんは、上手く遠投用のウキに変更し、沖合いの本流を捉え、40cmのオ ナガを引きずり出したが、マキエとの同調も難しく、後が続かなかった。 八重ちゃんは、釣れれば大型イズスミと、手を焼いて、ポイントを変えていたが 、そこでもイズスミで、半ば呆れ顔となっている。
 なんやかんやで、午前11時となり、雨も本降りとなったので、早めの納竿と した。




 結果、前日小バエでの八重ちゃんのゴーマルオナガが、光っていた。また、磯遊 人さんも 最後に小バナにての超遠投での40オーバーオナガを釣り上げ執念を見せた。
 私は、コナガに加えてミニイサキばかりで、結果を出せず、夜釣りでの3発バ ラシが悔やまれる結果となった。
 やはり違いは、二人の場合、狙いの明確さと、そのための仕掛修正がやはり確 実でその点が、私には不足していたと思える。漠然とした釣りではいけないというこ とを、次回への課題とした。
 恐らく鶴見のオナガも終盤戦であろう。次はものにしたいものだ。

私のショボイ釣果。みかねてか?磯遊人さんから、良型オナガ&イサキを頂く^^。

本日の結果

釣果; コナガ・ミニイサキ少々


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