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2008
REPORT

.21


最新の釣行報告 2008年11月29日30日
鹿児島県下甑東磯


■行 程 2008.11.29
08:30 熊本出発 11:30 阿久根港着 12:00 渡船未来丸出航 15:00 下甑島東磯到着
天候 曇り時々雨 大潮→中潮 満潮20:04前後(251Cm)波高2.5m
16:00 釣り開始
11.30 12:30 納竿 15:30 阿久根着 19:00 熊本着
■同行者 joさん&tomo・N原さん&M田さん・T永さん&K材さん・磯遊人さん&八重ち ゃんさん・N島兄さん&N島弟さん 以上10名
■タックル LOD:がま磯マスターモデルH53,がま磯マスターモデルMH53 がま磯インテッサGV1.75-53
REEL:ダイワ トーナメント-Z LB 4000    ダイワ トーナメント-Z LBD 3000
■渡 磯 鹿児島県 下甑東磯 ハナミの奥
■仕掛け 道糸 SUNLINE テクニシャン 6号,4号 ハリス SUNLINE ブラックストリーム 6号,3.5号
■使用餌 撒餌;オキアミ生4角(12kg),ボイル沖アミ1角(3kg),パン粉4kg
付餌;オキアミ,甘エビ,コアジパック

下甑下見ツアー企画

 夏の鶴見オナガフィーバーも終わり、早くも年末から来年に向けての大物オナ ガに気分が高まって、とりあえず下甑の下見でもしようかと、釣りクラブ員を中 心に声を掛け、メンバーを集めていた。
 8名以上集まれば、1泊2日の手打・片野浦チャーターが可能ということで募 集したが、10名の釣師が集まり、楽しみな釣行となった。
 今回は、クラブ員以外にもプログ釣友の磯遊人さんご夫婦も参戦して頂き、期 待したもののなかなか天気が回復しない。
 船長と話して何とか手打の東磯なら乗れるとのことで、土曜後朝集まり、阿久 根港を久し振りの未来丸で正午に出航することとなった。


未来丸。片野浦と手打早崎周辺、手打東磯が主な範囲だ。

予想通りのシケ模様

 ある程度予想はしていたが、風速10メートルの冬型天候のなか、未来丸は出 航。私は、船の前の船室にいたが、波揺れだけでなく時折、強いバウンドも予想 されたので、たまらず、操舵室に避難して、船長と話ながら時を過ごしたが、揺 れが酷く、軽い船酔いのため、操舵室の床で、横になった。
 少し眠ると船酔いも納まり、船も上甑を過ぎる頃には、甑列島の東側に入り、 心なしか揺れも小さくなり、これなら何とか釣りになりそうだと安心した。
 下甑長浜周辺を過ぎ、いよいよ瀬の選択だが夜釣りと安全を配慮して、船長と 協議、メンバーは、ジャンケンで瀬上がり順を決めた。
 まず、N島兄弟から瀬渡し。しかし、N島兄さんがなかなか甲板に姿を見せな い。実は、酷い船酔いでグロッキーだったらしい。 やはり波乱の幕開けだったが、次は磯遊人さんご夫婦、船長の「オナガが釣れる ところは、あるけどね〜。足場が悪いから…」の一言でオナガスイッチが入り、 私ならとても乗らないような狭い滑り台のような磯に乗られた。
 後は、手打魚港の周辺に順に乗る。こんな日は、オサン瀬も無理とあって、私達 はjoくんお気に入りのハナミ瀬の奥に下りた。
 ここは、一度降りたことがあり、足場は、まあまあなのでとりあえず安全に釣 りをすることは出来そうだ。


手打ハナミ瀬の地磯。俗称ハナミの奥。手打東磯は無名磯が多い。

海の恵みは有るのか

 さて、狙いは、大型オナガ。時折、突風の吹く中、夜釣り用の仕掛けを先に作 ってから、夕マヅメ用の仕掛けを作った。
 竿は、オナガを意識して、マスターモデルのMHに4号ハリスを結んだ。
 お神酒代わりのビールを垂らし、釣り開始。
 早速、アタリがあり、MHが頭を垂れたが、ゴリゴリと巻いていたら、残念な がらフックがハズレ軽くなった。
 その後もアタリがあり、チモト切れもあったが、3発のバラシのあと、やっと 浮いてきたのは、イズスミ。ひょっとして、先ほどのバラシもこれだったかもと も思えた。


右のハナレ瀬がハナミ瀬。宴会が出来そうに足場が良い。ホントは少し右に鷹島が見える。

 午後4時過ぎに釣りをしたが、アッと云う間に暗くなっていく。暫く、ケミホ タルで頑張ったが、風も納まらないため、完全夜釣り仕掛けとして、竿をマスタ ーモデルH、ウキを電気ウキ1号、ハリス6号の仕掛けに変更した。
 そうこうしてると隣で釣っていたjoくんが、シブダイのシロテンをゲット!小 ぶりだが、美味い魚なので、よいお土産を確保している。
 私にもアタリが!あまり引かず、労せず浮いたが、どうやらグレっぽい(笑)。
 釣り上げてみると45cmのクチブトであった。
 狙いは、オナガであるが、とりあえずグレが釣れてひと安心、まだ夜中ではな いが私は、休憩が多くなった。多分、翌日の昼まで1時間単位で5度程、横にな った 勘定だ^^。
 夜と云えど、風は、あまり納まらず、時折雨まで降ってくる。雨に起こされて は、竿を握り、また疲れて仮眠してを繰り返す中、再び42cmのクチブトを捕獲。
 午前4時頃からオナガを期待して、竿を振り出し、午前5時半まで頑張ったが 、風が強いため、竿を持つ右手首の腱鞘炎が酷く痛みだした。たまらずまた休憩。 寒さを凌ぐため、カップ麺を食い、コーヒーを沸かし、熱心に釣りを続けていたjo 君にも無理やり休憩させた(笑)。  

日曜日は海況良好

 さあ、いよいよ朝マズメだ。例によって仮眠して、朝仕掛けに変更して竿を出 す。手首が痛いので、竿は、インテッサGV175-53に変更、ゼロウキにハリス3.5 号で臨むこととした。
 ほんの少しだが、風も治まり、よい感じの流れとなっている気はするが、食っ てこない。おかしいな〜、この感じなら釣れるはずなのだが、そう思いながら、 浅目から深目まで、狙っていくが、殆どエサも取られない。
 そうこうしていると、午前8時になり、未来丸がやってきて、一緒に各磯を見回 りに行こうってことになり、私も船に乗り、見回りに行くことにした。
 さすが磯遊人さん達は、狭く足場の悪い磯に係らず、ゴーマルクチブトや型の 良いアオリなど、釣っている。また、T永さん、N島兄さんは、見回りの途中で 竿が曲がっていた。聞いてみると、ボーズは居ないようで、企画者として、一応 ほっと胸を撫で下ろした。
 さあ、いよいよ日曜昼までの釣り再開だ。私も磯に戻り、早速竿を握った。


私の釣り座。足場が良いので比較的楽に釣れる。

いい感じなのに

 潮はいい感じで流れている。これで釣れない筈はないのだがと首を傾げたくな る状況。jo君も私も二人で首をかしげるばかり。
 それでも潮が変わればと、最後の力を振り絞ったが、午前10時頃の潮変わりを 過ぎても一向に異常なし。
 ゼロウキをトロトロと竿4本まで入れてみてもエサが残る始末。海が澄み水温 が下がっている感じだ。
 結局、朝からお手上げ状態で、少し早めの納竿とした。結局、私は夜釣れたグ レ2尾のみで終了。joくんもシロテンとクチブト1尾での納竿となった。


joくんも苦戦。シロテン1尾とクチブト1尾でボーズを免れる。

 その後、回収の際、未来丸で皆の釣果写真を撮られていたが、瀬ムラもあった ようで、磯遊人さんご夫婦は、例によって?爆釣、N島さん兄弟、T永さんとそ こそこ釣っていた。幹事としては、何とか救われた気持ちであった。
 港に着くと、上甑で釣り大会とのグレ武者さんご一行が、磯遊人さんのお出迎 え。話に花を咲かせていた。

 下甑手打東磯周辺、時期になると大型オナガもでるところだが、やはりちょっ とまだ早い気がしたが、ますます今からのシーズンが楽しみになる釣行であった 。


辛うじて釣れた夜グレ。

本日の結果

釣果; クチブトグレ45cm,42cm2尾


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