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ちょっと韓国レポート
2002.4.25〜4.27

 写真はソウルの昌慶宮(チャンドックン)。
ソウルに着いた翌日、午前中、ゆっくり王様の宮殿、昌慶宮 を散策したあと昼からぶらりと東大門(トンデモン)を目指して歩く。
 王様の砦は東西南北にあり、特に東大門と南大門(ナンデモン)は 庶民の商店街として栄えているらしい。
 しかし、初めての韓国は思っていたよりうまく歩けなかった。 ごみごみした庶民の町へ入るほど、店の看板はハングル語のみ。 英語表記もなく、多くの店は入口中から店内が見えない。 全く何の店が立ち並ぶ一角なのか解らなくなって、ふと立ち止まる。

「そう言えば、なんの予備知識もなく、来てしまったなぁ。」  なんて、苦笑いしながら、とにかく飯食って出直そう。ええいと、 そこにあった飲食店に飛び込んだ。
 観光客などとても寄りつかない一見怪しく見えるその店。 メニューもハングル語全く読めない。何とか、店の女主人風と身振り手振りで 冷麺を注文。これが美味い。韓国ならではの麺の味だ。
 その後、目的地を南大門に変更して、店の人達に色々と聞く。 言葉は、通じないが、お茶を振る舞ってくれたり、タクシーを呼んでくれたり ただの通りすがりの客を 感動的にもてなしてくれた。
 この一件以降、韓国がさらに素晴らしく見えたのは云うまでもない。 この後、ちょっと怖い南大門をぶらついて、今世界的にも有名となった「NANTA」 を観る。 これは、包丁やモップなんかを打楽器代わりに演奏したりする若い男女のショー なのだが、劇仕立てになっており、とにかく素晴らしいエンターテイメント。 2時間近くの全力投球の4人の芸に感動して涙が出た。
 ナンタの感激を残したまま、近くの焼肉屋でお決まりのすき焼き風焼肉 「ブルコギ」を食い、飲む。韓国焼酎がなかった店は、うるさい酔っぱらいの戯言を 聞き入れ、主人自ら焼酎の買い出しに行ってくれる。 とにかく、人情味溢れる人達ばかりなのだ。楽しい人達とのふれあいにお腹も心も 一杯になった1日だった。
 
 ソウルの中心ではWサッカームードになっていたが。そこそこ反日感情も有るだろうと 思ってやってきた韓国。 予想以上に人のやさしさに触れた。あまりにも単純な「ああ、同じ人間なんだ。」 ってことに、感動させられた。おもちゃ箱のような街。ソウル。
 余談だけど、ここの男はさすがに全員徴兵に数年行っているのでみんなガッチリ。 ちょっと怖い(笑)。 まさにおもちゃ箱の中心、南大門を歩くと、この大男達から取り囲まれるんだよ。 「おにぃちゃん、皮ジャン。どう?」なんて。
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