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■8.28 ぺいあのPLUS ライブリポート■

 午後7時。今夜は ライブ当日だというのに なんと俺達は 練習スタジオにいた。 ドラム君が練習したいというので みんなつきあった。 みんなそれだけ実感していたんだ。ここまできてあまり出来 がよくない事を。 今年3月に居酒屋「瑞亭」でライブして5ヶ月後。曲は僅かに 二曲増えただけ。しいて良くなったと思えなかった。


オーディション?
しかも数週前、ライブハウス「ぺいあのPLUS」でオーディションを 受けにいった。 すごく洒落た店で ここのオーナーは、ギターリスト。壁には 全面にギターが掛けられている。 店は奥行きが深く、グランドピアノが置いてあるステージには、 所狭しとドラムやアンプ類が並べられていた。
 そして、その日はロックバンドが遅くまで演奏しており、俺達は 深夜に4曲演奏した。もう返しのモニターも切られており 自分たちの演奏も聞こえない状態で しかもカダガタのリズムで 肩を落として演奏した。
 店からは、どうぞやってくださいと云われたが このまま出演するのか すごく迷った。自分達の演奏に落胆し こんな状態で客に聴いて貰っていいのか考えたら 夜眠れなかった。
 たまたま 仕事が忙しくて数日たった。なんとなく気分的にいい意味で 居直ってきた。どうせだったら楽しくやりたい。精一杯を聴いて 貰いたいと思えるようになっていた。

ぺいあのPLUSのステージ

ライブの当日
 8月28日、当日を迎えた。俺達は練習スタジオをちょっと早めに 出て 腹ごしらえするために ライブハウス「ぺいあのPLUS」 へと急いだ。
午後9時過ぎ。ビールを二杯ばかり流し込んだらもう演奏の時間が 迫っていた。お客は50〜60人。満員ではないが、そこそこ 入っている。せっせとセッティング・チューニングをして演奏を始めた。

PM9:30
1.午前3時夜のブルース
2.生き方を変えるんだ
3.BUSU BLUES
4.冷たくしないで
5.Businessman Blues



ブルースハープを吹くTOMMY


PM10:30

1.チャンス
2.今夜は二人きり
3.人生は暗闇
4.street angel blues
5.あいつがいない

 本番は、音響もばっちりだった。 結果は、正直、今自分達の実力の100%出せたと思う。特に実力以上のものが 出せた訳ではないが、時には実力の半分も出ない時もあるのでよしとしよう。
 最後まで聴いてくれたお客様。本当に有り難う。 そして、ぺいあののNさん初めほかの皆様有り難う。


アロハのTOMMYは妙にR&Rっぽい

一晩にもうステージ
 終わって暫くメンバーで飲み、我々は次の店を目指した。 それは、「M・ROAD」という小さいライブバーだ。そのうちその店で やりたいと思っていたので下見を兼ねてそのまま二次会替わりに 飲みに行く。
 小さくてなかなかいい感じ恐らく20名位しか入らないような、カウンターと ボックスが2、3個といったキャパ。マスターと話しも弾み、楽器も持参していたので 突然やらせて貰う事に。4曲を演奏。客と演奏者の距離はもう殆どない。 音も直で聴きやすい。なかなか雰囲気のある店。




 ここでは、ごくプライベートな 秘密のライブもいいかも知れない。 結果として楽しい夜となった。 俺達は、またメラメラと次のライブへの闘志を燃やしている。



RG/I.T Ds/E.S BG/K.A




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