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大分鶴見 ゴンゲン＆マド
〜なんとかダルマに片目を〜
| ＤＡＴＥ | 2001.06.02 若潮 満潮 06:00/00:00 波高1.0m 西の風 |
| 渡 船 | ＭＩＹＡＭＡＲＵ 午前１時梶寄港出航 午後５時納竿 |
| 渡 礁 | ゴンゲン 瀬替わり マド |
| 同行者 | turumikuroさん |
| タックル | がま磯プレシード1.5号5.3m／リール トーナメントＸ2500LB |
| 仕掛け | ミチイトフロート2.5号／ハリス３〜１．７号 ／ウキ 雲水ウキ２Ｂ〜Ｂ KZR-０号／針 伊勢尼６〜４号・一発グレ６〜５号 |
鶴見大島の磯一番奥に見えるゴンゲン
まさに窓。右の先端が釣座 |
今シーズンへの終止符
私の釣りは、大体１０月から始まって翌年の５月に終わる。それをシーズンと呼んでいるが 今シーズンは、その終わり方を迷っている。 何となく終われない位、いい想い出がないのだ。こうなるとどこでどう止めるかが問題 になってくる。迷える魂達をいかに鎮めるかなのだ（笑）。 そんな訳でゴーストのように誰それに「簡単に釣れるとこ、知らん？」なんて聞いたりして 最後まで、行くのか、止めるのか、どこに行くかなんて決められなかった。 迷いの果てにturumikuroさんにメール。乗せて行ってあげるとの返事。 「よしっ！乗りまーーす！」一発決定。鶴見には過去二回行ってまだクロを釣ってないのだ。 なんとか鶴見でダルマの目を開けて終止符を打ちたいと願った。 快調に車を飛ばし予定通り午前１時の船に飛び乗った。しかし、磯は先客でいっぱい。 すごい人気である。turumikuroさんはビシャゴを希望したが、空いてない。ゴンゲンに渡礁した。 |
窓の釣座。沖に出る潮に期待したが…。 | 水温低し？ 渡礁すると、すごく風が気持がいい。焼酎を飲みしばらくturumikuroさんと四方山話をする。 こんな楽しい一時は女性には理解できないだろう。少し寝るともう夜が明けていた。 早速準備に取りかかる。 ここは、水道側は、本流のような流れと、ワンド状になったところが釣り場になっていて 私は、本流を選び、撒き餌を打ち。 潮はかなり速い。足元にチラリとクロが覗いて期待も高まったが、とても仕掛けを 止めておけそうにないところに顔を出す。 案の定、足元に仕掛けは止められない。沖目を何度も流す。しかし反応は感じられない。 あっさり本流を諦め、turumikuroさんと同じワンド側から本流に潮が引かれないギリギリの ポイントへと狙いを切り替えた。竿一本位をゆっくり流しているときか。 ウキが揉まれるように入る。じっと我慢しているとスーと入ったんで 半信半疑にアワセを入れる。あれれ、良型クロだ。あっさりと鶴見でクロに会える。 ダルマの片目に黒目を入れた気分である。 「よかったですねー。」turumikuroさんの祝福を受けるが、それっきり続かない。 オジサンが釣れ出した。 せっかくだからホンカワハギとガラカブ（カサゴ）はクーラーに納めた。 しばらく、休憩していると船が来た。「turumikuroさん、船が来たすよ！替わりませんか？」 すっかり寝ていたturumikuroさん。「うーん、もーちょっと粘りましょうよ。」 船長が声を掛けてきた。「替わろうか。」「どっか空いてるの。」と気のない返事のturumikuroさん。 「マドが空いてるよ。」「じゃ、替わりまーーす！」えっ、？？はいはい。 「いやー、マドなら替わりますー。」 |
渡船ＭＩＹＡＭＡＲＵ梶寄港にて。
なんとかクーラーにはクロが。 |
マドは開かず 瀬の名のとおり、窓のようにぽっかり穴が空いて、その先端が釣座になっていた。 隣がダンバナなのだ。鼻の空洞部の先端がマドになっている。 昼から潮が替わるから期待できるよとの船長の言葉にやる気を出し、撒き餌を打つ。 色々と手を替え、品を替え流してみる。 しかし暑い。一向に釣れそうな気配がない。 気温とは裏腹に、エサは冷たい。水温は低いのだ。 こんな時こそ、スルスル釣りの練習をと思い、ＫＺＲを装着し、練習気分で流す。 turumikuroさんがブダイを上げている。うーん…。もう終わりなのかな。 ４時に諦めて、竿を置く。 もう６月。後はミロクガニを残してシーズンが終わろうとしている。 ちょっとセンチになりながら帰途につく。まあ、やっと三度目にして鶴見で１尾でも釣れた。 よしとしよう。turumikuroさん有り難う。 |
釣果； クロ１尾（800ｇ）ホンカワハギ２尾 ガラカブ２尾
胃袋の中身； クロのカルパッチョ
今回の反省；
・ゼロスルの流し方が今ひとつうまく行かない。
・ウキの変更が遅かったように思う。気が付いたら即座に実行しなければ。
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