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■またも豪雨のなかで
前回のショックも消えぬまま、ミロクガニの魅力に引き寄せられる
ように釣行計画。今回は夢釣人の面々が一緒なので心強い。
例によって深川釣具にてカニを予約。前回流したスカリとロープも
ちゃんと買った(笑)。
朝8時に出発、しかし、すごい雨。とても釣りの出来る状態じゃない。
このまま降っても、磯に上がるの?みんな決して釣らないとは云わない。
恐るべき好き者達なのだ。
しかし、不思議だ。牛深に着く寸前、豪雨はウソのように止み、
カラリとした青空まで時折顔を覗かせる。おいおい、そんなに
日頃の行いのいいメンバーいたあ?
七夕だし、彦星がいきな計らいをしてくれたのかも知れない。
■さあ、条件は最高!
さすがに雨で磯は人が少ない。
マネキにT瀬会長、 にM崎、K原さんと降りる。
私とT永さんは、平瀬に降りる事にした。
平瀬に立つT永氏
ベタ凪というほどではないがうねりがあり、磯際は、かなりサラしている。
潮は、いい感じで払い出しているように見える。
ミロクカニをパラリと蒔いてみる。なんか良い感じで沖に向かってる
ように見える。都合良く風も追い風で釣りやすそうだ。
T永さんともう待てなくなって、一時には、もう竿入れ。
シカケは、いつもと違って、ハリスを3.5ヒロ取り、ハリス側にウキを固定
でセット。いつも棚変更に即座に対応できるようにした。
■おーい。お魚ちゃん、いるぅ?
ヒトヒロ半でウキを入れた。ロギ(ハマフエフキ)が釣れるのはご愛敬のような
ものだ。
しかし、手前も沖も掛かるのはロギばかり。
ちょいと本命風のアタリ。
ツンと竿に乗る。しかし、しばらくするとテンションが下がる。
牛深名物?のエメズ(学名は知らないが牛深ではこう呼ばれている。)
これは、食っても美味いのでお持ち帰りに。
「あれっ、沖に跳ねたっ!」魚(多分、スズキ。)が二度程、
とても届きそうにもない沖に跳ねた。どうもクロには見えないが、
投げても届かない。
また、手前にポイントを替えた。
しかし、そこまでだったのだ。
カニでアタリがないなんて考えてもいなかった。
その後全く、アタリが無くなった。竿一本まで棚を深くしてみたが
アタリはない。平瀬は元々浅いんで、それ以上には、深く
釣る気にはならなかった。
一緒に釣っていたT永さんの竿が足元で曲がったが、ブダイ。
どうもクロの気配は感じられない。
■私のシーズンもいよいよ終了
カニでドラマが起きないなんて…考えられない。
そう、全く考えられない事だった。何のドラマもなく、そのまま納竿を
向かえてしまった。
回収すると、T会長がマネキでクロにスズキ、チヌと釣っていたが
20名近くいて、その他の客のクーラーにクロの姿は、見えなかったのだ。
釣具屋に戻るとカニが堅くてクロが食わないとの話も。
実際はどうなんだろう。来週はYAHOO!の牛深オフ2。是非、バンバン釣って
もらって、単なる海の条件が悪かったと思いたい。
実はなぜか、この日愛用のリールが回転不良となる。こりゃ修理だな。
ううう。昨年の11月からの私の磯釣り今シーズンは、全くいいところもなく
とりあえず、これにて閉幕としたい。
といっても、「磯の昼のフカセクロ釣り師」を停止するという意味で
夜釣り、波止釣りなどは、この類ではない。
もちろん、そんな訳でその他の釣りは何なりとやるが、
磯の昼のフカセクロ釣り師は、恐らく、また10月に復活となるでしょう。
ああ、秋磯が楽しみだなあ。
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